【採用担当が解説】長期インターンの面接で見られているところとは?
目次
自己紹介
・2019年 4月 青山学院大学入学
・2020年 7月 株式会社デジタルトレンズに入社
現在入社1年1か月目です!
メディア事業部で自社メディアの運用を行っています。 その他にもインターン生の採用担当を担当しています。
はじめに
長期インターン参加のために避けて通れないのが「面接」です。 企業の面接経験が少ない学生にとって、どのように対策を練ればいいかわからないでしょう。
面接はどのような流れで行われるのか。 面接官からどのような質問されるのか、どのように下準備すればいいか。 などの不安を持っている学生は多いと思います。 この記事では面接の流れや事前に準備するもの、よく聞かれる質問について説明します。
長期インターン面接の流れとは?
ES(エントリーシート)提出
長期インターンを申し込む第一歩がES提出です。 ESの内容をみることで、企業は”自社に合う人材なのか”を見極めていきます。
ここで注意してほしいことは募集要項をよく読んだ上でESを書く必要があるということです。 例えば募集要項に週3日、1回5時間~など確保してほしい時間を示している場合に 「週2日、1日4時間働きたいです。」とESに書いても通過はできないでしょう。
ESをよく読み、企業がどんな人材を欲しているか掴む必要があります。
一次面接
一次面接では、ESの内容と本人が合致するのかどうかを確認します。 したがって、ESに記載したものとズレが生じないよう、十分に対策してください。
また第一印象やビジネスマナーなど基本的なところをチェックされます。 二次面接に通すためふるいをかけているので、身だしなみや振る舞い、言葉使いに注意です。
基本的な部分を徹底し、評価を落とさないようにしましょう。 この学生と働きたいと思わせることが肝心です。
二字面接
面接回数が増えるだけ、面接官の年齢や役職が上がってきます。 一次面接よりも経験豊富な面接官が、より深い質問で、学生を選考しようするでしょう。
そのために、より深掘りした自己分析と企業分析が必要です。 それをふまえた上で「どうなりたいのか」を意識して対策します。
例えば「入社後何をしたいのか・どんな成長をしたいのか。」 入社した”未来”が、描けているかが重要になります。 長期インターンに参加したい意志をしっかりと伝えましょう。
最終面接
最終面接では、採用するか否か判断する権限を持つ面接官が選考を行います。
そこで、自社に合致した欲しいと思える人物像であるか、深く観察されます。 最終面接で注意したいのが「〇〇なビジョンを達成していくためには、具体的にどう進めていきますか」と深く切り込んだ質問されることです。
一次・二次面接で準備したものをよりブラッシュアップすることが必要です。
長期インターン面接の前に準備すること
自己分析
自分を分析して己を知っておきましょう。 質問されて、つじつまが合わないことやあいまいな返答にならないようにするためです。
企業がどのような質問をしてきてもいいように下準備していきます。 そこで自分の性格や人柄、能力など深く掘り下げることをおこないましょう。
・過去の成功・失敗体験
・保有スキルや資格
・実績や経歴
これらをたくさん書き出して、網羅していくことが重要です。 このように自分と向き合うことで、自然に自分の強みや弱みが見えてくるものです。
注意が必要なのは、大枠の記憶を書き出したら、一つひとつをさらに細かく思い出して書くことが大切です。 例えば大枠を「TOEIC800点」、詳細を「毎日2時間の英語学習と通学中にリスニングしてきたこと」のようにまとめます。 面接だけでなく、ES攻略にも必要な分析です。じっくり考察して自分と向き合ってください。
企業研究
インターンする相手企業はどのような会社であるか、研究しておきましょう。 必ず自社についての知識が問われるので、誤った返答をしないためです。
企業の「事業内容・仕事内容・経営理念・サービス」などに目を通し、使えるものは試しておくことをおすすめします。 具体的に「公式HPやニュースに目を通しておく」「展開しているサービスを利用する」「リリースしているアプリを使ってみる」などを活用してインプットしておきましょう。
インターン先を知っておくことは必須です。
コツコツと情報取集しておくことをおすすめします。
当日の確認
・服装
指示がない場合は、基本的に私服またはビジネスカジュアルになります。 意識することは「清潔感」「その服装で勤務できるか」ということです。
・時間
当然ですが遅刻は厳禁。社会人として時間厳守は最低限のマナーです。 時間を逆算し、15分前には着くようにしましょう。
・場所
事前に最寄りから面接先の経路を確認し、どれくらい時間がかかるか把握しておきましょう。 少し分かりづらく、複雑な場所にあれば早めに向かうことをおすすめします。
・持ち物
指定がなくとも筆記用具は持っていきましょう。
上記の4点は必ず企業に連絡するようにしてください。
【面接対策】よく聞かれる質問3選
今までの経験
質問の意図
⇒その学生がどのような経緯で挑戦し、目標を達成したのか。 困難に直面したとき、どのように改善して乗り越えたのかを知りたい
過去の経験をふまえ、自社の仕事でどのように活かせるのか”再現性”が求められています。
そこでつぎの方法でエピソードと企業に沿える回答を準備しましょう。
・まずは自分の経験の中で、頑張ってきた分野やエピソードを書き出す。
・企業研究をおこない、その企業内で応募する(やりたい業務)業務に的外れにならないエピソードを選ぶ。
・エピソードの結果、企業や業務のどこに活かせるか考える。 美談ではなく「失敗して何を学んだのか」「どんな方法で困難を乗り越えたか」など成長や改善エピソードだとなおよいでしょう。
志望動機
質問の意図
⇒学生が会社の事業内容をしっかりと把握するために下調べをしているかどうか。 自社で働きたい理由と実現したいものが明確で、やる気のある学生を選びたい
質問の意図をふまえて考えると、以下に示す対策しておくと良いでしょう。
・その企業が展開している主力商品・サービスはなにか。新規に展開した事業内容は、なにであるか強みを理解しておく。
・自分の挑戦したいことを明確にするためにも、事業内容を理解して、実現させたい理由に根拠をつける。
・志望企業が業界内でどのような位置づけであるか。規模や業態を把握することで大まかにイメージを掴む。
正直ここまで対策している人は殆どいません。逆にこれらの対策をねっておけば合格しやすいでしょう。
熱意
質問の意図
⇒どれだけインターンに対してやる気があるのか知りたい
長期インターンする企業の働く期間は平均6ヶ月、時間は平均週3日以上の一日5時間以上が多いです。また土日も勤務できる場合があります。特に個人向けの営業だと土日の勤務が多いです。
そのため、もし働く余裕があれば「土日を含め、たくさん出勤ができる」ことを伝えると採用率が上がります。
インターンシップは社会経験やスキルアップを目的としています。 企業としても多くの経験を積んでもらうことは会社利益にもなります。 たくさん出勤する旨を伝えることで、あなたの”やる気”を評価されます。 学業が疎かにならない程度に、働ける日数と拘束時間を伝えておきましょう。
【体験談】長期インターンの面接官として大切にしていること
採用担当として面接で学生の方に聞いていることや大切にしていること、また、実際に自分が入社する際の面接で意識していたことは、「学生がインターンをする目的としてデジタルトレンズで頑張る理由があるかどうか」ということです。
デジトレのインターンは社員同等の裁量権をもらって仕事ができたり、学生では体験できない責任感のある仕事を任せてもらえるという点では非常に意義のある環境だと感じています。 一方で、なんとなくアルバイト感覚で「空いた時間でやってみたい」というようなスタンスだと大変な環境でわざわざ学生という大切な時間を割いてまで働く必要はないのではないかと感じることもあります。
なので、面接で意識していることとしては「長期インターンを行う目的は?」というところは大切にしている部分です。 面接は緊張すると思いますが、できるだけ学生さんの率直な将来の目標や学生の間に頑張りたいことを聞きたいのでリラックスして臨んでいただければと思います。
起業したい方、将来のために早くからビジネス経験を積みたい方や、他の学生と差をつけておきたい方、業界は決まっていないが、困難を乗り越えたというやり切った経験をしたい方にはデジタルトレンズのインターンがおすすめです。 一度応募していただいて、面接でお会いしましょう!
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