マーケティングのインターンとは?どんな人に向いているの?詳しく解説!!
目次
はじめに
現在大学生で就活を控えている皆さんの中には、インターンに参加することを考えている方が多いと思います。しかし、多くの業種があり、長期インターン、短期インターンなど様々な種類があり、それぞれどのようなことを行うのかがいまいちわからない人も多いのではないでしょうか?そこで本稿では主にマーケティングのインターンについて細かく解説を行いたいと思います。皆さんの就活における第一歩のきっかけになることを願っています。
マーケティングインターンとは
そもそもマーケティングとは「リサーチ」や「広告宣伝」、「データ分析」など広い意味を持っています。マーケティングインターンとはそれらの活動を「就業体験」してみようというものです。長期、短期インターンの違いとしては、短期の場合は企業やマーケティング業界に関しての説明というものが多く、スキルを身に付けるというよりは「企業をアピールする」ことに力を入れている場合が多いです。反対に長期インターンの場合は、短期インターンのように企業や業務についての説明が中心ではなく半年間以上の長期間にわたり業務を行うというものです。その間は会社で働いている社員とほぼ同様に扱われ、同じレベルでの業務が求められます。学生の間から、そのような環境に身を置くことで早い段階から経験やスキルを身に着けることができることが大きなメリットと言えます。
マーケティングインターンの主な仕事内容
WEBマーケティング
WEB広告の運用
様々な商品やサービスを世の中の人に知ってもらうため、リスティング広告やバナー広告等を用いた広告運用を代行します。リスティング広告とはGoogleやYahoo!で検索したキーワードに応じて検索画面の上や下に表示される広告のことです。バナー広告とはwebサイトを閲覧しているときに表示される画像型の広告です。その他にもInstagram広告、Facebook広告などの様々な広告媒体を用いて、広告を運用します。広告を運用するとは、広告の作成、分析、改善、クライアントに対してのレポーティングを指します。この一連の流れを、より効率の良い広告を作成するために繰り返し行います。
メディア運営/SEO対策
メディア運営のメディアとはECサイトやブログSNS等を指し、これらを運営することをメディア運営と呼びます。メディア運営を行う目的としては会社や商品のブランディング、人材の採用、広告費をかけずに自社サービス、商品を宣伝できることです。業務内容としては、コンテンツの立案、ライティング、校閲、場合によってはインタビューなど多岐にわたりす。 SEO対策とは検索エンジン上でサイトを検索結果に上位表示させる対策のことです。上位表示させることによりサイト訪問者を増加させ、サービスや商品購入を促すことを目的としています。業務内容としては、コンテンツの改良が主になります。
WEB解析/サイト制作
WEBページを分析しどのような人が訪れて、どのようなページに興味を示し、どのような時間帯に多くアクセスが集まったか、どのページを閲覧中にサイトを離れたかなど様々な情報を分析しサイトの問題点を見つけ出す作業をWEB解析といいます。 サイト制作とは新規のWEBサイト制作や、既存のWEBサイトの改善、記事の追加等を行います。
企画
企画とは消費者にどのようなニーズがあるかを考え、商品やサービス、それらを販売するマーケティング手法を考えることです。マーケティングが、商品やサービスの流通・販売の戦略を実行することに対し、企画は商品やサービスそのものを設計することを指しており、消費者のニーズや競合他社を分析し、どのような需要があるかを考えます。
マーケティングを中心に行う会社のインターンとしては、広告配信やアクセス解析の結果から消費者にどのような需要があると考えられるかをクライアントに提言するなど、間接的に企画に携わる業務が想定されます。
マス広告
マス広告とは、マスメディアと呼ばれる主要情報媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)に掲載する広告全般を指しており、国内総広告費の4割弱を占める非常にインパクトの大きい手法です。
デジタルマーケティングのインターンでは、直接関わることはほとんど無い領域ですが、メディアミックスと呼ばれる広告媒体を横断したプロモーションの際にテレビCMと連動してWEB広告を配信するといった形で間接的に関わるケースがあります。
その他には、WEBサイトのアクセス解析をする際にマス広告の効果を理解しておくことも重要です。特にテレビCMは強烈な認知効果があり、CM放送初日にサイトのアクセス数が大きく増えるといったことはよくあります。
WEB広告だけでなくマス広告も実施しているクライアントと接する際は、マス広告と連動した提案ができるようにどういった特徴があるのかを調べておくとよいでしょう。
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マーケティングインターンをする3つのメリット
リサーチ力が身につく
マーケティングインターンを行う上でリサーチ力は必ず求められます。徹底的に調べ、統計を取ることをリサーチと呼び、どんな角度からどれだけのデータをまとめることが出来るか、それらを総合してリサーチ力と呼びます。ビジネスを通して高いリサーチ力の習得が可能となります。
数字をもとにした分析力が上がる
マーケティングを行う上で数字をもとにして、今後の分析、アウトプットを行う必要があります。数字が出て大方の概要をつかむだけでなくそのデータをどのように使うかという能力もインターンを通して磨くことが出来ます。
マーケティング以外のビジネススキルも磨くことが出来る
目標、目的達成能力
インターンを行う上で常に自分の目標が何なのかを見定め、その目標に向かう力を身に着けることが出来ます。
コミュニケーション能力
会社の内外問わず、多くの人とコミュニケーションを取ることは社会人にとって必要になってきます。普段用いる言葉とは違う、ビジネスシーンに適した言葉を身に付けることが出来ます。
タイムマネジメント能力
インターンを行う中では時間を管理し、生産性を高めることが求められます。言い方を変えると、自分自身の仕事を管理し遂行する能力もインターンを通して養うことが出来ます。
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Web系のインターンで得られるスキルと参加するメリット
マーケティングインターンをする2つのデメリット
スケジュールの調整が難しい
大学生はインターンを行うと同時に、学業と両立させる必要があります。また、自分の都合だけでなく、仕事の締め切りの時間、打ち合わせなど時間に追われることも増えます。相手の時間に合わせる機会もふえるためスケジュールの調整が難しくなります。
短期でのスキル習得が難しい
長期インターンは短くても3カ月からであることが多く平均すると半年ほどになります、短い間でのスキル習得を目指すのではなく、長期的に教育していくことを前提として募集している会社がほとんどなので、すぐにスキルを身に付けることは難しいです。
マーケティングインターンに向いている人の特徴
能動的に動ける人
能動的に動くとは決まった事項に従うだけでなく自ら考え行動することを指します。ビジネスシーンにおいて、自分の頭で考え、先読みして行動することは大変重要になってきます。普段から物事を深く考え、次にすべき行動を予測して行動している人はインターン先の職場でもその能力は大いに生かされるでしょう。
数字に強い人
難しい計算問題を解くことが出来る能力や決算書を書くことが出来る能力などを数字に強い人と呼ぶのではなく、数字の背景を読み解き、正しく用いることのできる能力が備わっている人を数字に強い人と呼びます。言い換えるなら、数字をもとにした論理的思考能力がある人のことです。
思考の柔軟性がある人
思考の柔軟性がある人というのは様々な事象に対して先入観がなく向き合える人のことを指します。初めて耳にすることや自分と反する意見でも必要に応じて変更を加えながら物事を進めていける人は思考の柔軟性があると言えます。
マーケティングインターンならデジタルトレンズへ!
もしあなたがマーケティングのインターンに興味があるなら「デジタルトレンズ」のインターンがおすすめです!本稿を執筆している私も実はインターン生です。デジタルトレンズのインターンではWEB広告運用、WEBコンサルティング事業、WEBメディア事業の業務を経験できます。社員同様の業務内容を任され、責任やプレッシャーを感じる場面も多々あり、厳しい環境です。しかし、そんな厳しい環境であるからこそ成長があります。私自身、インターンを始めて毎日、新しく学ぶことばかりです。大学生の間にそのような環境に身を置けるなんてとても幸運なことではないでしょうか?厳しい環境に身を置き成長したいと願うあなたの応募を待っています。
まとめ
長期インターンシップの業務内容をみてあなたはどのように感じたでしょうか?
就職活動やその後を見据えて早くから経験を積むことは自身の大きな強みになります。
また、実際に業務を行うことで自分の向いていること、そうでないことを発見でき、自分を見つめ直す良い機会にもなります。
あなたの前に長期インターンを行うチャンスがあるなら、新しい環境に飛び込んでみてはいかがでしょうか?