これを見ればわかる!SNS広告の媒体の入稿規定について
現代では生活必需品の一つであると言っても過言ではないLINEと、「つぶやき」で一世を風靡した「今」を世界に発信するTwitterは、ユーザーもかなり多いので広告を打ち出すのには最適であると思います。
それぞれの広告の特徴や規定を理解して最適な選択をしましょう。
以下でTwitterやLINEで打ち出すことができる広告についても説明しつつ、広告の入稿規定について詳しく説明します。
目次
1.Twitter広告とは
そもそもTwitterとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるインターネット上のコミュニティサービスの一つです。
ユーザーが「つぶやき」と呼ばれる140字以内の短い文章を書き込み、他のユーザーがそれを読んだり、返信をすることでコミュニケーションが生まれるような形式となっています。現在は、世界で3億2800万人が利用し、日本国内での月間の利用者数も4,500万人もの人が利用しています。
そして、Twitter広告とはTwitterのタイムラインなどに画像や動画を利用して表示される広告です。
「フォロワー数の増加」や「特定のツイートのリーチ上昇」、「外部サイトへの誘導」「情報拡散」などの目的で利用されます。
その他のSNS広告として、Instagram広告やFacebook広告などがあります。
各年代の利用率は、若年層が50%前後であり、30~40代の利用率が20%前後となっています。
よってTwitter広告は、特に若年層へのアプローチによる効果を見込んで活用することが多いですが、もちろん中年層にもアプローチする効果は十分にあると言えます。
また、Twitterの特徴である、全フォロワーに対して投稿が届くことや、リツイートされた投稿がフォロワーの枠を超えて不特定多数に届くことを踏まえて、広告・宣伝していく必要があります。
・Twitterとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つで、ユーザー数はかなり多い
・Twitter広告とはTwitterのタイムライン上で画像や動画などの形式で掲載されている広告
・若年層の利用率が高いが、中年層の利用率もそれなりに高いので、幅広いアプローチが可能
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2.LINE広告とは
そもそもLINEとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるインターネット上のコミュニティサービスの一つです。FacebookやInstagram、TwitterといったSNSの中でも、圧倒的なユーザー数を誇り、現在は日本人口60%弱の7,500万人以上のユーザーが利用しているコミュニケーションツールです。
さらに驚きなのが、7,500万人の中の85%にあたる6,300万人以上が毎日使用しています。国民にとって必須のSNSです。
そして、LINE広告とは「LINE Ads Platform」と呼ばれるものです。
これは、LINEのタイムラインやLINE NEWS、1.000以上の外部掲載先を持つHike Networkへ広告配信ができるプラットフォームです。
ユーザー属性や関心、目標の達成度に合わせた広告の配信が可能になっており、LINE公式アカウントよりも費用が少なく済みます。
LINE Ads Platformでは、圧倒的なユーザー数を誇るLINEに広告を打ち出すことができるので、Facebook広告やTwitter広告など、他のSNS広告よりもリーチできる層が広くなっています。
・LINEとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つで、圧倒的なユーザー数が強み
・LINE Ads PlatformとはLINEのタイムラインやLINE NEWS、Hike Networkへ配信できる広告
・LINE広告は、Facebook広告やTwitter広告など、他のSNS広告よりもリーチできる層が広い
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3.Twitter広告とLINE広告の種類
3-1. Twitter広告
①プロモアカウント
主にタイムライン上の「おすすめのユーザー」欄に表示される広告です。タイムライン、おすすめユーザー、検索結果などで表示される場合もあります。
自社ブランドやアカウントの認知と、フォロワー数の獲得を目的としており、まずはフォロワー数を増やしたい場合に効果的です。
②プロモツイート
Twitter広告の中でメインとなるもので、Twitterページ内のタイムライン上でツイートを広告として配信します。
つまり、通常のツイートのように広告配信ができるので、リツイートや返信、「いいね」をつけることができます。ですが、文中に「プロモーション」というラベルが表示されます。
タイムライン上だけでなく、検索結果の上部やプロモトレンド(2-3で説明)をクリックした時の検索結果、特定のアカウントのプロフィール、公式Twitterクライアント上に表示されます。
ユーザーが最もよく目にするタイムラインに表示され、自然な形で広告配信ができるので、商品やサービスの認知、サイトへの流入が見込めます。
③プロモトレンド
この広告は、ハッシュタグについて表示している「トレンド」の最上部に表示される広告です。
ユーザーに見られる頻度の高い場所のため、現在の人気検索結果や最近の話題に便乗することができます。
また、この方法ならTwitterを利用している全ユーザーのタイムラインに表示することができるので、大規模なプロモーションやとにかく広範囲に宣伝がしたいといった場合に効果的となります。
3-2. LINE広告
①WEB AD(静止画広告)
この形式は、外部リンクにユーザーを遷移させたり、ダイレクトレスポンスを促すためのものです。配信場所は、タイムライン、LINE NEWSとなります。
②APP AD
この形式は、アプリダウンロードを促したり、ダイレクトレスポンスを促すためのものです。配信場所は、タイムライン、LINE NEWSとなります。
③VIDEO AD(動画広告)
この形式は、ブランディングを目的として用いられます。配信場所は、タイムラインのみとなっています。
基本的には、動画配信の広告形態となりますが、画像配信も可能です。
④Hike Network
この形式は、Hike Networkに配信するためのフォーマットです。
Hike Networkとは、ネイティブ広告を掲載できる外部メディアネットワークで、メディアからアプリまで1.000を超える掲載先を持っています。特にダイレクトレスポンス系商材との相性がいいです。
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4.Twitter広告と>LINE広告の料金システム
4-1. Twitter広告
Twitter広告の料金システムはリスティング広告などと同様に、オークション形式の課金システムとなっており、競合企業の入札額や広告の品質等によって変動します。以下で説明していきます。
①オークション制
Twitter広告の料金は、事前に設定した「ユーザーのアクション」ごとに支払う形式となっています。
つまり、広告を表示させただけでは料金は発生せず、その広告を見たユーザーがとったアクションによって料金が発生するシステムです。
どのアクションに対して課金するかは事前に設定するようになっています。また、料金はオークション形式なので、競合企業の入札額や広告の品質等によって変動します。
②自動入札・上限入札単価
自動入札とは、予算に応じた最適な入札価格が自動的に設定される入札方法です。
予算の範囲内でできる限り多く広告が表示されるように、入札価格が自動で設定されます。
ですが、自動入札の場合、クリックあたりの単価が高くなりすぎてしまうケースがあります。そこで、上限入札単価に切り替え、入札価格を手動で調整した方がいいでしょう。
上限入札単価とは、事前に設定したアクションを達成した際にかかる費用の入札価格のことで、手動で設定することができます。
つまり、目的のアクションが1件達成されるにあたり、いくらまで払えるか自分で設定することができる機能です。
③ユーザーアクションの種類
上記(①・②)の料金システムを選択するうえで「アクション」を理解しておくことが必要でしょう。
Twitterは、ユーザーがとったアクションによって料金が発生するシステムとなっています。では、実際にどんなアクションがあるのでしょうか。
(ⅰ).アプリインストール数:アプリのクリック数またはインストール数で課金されます。
(ⅱ).フォロワー:フォロワーが1人増えるごとに課金されます。
(ⅲ).ツイートのエンゲージメント:プロモツイートで得たエンゲージメント数で課金されます。
(ⅳ).プロモビデオ再生数:動画の再生数に対してのみ料金が発生します。
(ⅴ).ウェブサイトへの誘導数:ウェブサイトのリンクがクリックされるごとに料金が発生します。
(ⅵ).アプリの起動回数:アプリのクリック数に応じて料金が発生します。
(ⅶ).ブランド認知度の向上:インプレッション数単位で料金が発生します。
4-2. LINE広告
クリック課金制(CPC)
①
静止画を使った広告がクリック課金制を採用しています。
クリック課金(CPC)とは、クリックされるごとに料金が発生するシステムのことです。
したがって、広告が表示されるだけでは費用はかからず、表示させるだけなので、高コストなCMやチラシなどの広告と比べて、コストパフォーマンスはいいと言えます。
②インプレッション課金制(CPM)
動画を使った広告がインプレッション課金制を採用しています。
インプレッション課金(CPM)とは、LINEのフィード内に広告が表示される回数が1,000回カウントされるごとに料金が発生するシステムのことです。認知拡大やリーチを目的とする広告に最適なシステムです。
5.Twitter広告の入稿規定
Twitter広告の種類はかなり多いですが、使用できるものは画像か動画のみであるので、全ての広告に通じる基本的な入稿規定を以下でまとめてあります。
画像広告
画像広告 | 本文 | タイトル | 画像サイズ | 画像容量 | 画像形式 | アプリ名 |
文字のみツイート | 116文字以内 | ― | ― | ― | ― | ― |
ウェブサイトカード | 70文字以内 | 1200×628 | 3MB以内 | png、jpeg | ― | |
ベーシックアプリカード | ― | 144×144 | ― | png、jpeg | 自動 | |
イメージアプリカード | ― | 800×418 | ― | png、jpeg | ||
画像付きツイート | 140文字以内 | ― | 1200×675 | 3MB以内 | png、jpeg、gif | ― |
複数の画像付きツイート | 116文字以内 | ― | 1200×675 | 3MB以内 | png、jpeg | ― |
― | 1200×1200 | |||||
大きな画像付き概要カード | 最初の70文字を表示 | 280×150 | 1MB以内 | png、jpeg、gif | ― | |
アニメーションGIF画像 | 140文字以内 | ― | 1200×675 | 3MB以内 | gif | ― |
― | 1200×1200 |
動画広告
動画広告 | 本文 | タイトル | 説明文 | 動画サイズ | 動画容量 | 画像サイズ | 画像形式 | 画像容量 | ハッシュタグ |
プロモビデオ | 140文字以内 | 70文字以内 | 200文字以内 | mp4、mov | 1GB以内 | 640×360 | png、jpeg | 3MB以内 | ー |
プロモライブビデオ | 116文字以内 | 23文字以内 | ー | 800×320 | png、jpeg、gif | 21文字以内 |
6.LINE広告の入稿規定
LINE広告は、Twitterと違ってHike Networkのような特殊なものもあるので、各広告の入稿規定を細かく把握しておきましょう。
①WEB AD(静止画広告)
アイコン:114×114px(50KB以内)
ディスクリプション:75文字以内(半角全角問わず)
画像:1200×628px(jpg/png、10MB以内)
タイトル:20文字以内(半角全角問わず)
アクションボタン:管理画面内の選択肢より選択
②APP AD
アイコン:114×114px(50KB以内)
ディスクリプション:75文字以内(半角全角問わず)
画像:1200×628px(jpg/png、10MB以内)
タイトル:20文字以内(半角全角問わず)
アクションボタン:管理画面内の選択肢より選択
③VIDEO AD(動画広告)
○画像ファイル
アイコン:114×114px(50KB以内)
ディスクリプション:75文字以内(半角全角問わず)
画像(サムネイル用):自動生成のため不要
タイトル:20文字以内(半角全角問わず)
アクションボタン:管理画面内の選択肢より選択
○動画ファイル
フォーマット:mp4
アスペクト比:16:9
解像度:最大1080p (広告配信時は最大720p)
ビットレート:最大8Mbps
時間:5秒以上60秒以内
ファイルサイズ:100MB以内
④Hike Network
アイコン:114×114px(50KB以内)
ディスクリプション:75文字以内(半角全角問わず)
画像:114x114px(50KB以内)、640x320px(1MB以内)、640x200px(1MB以内)
対応形式:jpg/png
タイトル:20文字以内(半角全角問わず)
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