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YouTube広告の費用相場は?費用対効果を改善する方法も解説

更新日:

投稿日:2022.12.02

YouTube広告の費用相場は?費用対効果を改善する方法も解説

日本国内6,900万人、世界では20億人ものアクティブユーザー(※)を誇るYouTubeは年々そのユーザー数を増やし、膨大な視聴者を持つ動画メディアとして知られています。

YouTubeの動画広告にはいくつか種類もあり、これからYouTube広告を始めたいと考えている方には何から始めたら良いのかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ここではYouTube広告の特徴から費用の相場までを分かりやすく解説します。

※2022年10月現在

YouTube広告とは?YouTube広告の特徴

YouTube広告とは

YouTube広告は、ユーザーがYouTubeで動画視聴している際にCMのように動画広告を配信することが可能な広告です。また動画視聴している最中だけでなく、YouTube内の検索結果への広告表示や関連動画として広告を表示することも可能です。

YouTube広告でアプローチできるユーザー属性は?

年代別の利用率を見てみると10代〜40代は90%以上の人が利用していると答えており、50代で82%、60代でも67%と、どの世代でもYouTubeの利用率は高い結果となっており、幅広い年代にアプローチできる媒体であることが分かります。

また、年代・性別別の利用頻度を見てみると、ほぼ毎日利用すると答えたのは男性が多い結果ですが、20代〜30代女性では44%の人がほぼ毎日YouTubeを利用しており、40代〜60代でも約25%以上の人が毎日利用していると答えています。

このように、YouTubeは多くの年代の男女に毎日利用されており、中でも20代〜40代の男性が最もYouTubeを利用していることが分かります。

YouTube広告は、年齢や性別などでのターゲティングもできるので、企業の商品・サービスにマッチしたユーザーにアプローチすることが可能な媒体といえるでしょう。

YouTube広告メニューと費用相場

ここでは、YouTube広告の動画フォーマットと費用相場について説明します。どんなにターゲットユーザーがいるYouTubeでも、広告メニューを間違ってしまうと適切な配信が出来ないので、しっかりと理解しましょう。

YouTubeインストリーム(スキップ可・不可)

インストリーム広告は、スキップ可能な広告とスキップ不可の広告があります。

配信のタイミングはユーザーが動画を閲覧する最初もしくは途中で表示されるため、テレビCMと近い印象を持つ方も多くいます。

スキップ可能なインストリーム広告

再生開始5秒で、視聴者が広告をスキップすることが可能なメニューですが、

再生開始5秒間は広告を「スキップすることが出来ない」ため、最低でも5秒間はユーザーに情報を届けることができます。

スキップ不可のインストリーム広告

広告表示の方法などはスキップ可能な広告と同じですが、15秒以下でのスキップを不可にすることができ、課金方法はインプレッション課金となります。

TrueViewディスカバリー広告

ユーザーは動画を探してYouTube内で検索行動を起こしますが、TrueViewディスカバリー広告はこの検索結果に関連動画として広告を表示することができます。

動画を探している場面で、関連動画として検索結果に表示され、クリックすると動画が再生される仕組みです。

インストリーム広告と違って、ユーザーが行動している最中に関連として表示されるため、求めているものであると認識されやすくクリックされる可能性が高いと言われています。

動画アクションキャンペーン(VAC)

動画アクションキャンペーンはVACとも呼ばれ、2020年1月から始まったメニューです。

CTA(コールトゥアクション)ボタンの設置が可能なことが最も大きな特徴で、動画を見たユーザーを新たな行動に導きやすいメニューとなっており、コンバージョン誘導がしやすいため、CV獲得に向いているメニューと言えます。

バンパー広告

バンパー広告の最も大きな特徴は「最長6秒」という短さで「スキップが不可能」という点です。視聴者が見ている動画の始まりもしくは途中で表示され、短い動画に訴求内容を分かりやすく盛り込むことでユーザーに対して、サービス・商品の魅力を伝えることができるようになります。

アウトストリーム広告

スマホで表示するサイズに特化したモバイル専用の広告で、アウトストリーム広告の最も大きな特徴はYouTube以外のサイトやアプリSNSのフィードに配信することが可能な点です。

課金方法はインプレッション課金ですが、画面を締める広告の割合が50%以上かつ、再生時間が2秒を超えると課金される仕組みになっています。

前述のバンパー広告もインプレッション課金ですが、画面占有率と再生数という条件が多少違うので注意しましょう。

マストヘッド広告

YouTubeホーム画面の最上部に大きく表示されるマストヘッド広告は商品・サービスの認知などに活用され、大規模なリーチを狙う場合に適したメニューです。

圧倒的なユーザー数を誇るYouTubeのホーム画面へのアクセス数は非常に多いため、広告費は高額になるケースがほとんどです。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告とはPCのみに表示されるYouTube動画内のバナー広告です。

オーバーレイ広告は、静止画で広告が表示されるため、動画内に表示されて視聴者に不快感を与えづらいという特徴があります。
また、安価で配信可能で費用対効果が高いとも言われています。

種類別費用相場と平均広告費

各企業様の目標や予算によって広告費は大きく異なるため、一概にいくら…という正確な金額をお伝えするのは難しいですが、各メニューごとの大枠の相場に対して、ほしい結果を計算することができます。

例えば、クリック課金のメニューで10,000クリック集めたい場合、単純計算では相場の価格×10,000となります。ただし、お伝えしたとおり、相場と言ってもその金額幅は数円から数十円などと幅があり、ターゲティングやクリエイティブによってその単価は変動します。

ここではYouTube広告をこれから始めたいと当社にご相談いただく企業様がスタート時にまずはチャレンジしている金額感をお伝えしますので是非参考にしてみてください。

メニュー 課金方式と相場 平均広告費
インストリーム広告(スキップ可) 課金方法:30秒以上の視聴もしくはクリック課金

相場:1クリック(1視聴)あたりの目安は2〜25円程度

効果をどれくらい求めるのかによって広告費は変動しますが、スタート時は40万〜60万程度から始められる企業様が多い。
インストリーム広告(スキップ不可) 課金方法:インプレッション課金(15秒以上)

相場:1000回視聴あたり400~600円

TrueViewディスカバリー広告 課金方法:クリック課金

相場:1クリックあたり3〜20円程度

動画アクションキャンペーン 課金方法:CPV課金(動画を1回再生するたびに課金される)

相場:3〜20円程度

バンパー広告 課金方法:インプレッション課金(表示回数が1000回に達すると課金される)

相場:1円〜3円程度

相場が比較的安くボリュームを求める際に利用されることが多いため、スタート時は50万以上から始める企業様が多い。
アウトストリーム広告 課金方法:インプレッション課金(広告画面占有率50%以上かつ、再生時間2秒以上で課金)

相場:1000回視聴あたり400~600円

YouTube以外にも配信することができるため、少ない費用でも多くのリーチを獲得することが可能なことから、20〜30万など少額から始められる企業様が多い。
マストヘッド広告 課金方法:CPD方針(日数でカウントして課金)もしくはインプレッション課金から選択が可能

相場:数百万程度

大規模な認知やリーチを得意とするメニューのため、数百万の費用が発生する。
オーバーレイ広告 課金方法:1クリック毎に課金、または1,000回表示されると課金

相場:1000回視聴あたり400~600円

クリック毎に課金、または1000回表示あたりの課金である事から費用対効果が高い。

上記の金額はあくまでも当社が算出しているスタート時の金額となります。

もちろんこちらに上図に記載した金額よりも少なく始められる企業様もいれば、最初から大きくチャレンジされる企業様もいらっしゃいます。

広告費の検討には「他社がいくら程度らしい」ということではなく、「どれくらいの効果を得たいのか」という観点から広告費を算出することをおすすめします。

YouTube広告以外の広告との使い分け・費用相場

YouTube広告について解説してきましたが、ここでは他のweb広告との使い分けを見ていきましょう。

リスティング広告の特徴と費用相場

web広告を検討する上で、リスティングから始めようと検討される企業も多いのではないでしょうか?リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに合わせて広告出稿できるweb広告です。

例えば「食品 宅配」と検索した際、Googleであれば下図のように広告が最上部に表示され、食品を宅配しているユーザーに対してサービスを提供する広告を見せる事が可能です。

リスティング広告は自ら商品・サービスを探して行動しているユーザーに広告を見せるため、モチベーションが高くマッチすればコンバージョンに繋がりやすい広告といえるでしょう。

リスティング広告の費用はクリック課金となっており、キーワード次第で1クリックあたりの費用は大きく異なりますが、数十円〜数百円程度が相場となり、人気の高い(競合の多い)キーワードになると1000円を超えるケースも存在します。

SNS広告の特徴と費用相場

Facebook、Instagram、Twitter、LINE…現在多くのユーザーが様々なSNSを活用していますが、SNS広告は皆さんが利用しているSNS上に広告を配信する事が可能な広告です。各SNSごとに配信面が用意されており、施策の内容やターゲットに合わせて配信するSNSを選んで活用します。

YouTube広告もYouTubeを見ている際に広告が表示されるため、イメージとしては親しいかもしれませんが、違いとしては配信面とユーザー層の違いがあげられます。

Facebook広告

ビジネス層が多いFacebookではBtoB向けの商品・サービスの訴求が向いており、ビジネス層をターゲットとしたファッションやツールなどにも向いており、静止画や動画などの配信が可能です。

Instagram広告

Instagramは女性に人気の画像をメインとしたSNSで有ることから、女性向けの商品・サービスでの訴求が向いています。

Twitter広告

Twitterのユーザー層は比較的若い層が多く最も多いのは20代ですが、30代〜50代でも50%以上の人が利用しているというデータもありますので、幅広い年代にアプローチできるSNSです。

SNS広告にも多くのメニューがあり、それぞれ課金方法も異なります。
例えばクリック課金のメニューであれば30円〜300円程度ですが、インプレッション課金のメニューであれば1000impあたり数百円〜数千円の場合もあります。

またSNSの特性上、年末年始やクリスマスといったイベントの多い季節は多くの企業がそのタイミングに合わせて広告出稿することで、出稿が混み合う事で相場も高くなるなど季節の影響も受けやすいので注意が必要です。

広告予算の相場は得たい結果によって異なりますが、潤沢な予算があり、規模の大きな広告施策を行う際には数百万といった費用を使う事も多々あります。逆に、これから始めたい、まずは様子を見たいと言ったスタート時では30万〜50万ほどの広告費をかけて始める企業が多いです。

YouTube広告との比較

リスティング広告ではユーザーの検索行動をフックに広告を配信しますが、YouTube広告でもキーワードを使ったターゲティングが可能です。

指定したキーワードをフックに広告を表示するという点ではとても似ていますが、リスティング広告でクリック単価が高騰している場合でもYouTube上では低単価で出稿できる場合も多くあり、結果的に安価に広告出稿できたという事例もありますのでリスティング広告でキーワードが高騰している場合などはチャレンジしてみるのもいいでしょう。

ただし、リスティング広告とYouTubeでのキーワードを使ったターゲティングではユーザーの購買意欲が違いますし、そもそもユーザーの属性が違う事もあるのでその点においては注意が必要です。

SNS広告はYouTubeのように動画が流せる広告も多数あります。

動画を見させるという点ではYouTube広告と近しい広告とも言えるのですが、どちらかを使うというよりはたくさんの人に広く広告接触したい場合など、ユーザー属性を見ながら組み合わせて使うパターンが多いといえるでしょう。

YouTube広告の設定方法

次に、YouTubeに動画広告を配信する際の設定方法について詳しく解説します。
まず前提として、出稿する際にYouTubeに配信する広告動画をアップロードしている、Google広告のアカウントを取得している状態にして下さい。

1,キャンペーンの作成

Googleアカウントにログインして新しいキャンペーンをクリックします。
画面に出てくる8つの達成したい目標から一つを選択します。
この際に詳細設定が出来るようにエキスパートモードに切り替えるようにしましょう。

次にキャンペーン設定の選択を行います。YouTubeに動画広告を出す場合は「動画」を選択して下さい。

そして、最後にキャンペーンのサブタイプ選択をします。
キャンペーンのサブタイプ選択とは広告動画を配信するフォーマットを決めるということです。
以下の基準を確認しながら、フォーマットにチェックを入れて下さい。

2,全般的な設定

ここでは細かい広告設定に入ります。
まず「キャンペーン名」を入力し、上限単価やの区ひょうたん化を設定する「入札戦略」を選択します。

「予算と日別」では、予算の上限が決まっている場合は「キャンペーンの合計」1日の予算の上限が決まっている場合は「日別」を選択します。
どちらが良いのか分からないという方は「日別」を選択しておくとよいでしょう。

「ネットワーク」ではYouTubeのどの箇所に広告配信するのかを決めてください。
次に広告を表示させる「デバイス」を選択してください。
「フリークエンシーキャップ」では同じユーザーに広告を表示させない設定が可能です。
最後に、「広告のスケジュール」でターゲットユーザーに広告配信したい時間帯を設定してください。

3,ターゲティングの設定方法

YouTube広告は、ターゲティングに長けており細かい条件まで絞ることが出来ます。
また、ユーザーの興味関心や行動から読み取れるデータ蓄積し、そのデータを基にオーディエンスターゲティングが可能です。
自社商材の認知拡大・ブランディングのためにも細かくターゲティングを行いユーザーを絞り込みましょう。

4,広告動画の配信設定

とうとう広告動画の設定に入ります。
広告配信用に用意しておいた動画のURLを「最終URL」に、視聴者に表示させるURLを「表示URL」に設定します。
次に見出し、「行動を促すフレーズ」、自動再生される画像を選択できる「コンパニオンバナー」、広告タイトルを設定すれば完了です。
最後に正しく設定が出来ているか必ず確認するようにしましょう。

以上がYouTube広告におけるターゲティングの設定方法です。
効率良く広告配信を行いたいならターゲティングは必須です。これまでに紹介したターゲティングを設定し、成果が出る広告運用を行いましょう。

広告費用のご相談もデジタルトレンズへ


デジタルトレンズでは、多くの企業様と一緒にYouTube広告の配信・効果改善を行っています。

これからYouTube広告を始めたい企業様、すでに配信していてYouTube広告の費用対効果を改善したい企業様の目的と目標に合わせて、適切な予算設定や配信設計を行いご提案させていただきます。
弊社の強みは以下です。

何から始めたら良いかわからない、一度話しを聞いてみたいといったご相談でも無料で対応致しますので、お困りの際は是非デジタルトレンズへご相談ください。

まとめ

どんな広告でも費用対効果を改善するには、広告配信の設計と設定がとても重要です。

「誰に・何を・どのように」届けたいかというコンセプトに対して適切な広告配信設定になっているかどうかが広告の費用対効果を大きく左右します。

メニュー選定

YouTube広告のメニュー詳細については前述の通りですが、それぞれに向いている施策があります。

例えば相場が比較的安くボリュームを出すことに長けているバンパー広告では最長6秒という短い動画なので要点を端的に伝える動画を使う事で多くのユーザーにインパクトを与える事ができます。

長く広告配信していると、これまでもやってきたからという理由だけで広告メニューを継続してしまう企業様も多くいます。それぞれのメニューの特徴を知り、目的に合わせたメニューになっているか見直しを行う事で改善の一歩が進むと言えるでしょう。

認知 ・バンパー広告
・TrueViewインストリーム広告・アウトストリーム広告
・マストヘッド広告
比較検討 ・TrueViewディスカバリー広告
購入 ・動画アクションキャンペーン

ターゲット設定

商品・サービスを使ってくれるユーザーに適切に広告が届いているかどうかという点で広告の結果は大きく変わります。

極端な例ですが「30代、働く女性」向けの商品・サービスが「50代、男性」に表示されていたら広告の成果は期待できませんし、主婦向けの商品・サービスがビジネス層に表示されていては、意味がありません。

ターゲットユーザーが普段どんな行動をしていて、どんな事に興味があるのか、これらの情報がYouTube広告のターゲティングに繋がるのです。

実は、ターゲット設定は重要だと分かっていながらも言語化できていない企業もたくさんあります。ターゲット層の広い商品・サービスなどでは担当者の感覚で「30代女性」といった漠然としたターゲット設定を提示される事も多々ありますが、そのままYouTube広告のターゲティングを設定しても、広告費ばかりがかかってしまい、残念ながら効果には繋がりにくいでしょう。

費用対効果を改善したい場合、商品・サービスのターゲット設定を正しく行えているかもしっかり見直しましょう。

クリエイティブ

YouTube広告は動画を使ってユーザーに情報を届けますが、スキップできる広告メニューを使う場合、テレビCMと違って必ずしも動画をすべて見てもらえるとは限りません。

例えばYouTubeインストリーム広告(スキップ可)を使って広告配信する場合、再生開始から5秒で広告をスキップすることが可能になります。

スキップ出来ない時間内でどれだけ商品・サービスの魅力を伝えて興味を持ってもらえるかがYouTube広告クリエイティブをつくる上で最も重要なポイントと言えるでしょう。

また、よく「スキップ出来ない広告を使いたい」というご相談もいただきます。

確かにスキップさせない事で、最後まで視聴してもらうことができるというメリットはありますが、視聴者からの印象がよくないというデメリットもありますので注意が必要です。

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記事監修者の紹介

株式会社デジタルトレンズ 代表

姫野 慎太郎

京都大学経済学部卒業後、東証グロース上場企業である株式会社イトクロに新卒入社。

イトクロではメディア事業に従事し、海外拠点の立ち上げにも貢献。
2012年に退職後、株式会社デジタルトレンズを創業。

Web広告代理店事業からSEO対策、
Webメディア事業まで、幅広くWebマーケティング事業を展開。

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