Facebook広告とはどのようなもの?3つのターゲティング方法の違いを解説
目次
Facebook広告とは?
Facebook広告とは、Facebook上で表示される広告のことです。Twitterなどで使われているSNS広告の1つとして、現在企業側で注目を集めています。
Facebook広告は、ターゲティングが非常に優秀で、狙っている人に広告を提供できるメリットがあります。また、利用しているユーザー数が多いため、広告を閲覧してくれる人が多く、サービスの認知を促進できる効果があります。
Facebook広告の種類と費用についてはこちら:Facebook広告とは?広告の種類・費用と出稿メリットまとめ
Facebook広告のターゲティング方法
Facebook広告では、3つのターゲティング方法を提供しています。
・コアオーディエンス
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
これら3つのターゲティング方法によって、ユーザーに最適な広告を提供できる環境を整えています。
細かく条件を設定することで、Facebook広告を発信したい人に提供できるように調整しています。興味のない人に広告が発信されるというケースが少なく、広告を届けたいと考えているユーザーへしっかりと情報が送信されます。
ここからは、3つのターゲティング方法について、詳しく説明します。
コアオーディエンス
コアオーディエンスは、位置情報や興味関心、利用者データを基にして、最終的に広告のターゲットを決めるという方法です。
Facebook広告のターゲットを決める際は、興味関心と利用者データを中心とする傾向が多くなっています。この2つの情報に加えて、利用している人の個人的なデータを追加して、最終的に発信される広告のターゲットを判断しているのです。
細かいデータを組み合わせることで、広告を発信する対象をさらに絞り込めます。位置情報や利用している端末もこの対象に加えられるため、利用している媒体などを基にした広告の発信も可能となっています。
コアオーディエンスは500以上の項目から設定できるようにしているため、興味のない人に広告を発信させないように調整しつつ、本当に興味を持っている人だけにFacebook広告を見てもらえる環境を整備しやすくなります。
コアオーディエンスの掛け合わせについて
コアオーディエンスですが、And設定やor設定が可能となっています。条件を組み合わせて絞り込むこともできれば、広範囲にターゲットを広げられる掛け合わせも可能です。
また、発信したくないターゲットに対しては、除外設定が可能です。除外設定の対象に入っている人には、Facebook広告が発信されないように調整されます。
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、5つの方法でターゲットを絞り込む方法です。この5つは以下の方法となります
・WEBサイトトラフィック
・カスタマーファイル
・アプリアクティビティ
・オフラインアクティビティ
・Facebookのソース
これらのデータからターゲットを決定します。
WEBサイトトラフィックは、サイトへ流入しているユーザーや特定のユーザーをターゲットとする方法で、滞在時間などを使ってターゲットを絞り込みます。
カスタマーファイルは、顧客の情報を活用してターゲットを絞り込む方法です。ここではIDなどの情報を使います。
アプリアクティビティは、アプリを利用している人の上位をターゲットとするものです。また、オフラインアクティビティは、オフラインで接触したユーザーに広告を発信します。
Facebookのソースは、関連のサービスを利用した人をリストに設定し、広告を発信する方法となります。
類似オーディエンス
類似オーディエンスというのは、事前に作成したオーディエンスから共通点を探し、その共通点と似たような行動を取っているユーザーに対し、広告を発信するという手法です。
事前にソースとなるオーディエンスを作成する必要はあるものの、このオーディエンスを作成しておけば、行動履歴などの情報から対象となるユーザーを探し、広告を発信できるようになります。ソースオーディエンスは最低100人以上のリストが必要です。
類似オーディエンスは、割合を1%~10%の間で設定し、ターゲットを絞り込みます。数字を背ばせるとターゲットを絞り込みやすくなり、広げるとターゲットを広げやすくなりますが、類似度が落ちて狙っているターゲットにFacebook広告を発信できない場合があります。
Facebookの入稿規定についてはこちら:【最新版】Facebook・Instagram広告の入稿規定、文字数、画像サイズについて
Facebook広告ターゲティングのメリット
Facebook広告ターゲティングのメリットは2つあります。
・実際に登録されている情報をもとにターゲティングできる
・細かい設定が可能
この2つを生かして、狙っている層に広告を発信しやすいのです。
ここからは、Facebook広告ターゲティングのメリットについて、詳しく説明します。
実際に登録されている情報をもとにターゲティングできる
Facebookに登録されている情報をもとにターゲティングを行えるため、高い精度で広告を発信できます。
狙っている層にだけ広告を発信しやすくなるほか、広告を発信しなくてもいいターゲットを除外できるなど、ユーザーを選別して広告の効果を高めやすくなります。
細かい設定が可能
ユーザーの所在地や年齢、興味関心をターゲットとして、設定を細かく調整できるのがいいところです。
様々な情報を設定しておけば、Facebook広告を配信するターゲットを狭めやすくなります。広告を発信したいユーザーに対して、確実に広告を見てもらえる環境が整えやすいのです。
Facebook広告ターゲティングのデメリット
一方で、Facebook広告にはデメリットもあります。
・Facebookに登録されているセグメントしか利用できない
・カスタマーファイルを使う場合は、Facebookに個人情報を登録しなければいけない
これらのデメリットには気を付けておきましょう。
ここからは、デメリットについて詳しく説明します。
Facebookに登録されているセグメントしか利用できない
Facebook広告は、リスティング広告のように一字一句の設定できません。すでに登録されているセグメント以外は使えなくなっています。
リスティング広告のセグメントは用意されていませんが、オンライン広告というセグメントが用意されていますので、こちらを代用して設定するといいでしょう。
カスタマーファイルを使う場合は、Facebookに個人情報を登録しなければいけない
カスタムオーディエンス等で使うカスタマーファイルを利用する場合は、Facebookに個人情報を登録しなければなりません。この情報がなければ、オーディエンスが制作できなくなり、狙っている層に広告を届けられません。
最低でもメールアドレス等の個人情報を登録し無ければならない点に注意してください。登録しない場合は、別の方法でターゲティングを検討することとなります。
まとめ
Facebook広告は、非常にターゲティングが優秀で、狙っている層に広告を届けやすいメリットがあります。用意されている3つのターゲティング方法を活用することで、狙っている層に広告を届けやすくなるのです。
また、Facebook広告は、細かい設定を使ってターゲットを絞り込めるほか、登録情報を基にして広告を発信できるメリットがあります。しかし、既に用意されているセグメント以外が利用できないという、やや柔軟性が不足している点もあります。
上手に使えば、Facebookによる広告発信の改善が期待できます。ターゲットを確実に絞り込み、より高い広告の効果を発揮させましょう。
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