【最新版】Amazon広告の特徴や種類・費用まとめ

更新日:

投稿日:2020.08.30

【最新版】Amazon広告の特徴や種類・費用まとめ

この記事を読んでいるあなたは

・Amazon広告を始めたいけど詳細が分からない…
・Amazon広告のメリット・デメリットを知りたい
・Amazon広告の種類を知りたい

とお考えではないでしょうか?

この記事ではAmazon広告の未経験・入門者の方に向けて、Amazon広告を実施するコツやポイントを紹介しています。

この記事を読んだ後には、Amazon広告出稿の準備ができる状態になっていると思いますので是非最後までご覧ください。

Amazon広告とは?

Amazon広告とは、数億種類の品揃えをするインターネット通販のAmazonが運営する広告のことです。Amazonに商品を登録したとしても必ずしも検索上位に表示されるとは限りません。

そこでAmazon広告により、検索上位に表示されるようにするというものです。広告代理店の方も知っておくといいでしょう。

Amazon広告は、出品者が出すことで流入機会を上げることもできますが、出品者以外も出すことができます。

Amazonは購入目的を持ったユーザーが多く、楽天とともに代表的なインターネット通販です。モバイルだけで全国で4000万人ものユニークビジターがいるので、運用・販売するのに大きなチャンスです。

Amazon広告の特徴とは

Amazon広告の特徴・仕組みとはどんなものがあるのでしょうか。メリット・デメリットともに見ていきます。

購入意欲の高いユーザーにアプローチ可能

Amazonに来ているユーザーは既に何かを買いたいと思って訪れています。つまり購入意欲の高いユーザーにアプローチするというメリットがあります。

リスティング広告の場合には、購入目的で検索している意外にも、その商品のことを知りたい時や、周辺知識を求めて検索していることがあります。しかしAmazonの場合には、購入しようと思って検索しているのです。

Amazon広告は、そのような購入意欲の高いユーザーにアプローチすることができるため、費用対効果がいいと言えるでしょう。

購入までの経路が短い

Amazonにログインしているユーザーであれば、個人情報などの入力が必要無く、ワンクリックで購入が可能です。そのため購入までの経路が短いというメリットがあります。

つまり適切なターゲットに、商品の魅力を伝えることができれば、CVR(Conversion Rate)はかなり高くなります。

それはユーザーがスマホで、商品を検索してから購入する確率というのがとても高いからです。

購買データを基にしたターゲティングが可能

Amazon広告は、商品の閲覧履歴や購買履歴のデータをもとにした「購入見込みのあるユーザー」に絞った配信が可能という仕組みがあります。代理店として嬉しい特徴でしょう。

Amazonの購入履歴にとどまらず、Amazon以外の購入履歴や商品閲覧などのデータから購入見込みのあるユーザーにターゲットを絞ることが可能になっています。

閲覧や購入履歴からターゲットを絞ることができるAmazon広告は、非常に協力な広告配信になることは間違いありません。

例えばあるユーザーが最近、テレビに関する商品の閲覧をしているとするともうすぐテレビを購入する可能性が高いことが分かります。そこでそのユーザーに対して最新のテレビを紹介すれば、購入確率が高まる訳です。

一般の全てのユーザーに配信するのではなく、そういった閲覧履歴・購入履歴からターゲットを絞り配信することで高いCVRを得ることが可能です。

競合商品を検討しているユーザーにアプローチ可能

ユーザーが検索するキーワードに対して、広告を出稿することが可能なので、競合の商品名に対して広告を出すことができるのです。ここが、売上を伸ばすコツでありポイントになるでしょう。

競合商品を検討しているユーザーも、自社の商品を購入する確率は、一般に配信するよりも高くなります。

例えば、育毛剤の商品を検索しているユーザーは薄毛に悩んでいるため、同じような育毛効果のある炭酸シャンプーを紹介すれば購入する可能性があります。

クリック課金形式

Amazon広告は、リスティング広告と同様にクリックされる度に課金されるクリック課金形式です。そのため、広告予算が少なくても実施することが可能です。

ターゲットを絞って配信したとしても、クリック課金形式であるため、興味の無いユーザーに対しては広告費がかかりません。

興味を持ってクリックしたユーザーの時だけ、広告費がかかるためとても経済的です。

Amazon広告のデメリットとしては、認知目的や潜在層を獲得するのには向いていないことがあるでしょう。

Amazon広告の種類

Amazon広告の種類はどのようなものがあるでしょうか。

種類

Amazon広告の種類は次のようなものがあります。

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告は、主に検索結果画面に表示される広告の事です。ユーザーの検索キーワードや、カテゴリー、ブランドを指定して検索結果に表示されます。

広告をクリックするとその商品の詳細ページへと移動するのです。クリエイティブは、Amazonに登録している広告主の商品ページから自動で生成されるので、便利でしょう。

スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告は、ブランドロゴとカスタマイズ可能な見出しとともに最大3つの商品をAmazon検索結果に表示させることができるものです。効果としては、ブランドの認知度をアップさせることができます。

広告をクリックするとAmazon内の専用ランディングページ、あるいはブランドストアへリンクされるのです。

スポンサーディスプレイ広告

スポンサーディスプレイ広告は、Amazon詳細ページに表示させることができる広告です。オーディエンスと予算を設定してしまうと、クリエティブは自動で生成されるので、簡単に効果的な広告運用をすることができるでしょう。

競合他社の商品から自社の商品への流入をすることができます。あまり広告費をかけられない場合には、おすすめの広告です。

ストア

ストアは広告主のブランド専用ページを無料で作成できるものです。複数のページにわたるホームページを作成することができます。

サイトデザインは、カスタマイズすることができるので、自社のブランドイメージをしっかり伝えることができるでしょう。自社のブランディングイメージを壊さずに広告したい場合におすすめです。

ディスプレイ広告・動画広告

ディスプレイ広告・動画広告は、Amazon内に表示される商品告知をすることができる広告です。インプレッション課金で、かつてAmazon Media Group (AMG)と呼ばれていた広告です。

ディスプレイ広告は、「Amazon内のトップページ」「検索結果画面」「商品詳細ページ」「決済完了ページ」に掲載可能となっています。

カスタム広告

カスタム広告は、デジタル広告だけでなくライブイベントとの連携や、Amazon商品の梱包内にチラシを入れることで広告をすることができるものです。

インシップ広告(チラシ)は、最低出稿量は100万円からで最低部数も10万部からとなっており、ブックカバー広告は、最低出稿量は150万円からで、最低部数は10万部からとなっています。

AmazonDSP広告

AmazonDSPは、Amazon限定ユーザーへのアクセスにより、Amazon内外のネットワークに配信が可能となっています。

日本全体で月間6500万人もの人にリーチすることが可能です。基本的には、インプレッション課金となっています。

広告主は、Amazon内で商品を販売している企業と、自動車メーカーや金融会社などのAmazon内で販売していない企業です。

ターゲティングの種類

ターゲットの種類をやり方

はじめ方とともに見ていきましょう。入門者でも分かるように説明しています。

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、ユーザーの検索しそうなキーワードを登録する方法です。

Amazonの検索窓に現れるサジェストを参考にすることが、ユーザーの意図を掴むコツです。また一般的なリスティングの方法を応用することもポイントになるでしょう。

商品ターゲティング

出品する商品に似た商品やカテゴリ、ブランドを選択する方法です。

「こういう商品を買う人は、こういう商品も買うだろう」と予測して行うのがポイントです。例えば、Kindleを購入した人は、Kindleカバーも購入する可能性が高いというようなイメージです。

ライフスタイルターゲティング

閲覧・購買履歴を元にライフスタイルを予測し、ターゲティングする方法です。

毎週お酒のおつまみになるようなものを購入している人は、毎週お酒を楽しんでいると予測することができます。そのようなユーザーにお酒の広告を配信することが可能です。

エリアターゲティング

47都道府県別にターゲティングしていきます。地域に特化した、購入傾向というものがあるため、エリアターゲティングが有効となる場合があるでしょう。

北海道ならば、他の地域より早い時期からストーブの広告を配信することが可能となります。

デモグラフィックターゲティング

年齢や性別、年収、職業、既婚未婚によるターゲティングを行う方法です。

子供向け成長飲料を広告したい場合には、年齢が30代~40代の男女に配信すれば、対象の子供を持った親に広告を配信することで効果が上がるでしょう。

ニューカスタマーターゲティング

最近はじめてAmazonで購入した人をターゲットに行う方法です。

具体的には、90日以内にはじめてAmazonで購入した人を対象に広告を配信します。Amazonを利用する上で便利な商品などを広告するのに適しているでしょう。

成果を出す!運用のポイントとは

成果を出す運用のポイントとはどんなものでしょうか?

商品ページを充実させる

ユーザーのほとんどは、1ページ目で判断するため、最初の商品ページが最適化しているものである必要があります。

具体的には、商品名、商品画像、箇条書きについて工夫することがポイントです。

商品名については、規約を守りながら、キーワードを入れて内容が伝わるようなものである必要があるでしょう。

商品画像は、クリック率に大きな影響を及ぼすもので重要です。次のようなことに気を付けます。

商品箇条書きについては、内容が伝わるようにできるだけ詳細に書くようにしましょう。

キーワードの最適化

Amazon広告ではキーワードの最適化を行うことが大切です。ニーズに合ったキーワードかつ、マッチタイプの調整をしっかりとしていく必要があります。

ニーズを調べ、どのようなキーワードで検索するのかを調査するといいでしょう。ちなみにAmazonのマッチタイプは、Googleのマッチタイプのように類義語や同意語、タイプミスまでカバーしてくれません。

Amazonでキーワードを設定する場合には、類義語やタイプミスなどのキーワードも考慮して入れる必要があるでしょう。とはいっても、全て自分で準備しないといけないかというと、キーワードの設定のときにAmazon側が推奨キーワードを提示してくれます。

1ページ目に表示させる

広告は、1ページ目に表示させる必要があります。なぜなら約7割のユーザーが1ページ目しか見ないとうデータがあります。

どんなに素晴らしい商品であったとしても、2ページ目、3ページ目にあるとそもそもユーザーに見てもらえなくなってしまうのです。

そのため、多少クリック単価は上がりますが、できるだけ上位に表示させて方がいいでしょう。

そして商品が売れていくと、上位にあがりやすくなるので好循環を生むことができます。

Amazon広告のはじめ方

Amazon広告の始め方は、大まかに次のような流れです。

・Amazonアカウントを作成する
・Amazonへの出品申請・商品登録
・広告設定

確認しておきたいのが、「ベンダー」と「セラー」のどちらになるかです。それぞれによって出稿の方法が変わってきます。

ベンダーは、Amazonに商品を卸している卸業者のことで、セラーはAmazonに出品している小売業者です。

中でも最もメジャーなスポンサープロダクト広告の方法について見ていきましょう。スポンサープロダクト広告の出稿の流れは、次の通りです。

・セラーセントラルに入る
・「広告」→「セラー広告」をクリック
・「広告設定画面」をクリック
・キャンペーンの作成

この時の入力項目は、以下の通りです。

広告掲載の開始日や終了日は、季節と関係ある場合には設定するようにしましょう。1年中売れる商品の場合には、終了日を設定する必要はありません。

まとめ

Amazon広告のポイントとしては、購入意欲の高いユーザーにアプローチ可能であったり、購入までの経路が短いという特徴がありました。

Amazon広告の種類は、次の7つがあります。

Amazon広告を使う場合には、商品ページを工夫して、検索1ページ目に表示させるようにする必要があるでしょう。

当社では、リスティング広告やSNS広告運用のノウハウを元に、Amazon広告も扱っておりますので、もし何かご不明点等ございましたらお気軽にご連絡ください。

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