14期目に向けて

今回はしれっと更新します。社内で気づいた人が見ればいいんじゃないかなと。変に「更新しました!」と共有しなくてもね。
ただ、入社を希望してくれる方にとって、代表の考えや会社の状況を知る参考になればと思い、筆(というかキーボード)を執りました。
14期目が10月1日からスタートしていますが、本日1月23日、姫野は40歳の誕生日を迎えました。
40歳、AIと共に迎えた深夜
深夜0時を回った時点で何をしていたかというと、自分用(使いたい人がいたら社内で使ってもらっていいけど)のタスク管理ツールを作っていたら日付が変わっていました。
まさに激動の時代です。AIがここまでのスピードで伸びるとは思わなかったし、まさかAIを使って自分で開発しているとは想像もしていませんでした。
- ChatGPTがファイルをまとめてzipで吐き出してくれるから、ツール開発がすぐできちゃう
- Nanobananaを使った画像生成で、ちょっとしたバナーならもう広告に使えちゃう
- 動画生成も、まだ「AI感」はあるけど実用化まであと少し
なんていう状況です。このブログの文章もAIに清書してもらっていますが、10年後はどうなっているんでしょうね。
「不惑」と経営判断
総会でも言いましたが、40歳は「不惑」の年。
「知識や経験が積み重なり、物事の道理がわかって、判断に迷ったり動揺したりすることがなくなる」ことらしいです。まあ、自分なりの判断基準ができている状態、みたいなものでしょうか。
決して自分が全て正しいとは思っていませんが、
「この判断をすることに後悔はないが、必ずしも正解とは限らない」ということも理解できている。
そんな状況にはなっているんじゃないかなと思います。
たとえば、「社長は暇であるべき、仕組みを作って云々」なんて言われますが、姫野は全然手を動かすのが楽しいし、移転して家賃も上がったので「仕事取ってくるぞー!」という熱がさらに高まって、ガンガン提案資料を作っちゃっています。
それが正しいか、場合によっては違うかも? という点は自覚しています。「社長がそれでいいの?」と言われるかもしれませんが、「でもまあ、結果だね、結果。自分次第で形にするしかないね」と。それが今のデジトレの正解でいいんじゃないか、と思ったりしています。
ワークライフバランスの本当の意味
逆に、自信を持って「これは正しいだろ」と言える話もあります。
13期目でも、そしてその前でも触れていますが、コロナ1年目の2020年(9期目に向けて)のブログで、
なんて書きました。やっぱり最近、リモートワークの弊害や課題といった議論が出てきていますよね。「アメリカでは」「海外では」と言っていた人たちは、今の揺り戻しをどう見ているんでしょうか。
その中で最近改めて思うのが、「ワークライフバランス」についてです。
誰が言葉を作り、定義したかは諸説ありますが、本来の意味は「定時に帰ってプライベートを楽しみましょう」ではないんですよね。ですが、どうしても「仕事はしたくない」「その分プライベートを楽しみましょう」なんていう風に捉えられがちです。
ある程度正しく認識している人もいると思いますが、内閣府のHPでも以下の3つが実現されている状態を指すと言っています。かみ砕いて言うと、
- ① 経済的自立: 仕事でしっかりと収入を得て、やりがいを感じられること。
- ② 健康とゆとり: 心身の健康を保ち、家族や趣味の時間を楽しめること。
- ③ 多様な選択: 子育て、介護、自己啓発など、ライフステージに合わせて働き方を選べること。
①の「経済的自立」や「スキル」がない状態で、③の「選択」はやっぱり限られてしまいます。
最近では「パープル企業(ブラックではないが、成長もできず市場価値が上がらない企業)」なんて言葉も言われ出しましたが、新卒からスキルも身につかずに「ゆるく働く」ことだけを享受していたら、将来働き方なんて選べなくなってしまいます。
高市早苗さんの「働いて働いて働いてまいります」という発言が話題になりましたが、成長期においてはある種、没頭して働く時期が必要だというのは真理だと思います。
いわゆる「ブラック」っぽく捉えられたら嫌だななんて思っていますが、恐れず言うなら、若いうちこそ「楽しく」「おもいっきり働いて」「プライベートも楽しみながら」、将来の選択肢を広げる。そんな価値観があってもいいのではないでしょうか。
会社を選ぶ皆さん、そして既存メンバーへ
そういう意味では、デジトレのメンバーを見ていても、「この子は活躍しそうだ(してる)な、結果としてプライベートも充実しそうだ(してる)な」と思える子もいれば、一方で厳しく言うと、口にしている「将来」を実現するためには、「おいおい、もっと頑張らないと届かないんじゃない?」と思っちゃう子もいます。
また、最近社内外問わず学生の方々と接していて感じるのは、優秀な方ほど「ちょっとしたネームバリュー」で会社を選びがちだな、ということです。
もちろん、知名度と実態が伴っている素晴らしい会社もたくさんありますが、実力をつけるチャンスを逃しているようで「もったいないぜ」と感じる場面も多々あります。
あるいは「起業したい」と言うのに、裁量権のなさそうなところに就職したり、「頑張るのはしんどい」と辞めてしまったり、結果として“ゆるふわ”な選択をしてしまうのを見ると、正直もどかしいです。
40歳になって思うのは、このあたりの「もったいない」と感じる姫野の感覚は間違ってはないんじゃないかな、という確信めいたものです。
一方で、本人はそこまでの熱量ではなかったのかもしれませんし、それはそれで幸せなんだろうな、というのも頭ではわかっているので価値観は押し付けません。
でも、「それなら、うちでなら起業できるレベルまで育ててあげられるのに」「20代の数年だけでも頑張ればいいのに」という、お節介なもどかしさを感じてしまうんですよね。
そうした思いがあるからこそ、ここまでブログに書いてきたように、また総会でも言っている通り、みんなのキャリアやスキルを本気で考えて、仕事とポジションを作っています。
結果、中途で残念ながら退職したメンバーも、その後いわゆる「いい企業」に転職しているケースが多いです。
ただもちろん、それでOKというわけではないので、「それでもデジトレにいたい」と思える会社にし続けることが経営者の使命なので、そこは負けるつもりはありませんが。
昨年1年は投資の時期として色々なことにトライしてきましたが、今期も延長戦です。これに伴ってポジションも作りました。
見ているし、見えてきたのは「結果」よりも「姿勢」かな。
やっぱり「成長したな、頼もしいな」と思える人も出てきています。ただ、全員が全員ではないので、もっとそういうメンバーが出てくるといいなと思いますし、そう育てるのが会社の仕事です。
最近では、会社に対してしっかりと「提案」や「提言」をしてくれる頼もしいメンバーも増えてきました(中には耳の痛い話もありますが…苦笑)。
一方で、まだ愚痴止まりになってしまっている(気持ちは痛いほどわかりますが)メンバーも散見されます。
愚痴を言うのもガス抜きとして仕事のうちかもしれませんが、それが「提言」に変わると、もっと仕事は面白くなるし、成長も見えるはずです。
10年後を見据えて
10年後、姫野は50歳になります。
結果がどうなろうが、「後悔はしないな」という日々を送っているだろうなと思います。
30代ですら、娘が生まれて、コロナが来て、お尻のトラブル(笑)もあり、四十肩になり、AIが出てきて……激動でした。
先日亡くなられた久米宏さんの切り抜き動画などで「人生はあっという間」という言葉をよく目にしますが、若者向けのその言葉が、改めて40歳の自分にも刺さっています。きっと、これからの10年後もあっという間なんでしょう。
その時に、さらに充実しているといいよね。
みんなを騙すつもりもないので、信じてついてきてくれよ、と思います。
総会でも言ったけど、自分もみんなも「やるっきゃない」し、やったらきっと後悔しないんじゃないかな。
(後悔しないだけの「やること」と「環境」は提供するつもりです)
今期も引き続き、よろしくお願いします。

