【人材業界事例付き】リスティング広告のCPA相場・運用ポイントについて解説!
当社ではこれまで様々なお客様の集客支援をさせていただいておりますが、その中でも優れた実績を残してきた業界の一つが、人材業界向けの集客支援です。
新規の就職や、転職を考えている方向け、人材登録へと導くリスティング広告や、その他のWeb広告手法で一定の結果を収めてきました。
ここではその実績と成功のノウハウの「一部」や、事例について紹介したいと思います。
目次
当社の人材業界リスティング広告CPA実績7選
【実績1】新卒求人サイト
- 施策:Googleリスティング広告
- 成果指標:面談予約(無料)
キーワードや配信条件のブラッシュアップはもちろん、広告文章やその飛び先となるページ(LPのブラッシュアップも重ね)お客様にご満足のいただける効率にまで数字を改善してきました。
当社の場合、LPのどの部分をユーザーが見ているかといったヒートマップ分析も重要視しており、ツールを使い分析を行いますが、費用は当社負担で無料でご提供させていただいているケースもございます。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥1,023,140 | ¥791 | 1,293 | 72 | 5.57% | ¥14,210 |
【実績2】経理人材求人サイト
- 施策:Googleリスティング広告
- 成果指標:転職サービス登録
こちらは新規の運用案件で、開始初月から上記の効率で集客を実現しています。
一般的には広告運用に際し、2~3か月程度のPDCA期間が必要とお伝えしていますが、人材系の場合の注意するべきポイントを押さえていますので、運用当初から一定の効率を納めることが可能です。
またリスティングだけでなく、Facebookなどの配信手法も掛け合わせており、こちらは少し登録単価が上がってしまいますが、狙いたい属性の登録者の獲得にも貢献しています。
(※下図はリスティング広告の事例となります)
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥605,432 | ¥307 | 1,974 | 38 | 1.97% | ¥15,604 |
【実績3】タクシー転職サイト
- 施策:Google/Yahooリスティング広告
- 成果指標:転職サービス登録
中・小規模の企業が多い業界で企業名の固有名詞で検索するユーザーが多かったため、「企業名×給料」などのキーワードを中心にCV獲得に成功しました。
ただし、キーワードによってはサービス登録後の成約(転職成功)が悪いものもあるため、広告媒体上の成果だけでなく、実際の売上に直結する部分まで追っていく必要があります。
弊社では、アドエビスといったツールを活用し、実際のオフラインデータと照合させて、売上に最適化する運用も対応させて頂いております。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥962,919 | ¥82 | 11,813 | 43 | 0.36% | ¥22,393 |
【実績4】工場・倉庫求人サイト
- 施策:Google/Yahooリスティング広告
- 成果指標:求人応募・新規サービス登録
年齢・性別・世帯年収・地域など既存顧客データの傾向を分析して、最適な配信設定をすることでCPA改善に成功した事例です。
また、獲得できるキーワードゾーンが拾いため、積極的なキーワードの追加検証、マッチタイプ部分一致の活用、レスポンシブ検索広告(RSA)の効果検証を行うことで、CPAを維持しながらCV数の積み増しを可能にしたケースです。
大手競合も多い領域につき、定期的に競合の広告出稿量や配信広告文などを分析し、競合優位性を訴求した広告文/LPの改善提案といった対応までさせて頂いております。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥1,219,435 | ¥148 | 8,266 | 99 | 1.2% | ¥12,329 |
【実績5】ベンチャー特化型転職サイト
- 施策:Googleリスティング広告
- 成果指標:転職サービス登録
「ベンチャー」のかけ合わせキーワードに徹底的に絞り込み、広告文側でもベンチャー特化の転職サービスであることがわかるよな文言を使用することで、クリック率やCVRの引き上げを実現できた事例です。
また、初期フェーズは手動入札で慎重にスタートさせ、CVデータが一定数蓄積できたタイミングで自動入札に切り替えたことで、無駄なく最適化することに成功しました。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥453,472 | ¥807 | 562 | 29 | 5.16% | ¥15,637 |
【実績6】製造系エンジニア転職サイト
- 施策:Google/Yahooリスティング広告
- 成果指標:転職サービス登録
CPAの高い領域につき、CVデータを十分に蓄積させるには莫大な予算が必要となります。そのため、マイクロCV(登録フォーム遷移)を設定し機械学習を最適化を図ることがCVR・CPA改善できた事例になります。
フォーム内で離脱するユーザーが多かったため、定期的にEFOを実施することでもCVR改善を実現しました。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥4,012,553 | ¥251 | 16,015 | 147 | 0.92% | ¥27,296 |
【実績7】フリーランスエンジニアの案件紹介サイト
- 施策:Google/Yahooリスティング広告
- 成果指標:会員登録
コアターゲット率が高いキーワードを中心に配信設計し、マイクロCV(完飲登録ページへの遷移)も計測しながら運用調整を行いました。
入札単価が高いキーワードも入札できるよう、品質スコアの改善も月次で行い、CVR対策としてLPO、EFO対策も並行して行っております。結果、CPAが合う範囲内での獲得件数を増加できました。
弊社では、広告運用面の最適化のみならず、LPやフォームなどのサイト改善も合わせて解析・改善提案させて頂いております。
広告費 | CPC | CTs | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|---|---|
¥5,941,551 | ¥515 | 11,541 | 189 | 1.64% | ¥31,437 |
運用ポイント1:キーワードは幅広く、業務内容なども含めて
人材紹介、人材業界向けの集客の場合、獲得できるキーワードは幅広いです。
地域名を掛け合わせたキーワードはもちろん、「事務」「経理」などの業務だけでなく「ホール」「レジ打ち」など業務の中身まで含めたキーワードでの検索数も一定量有ります。
その他にも「転職」「求人」だけでなく「正社員」などなど多岐にわたっていますが、どのキーワードが効率が良いかなどはしっかりと検証を行う必要があります。
ジャンルによってもまちまちですが、それぞれの業界特性に合わせて、上記のキーワード別の傾向はもちろん、LPの訴求内容にも、一定の効率の差、傾向があります。
この点をしっかりと分析をしていくことが重要です。
運用ポイント2:年齢などの絞り込みで効率的に獲得を
また当社にご相談を頂くお客様で、過去に運用をされていた場合に「獲得は取れる費用対効果が見合わない」といったお話を頂く場合も多いです。
この場合は特に年齢層でのセグメントが緩いケースが多いです。
具体的には年配の方であればあるほど獲得効率が良いケースが多く、結果的に登録者の半数以上が年配の方であるケースも散見されます。
年配の方の獲得が決して悪いというわけではありませんが、年配の方であればあるほどこれまでの経験などが重要視されるため、未経験者の獲得が、最終的な就業決定につながる確率はもちろん低くなってしまいます。
この様なユーザーに対しては、在籍業界や、ポジションなどを指定して集客をできる配信手法を選択し、できる限り経験豊富な即戦力人材を獲得することが重要です。
一方で年齢の若い方は、対象にする競合サービスも多く、獲得効率は少し悪化してしまいます。
ただし未経験でも一定の就業決定に至るケースが多いことから、多少獲得効率が悪かったとしても、最終的に収益面で利益を生み出してくれるケースも多いです。
このように、施策ごとの特徴を生かしながら、どの年齢層をどの様な手法で獲得していくのか、さらにはそこからの就職決定率などをしっかりと分析しながら運用を行うことが重要です。
運用ポイント3:案件数が多い場合は動的検索広告も
サイト内で案件数を多数表示している場合は、その案件の中から自動的に案件を選んで配信をしてくれる動的検索広告(DSA広告)も効率的に配信が可能です。
ただし、リストの設計やアカウント設計にも工夫が必要です。
一つの例が優先的に応募を獲得したい案件に、応募が寄らないといった場合などがあります。
また、魅力的な求人が少ない時期や、特定の求人が定員オーバーとなるケースもあるため、LPを使ったリスティング広告配信と併用しての配信が好ましいです。
人材業界リスティングなら「デジタルトレンズ」へ
いかがでしたでしょうか。人材業界の場合、業界独特のバックグラウンドを理解した広告配信が重要です。
そこから広告の訴求を考えることはもちろん、年齢や性別、さらには流入キーワード別の就職決定率などを考慮した分析までを当社では行っております。
基本的には他社代理店よりも獲得効率は良いものと自負していますが、中にはあえて就職決定率の良いターゲットを狙い、獲得効率が悪いが収益的には大満足。といったお客様もいらっしゃいます。
また、今回はリスティング広告にフォーカスしての解説となりましたが、人材業界ではその他ディスプレイ広告・ファインド広告・SNS広告・DSP広告なども有効です。
複数媒体での運用実績ももちろんございますので、人材業界で集客をご検討されている方は、ぜひ一度デジタルトレンズへご相談いただければ幸いです。
デジタルトレンズへお気軽にご相談下さい。
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