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10期目に向けて

デジタルトレンズも10期目に突入しました。キリが良い数字ではありますが、まだ10年やり遂げたわけではないので、10年間の振り返り、をするわけではありません。

ただ、企業の生存率は「10年で6.3%」なんていう記事も見かけましたが(体感は20%)、そこをしっかり生き残ってきたことは、胸を張っていいのかなと思っています。

今回その10年目に突入するにあたり、最近ふと感じることが、我々がお仕事(下世話に聞こえるかもですが、すなわち「お金」)をいただくのは「価値」に対する対価であるといった至極普通の話です。

ビジネスにおいて様々なシーンで「価値」提供することは非常に重要です。お金をもらうことはもちろん、前段階の社内のコミュニケーションだったり、マネージメントにも活かせる基本的な考え方だと思っています。

今回はそんな話をブログに書くことで言語化したいと思います。

経営理念にも秘められている「価値」提供の重要性

実はこの「価値」の考え方に関しては、姫野のビジネスマンとしての大きな学びの一つでもあります。内輪な話を挟むと、リボン図の考えや、数を積むこと、というのは社内でも話をしてきたと思います。と並ぶぐらいビジネスの考え方の基本となっているのが「価値」提供といった考え方です。

経営理念の「ウェブマーケティングのぼったくりをなくす」にも影響を与えている考え方です。そういえば経営理念の説明をする時に、「しっかり価値提供して、その分はしっかりお金をいただきましょう」みたいなことを言っていたな、なんて思い出してもらえるメンバーも多いのではないでしょうか。

また上述の通り、社内のコミュニケーションだったり、マネージメントにも活かせる考え方ですので、行動指針にも入れたいなと思っている案の一つではありました(あまり作りすぎると頭に残らないので、残念ながら今は入れていませんが)。

実体験で言うと、インターン時代のテレアポの経験が大きいです。開口一番「御社ってどのようなことされているんですか?」って聞いていたんですよね(今思えば恐ろしいが)。
その時に、「いや相手がそれ教えるメリット何よ?」「バリューは?」という至極真っ当な指導をいただき、相手に何か価値があるな、と思ってもらうこと、もちろん思ってもらうだけではなく実際に価値を提供すること、の重要性を感じました。

ちなみに答えではないですが、例えば

「今ってこんなことされていると思うのですが、御社の業界調べていると競合さんってこういうことを実施されていますよね。もし御社で実施されていないのであれば、競合さんの分析を基に、今後こういった手法を導入されては良いのではないか、といったご報告、ご提案をさせていただけないですか?」

みたいなコミュニケーションは答えの一つかもしれません。

今のデジトレに当てはめるなら、お問い合わせいただいてから、MTG、本提案のお時間をいただく際のコミュニケーションにも活用できると思います。我々の話を聞いてもらうことに「価値」を見出してもらわなければ、時間なんて割いてもらえないですよね。

ただ単純に「一度MTGのお時間をいただけませんか。」だけでは意味がなく、「実績」なのか、「他の施策」なのか、「無料診断」なのか、何かしらの「価値」を感じてもらうことを心がけるだけでも、興味を持っていただける機会が増えるはずです。

また、組織のマネージメントも同様です。今頑張ってくれている社員やインターンにとって、給料といった対価を提供するのはもちろん、「裁量権が大きい」、「結果を出せばポジションを得られる」、「成長できる」、みたいな「価値」を提供していかないと、ついてきてくれないだろうなというのは経営者として常に心がけています。

なぜ1万円以上の料理にお金を払うのか

もちろん、ビジネスの「価値」としてシンプルな評価基準は「お金」です。

例えばうまい棒は10円の価値があると思うから10円払うわけだし(1,000円じゃ買わないですよね)、高級なレストランに高い金額を払うのも、料理の美味しさはもちろん、雰囲気、従業員の方々のホスピタリティetc...があるからですよね。

逆に「価値」の無い例を挙げると、一昔前まで「ブログで生きていく」なんていうのが流行った時代がありました。会社を辞めてブログ書きながら、アフィリエイトでお金稼いで悠々自適に暮らそうよ、的なやつですね。

たしかに一時的に収益が出ていたことは事実だと思います。ただ「稼ぎ方がうまかった」だけであって、「会社に縛られない働き方」みたいな1行で終わるような情報提供しか「価値」が無かった。結果、検索エンジン上での評価基準の変動もあり、ユーザーも集まらず、下火になっていった、なんてこともありました。

「稼ぎ方がうまい」だけの会社は消えていった

「稼ぎ方がうまい」と書くと下世話な印象を持たれるかもしれませんが、「稼ぎ方がうまい」ことは決して悪いことではありません。企業としての能力、技術的なスキルがあったとしても、営業スキルや、事業展開など「稼ぎ方」が分かっていなければ企業経営はうまくいきません。ただ少なくとも、自社サービスの「価値」が低く、「稼ぎ方がうまい」だけの会社はことごとく消えていったり、これからもなおさら消えていくのではないでしょうか。

・SEOスパム的な手法で稼いでいたメディア企業
・薬機法スレスレの記事広告で収益を上げていた企業
・営業力だけ高く、実際の運用はほぼ手付かずの広告代理店

など、実際の過去の競合などに思い当たる節もあると思います。

組織としての「価値」提供とアップデートの重要性

「消えていった」なんて書きましたが、倒産したり、事業を縮小した会社に対してマウントを取るつもりもありません。我々も提供できる「価値」が無くなれば、いつだって事業を継続できなくなるかもしれないからです。

ただここ数年、人も増えていく中で、「組織」としての「価値」提供力は大きく上がってきたと感じています。本当は危機感をあおるような話にしたかったのですが、現状は手前味噌な発言で、まずまず頑張っているなとは思っています。

例えばGoogle広告では様々な新しい配信手法が導入されています。に対して、多くのお客様がいる中で、誰かが導入を行い、そのスキルを社内で共有する、というのは「個人」では限界のある「組織」ならではの利点です。

実際「この配信手法やってた事ありましたっけ?」「ありますよ、その数字はこうでした。ただこの辺りの設定は気を付けたほうがいいですね。」なんて会話も散見されます。

また施策の幅も同様です。広告運用から始まったデジタルトレンズも、メディア運営、SEO、SNS運営、さらにはYoutubeチャンネル運営など様々な提供サービス、価値の幅を広げています。

特に入社したてのメンバーは、教わっていることを実行に移すことで精いっぱいの部分もあるかもしれませんが、ちょっとアンテナを張るだけで、「こんなこと試してみよう」といったプランが出てくると思います。

新しいことに挑戦する中で、ノウハウを蓄積していくことは企業の価値提供力を高めるためには欠かせません。ぜひ皆さんには挑戦していってもらいたいですし、一方で経営者としては「稼ぎ方」のスキルを上げなくてはなと思っています。

最後に、求職者の方へ

割と社内向けのブログになってしまったので、会社の考え方だったり、雰囲気を感じたい方は他の投稿もぜひご覧ください。

ただ、まとめとして書かせていただくと、新卒だろうが、中途の方だろうが、会社名で生きていく時代は終わりつつあるのではないでしょうか。

例えばフジテレビが50歳以上の早期退職者を募集したりしましたが、要するに給料に対しての価値が見合わなくなっているから、といったことだと思います。もちろん一人の力が及ぶ限界もありますし、若者のテレビ離れやコロナなど、市況要因による部分もあると思います。

ただ、本当に「価値」提供できる人材であれば、他の会社に転職してでも、良い条件で生き抜くことはできるはずです。

少しでも当社にご興味をいただいた方、自分なりの「価値」をどう作っていくかイメージはおありでしょうか。

上述の通り、経営者としては、メンバーに働いてもらうことの「価値」を提供することは心がけていますので、きっと社会人として、ビジネスマンとしての「価値」を高めてもらえる、そんな環境を提示できるはずです。

お互い話を聞くといったレベルで問題ないので、ぜひお気軽にエントリーしてみてくださいね。

※より会社の考え方・雰囲気を知りたい方は、他の投稿もぜひご覧ください。
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