メールマーケティングとは?5つの種類とメリットデメリットを解説

更新日:

投稿日:2021.10.13

メールマーケティングとは?5つの種類とメリットデメリットを解説

メールマーケティングとは一体何かご存じでしょうか?現在SNSからの情報発信が一般的です。それに対しメールマーケティングは、一昔前のマーケティング手法といわれています。 そんな中最近は、SNS以上の効果が期待できる手法として見直されています。では、メールマーケティングとは一体どんなものでしょうか。 今回は メールマーケティングとは・5つの種類・メリット・デメリット についてわかりやすくご紹介します。

メールマーケティングとは一体何か?

メールマーケティングを一言でいうと「Eメールを使ったマーケティング手法」のことです。メールの歴史は長く、普及率が高く、端末さえ持っていればだれでも必ず1つ以上はメルアドを持っているほどです。これからいえることはEメールは、SNSの数倍のユーザー数が存在しているということです。

実は、毎年全世界で102.6兆以上のメールが配信されているといわれています。 ところでツイッターやフェイスブックなどのSNSはプラットフォーム内でのやり取りしかできません。

それに対しメールはプラットフォームに関係なく、メルアドさえあればだれとでもやり取りをすることができます。 そのため、SNSでは足元に及ばないほどの最強のマーケティングツールとして使うことができます。

さらに最近は、次々に新しいマーケティング手法が開発されており、メールマーケティングを見直す気運が高まってきています。

メールマーケティングが再注目されている3つの理由

アメリカのデジタルマーケティング会社の調査によると、現在世界規模でメール配信マーケットが拡大していると伝えています。その数なんと、毎年10%以上のペースといわれています。最新のデータによると、2022年には126.7兆通に達する勢いとのことです。

こちらでは、メールマーケティングが再注目されている3つの理由についてご紹介します。

❶顧客への効率的な営業ができる

1つ目の理由は顧客への効率的な営業ができるからです。メールは「開封」「未開封」「クリック」「配信停止」など、あらゆるユーザーのアクションが配信者側で可視化できます。 そのため顧客への効率的な営業ができやすい環境にあります。

またメールはユーザー数が桁違いに多く、だれでもメルアドを1つは持っており、電話番号に比べると獲得コストが少なくて済むので、アクティブなマーケティングツールとして使えます。

❷顧客エンゲージメント向上につながる

2つ目の理由は顧客エンゲージメント向上につながることです。メールマーケティングをすることで、顧客がどんな点に反応して、どんなアクションを起こすのかが配信者側からわかります。

メールマーケティングは、顧客エンゲージメント向上と非常に相性が良く、顧客への定期的で、効果的なメール配信をすることで、企業・ブランド・商品・サービスなどへの「愛着」につながる効果があります。メールマーケティングを使った顧客エンゲージメント向上は不可欠な施策です。

❸長期的な信頼関係を築ける

3つ目の理由は長期的な信頼関係を築けることです。メールマーケティングはユーザーに対して「パーソナライズ(ユーザー最適化)」「ターゲティング(マーケットフォーカス)」したりすることができます。

メールの配信後、ユーザーがアクションを起こすことでセグメント化でき、データを元にユーザーが長期的に継続的に欲しくなるメールを送り、長期的な信頼関係を築くことができます。 こちらでご紹介した3つの理由から、メールマーケティングは再注目されています。

メールマーケティングの5つの種類とは?

メールマーケティングには5つの種類があります。こちらでは5つについての特徴をお伝えします。

❶メルマガ

メルマガとは、メールマガジン(メール型雑誌)のことで、情報を一方的に大量に継続的にユーザーに発信するメールマーティングのことです。最も有名なメールマーケティングの1つです。

❷ステップメール

ステップメールとは、あらかじめ決められたスケジュールにそって、段階的に送られるメールマーケティングのことです。戦略的で、計画的なメールマーケティングです。

❸ターゲティングメール

ターゲティングメールとは、セグメントごとにユーザーを絞って配信されるメールマーケティングのことです。ターゲティングメールが、特にメールマーケティングの中で効果が高い施策といわれています。

❹リターゲティングメール

リターゲティングメールとは、将来顧客になりそうな見込みユーザーに対し、ユーザーのアクションや反応をきっかけにメールを配信するメールマーケティングのことです。リターゲティングメールもメールマーケティングでは効果が高い施策の1つです。

❺休眠発掘メール

休眠発掘メールとは、休眠中のユーザーを掘り起こすメールマーケティングのことです。こちらは全体的にユーザー数が減った時に行われる施策の1つになります。

メールマーケティングのメリット

メールマーケティングのメリット・デメリットをご存じでしょうか?こちらでメリット・デメリットについてそれぞれわかりやすくご説明します。

メリット❶ 始める資金がかからない

1つ目のメリットが始める資金がかからないことです。メールマーケティングは、ほとんど資金をかけずに始めることができます。そのため、資金に余裕がないスタートアップ企業、中小零細企業でも始めることができます。

メリット❷ 簡単にスタートできる

2つ目のメリットが簡単にスタートできることです。メールマーケティングは、顧客リスト・コンテンツの2つがあればすぐに始めることができます。他に比べると難易度が低く、参入しやすいマーケティング手法です。

メリット❸ データ化でき、結果判定ができる

3つ目のメリットがデータ化でき、結果判定ができることです。メールマーケティングはあらゆる点でデータ集積・構築と相性が良く可視化することができます。そのため、メール配信後のアクションや反応を見ることで、施策の結果判定がやりやすい手法です。

メールマーケティングのデメリット

デメリット❶ ユーザーがアクションを起こすコンテンツを作る必要がある

1つ目のデメリットがユーザーがアクションを起こすコンテンツを作る必要があることです。コンテンツ自体を作ることは簡単ですが、ユーザーがアクションを起こすコンテンツになると簡単ではありません。どんな点にユーザーが反応して、アクションを起こすのかを理解しなければ作ることは容易ではありません。

デメリット❷ 長期で続けるほど、難易度が上がってくる

2つ目のデメリットが長期で続けるほど、難易度が上がってくることです。スタートした時は、コンテンツのネタがたくさんありますが、長期になるほどネタが枯渇してくるので難易度が上がってきます。新しいネタを仕入れたり、新しい経験を積む必要があります。

デメリット❸ ユーザーの興味からはずれると、受信拒否される

3つ目のデメリットがユーザーの興味からはずれると、受信拒否されることです。メールの一番の難関が受信継続です。ユーザーはコンテンツに興味があるうちは受信継続してくれますが、コンテンツに興味がなくなるとただのスパムになるので簡単に受信拒否されます。

まとめ

今回は メールマーケティングとは・5つの種類・メリット・デメリット についてご紹介させていただきました。 今回の記事のポイントをまとめると

今回の記事からいえることは、メールマーケティングは他のマーケティング手法に比べると難易度が低く、初心者には絶好のマーケティングということがいえます。 ぜひ、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

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