URL設定はSEO対策で重要?効果的なURLにする4つのポイントを紹介!
URLの最適化は、SEOにおいて非常に重要な要素です。設定に様々な注意点がありますし、URLに関する知識がないと、SEOで上位に食い込むことは難しいです。
しかし、URL設定で何を気をつければ良いのか分からない、SEOとURLの関係性を基本から知りたいという人は多いと思います。
そこで本記事では、SEOとURLの関係性を解説しつつ、URLを最適化させるために大切なことを解説していきます。
SEOで上位を狙っている人はぜひ参考にしてください。
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目次
そもそもURLとは?
まず、そもそもURLとは何を表すのかについて見ていきましょう。
一般的に、URLは下記4つの要素からなると言われています。
プロトコル:httpsなど、通信をする上でのルール
ドメイン:webサイトの名前
ディレクトリ:フォルダの位置を表す文字列のこと
ファイル名:index htmlなど、拡張子のついた文字列のこと
それぞれの具体例を挙げると下記になります。
「https://(プロトコル)example.jp/(ドメイン)SEO URL/(ディレクトリ)index html(ファイル名)」
なお、ワードプレスなどでサイトを運営していいる場合は、URLを「パーマリンク」と呼ぶことも多いです。
次に、URLとSEOの関係性について見ていきましょう。
URLとSEOは関係があるのか
URLとSEOは密接な関係があります。理由としては2つ挙げられ、それが下記の通りです。
- Googleクローラーに適切にクローリングさせられるから
- ユーザーに内容を伝えられるから
それぞれ順番に解説していきます。
適切にクローリングさせる
URLがSEOに重要である理由の1つ目が、クローラーに適切にクローリングさせるためです。
クローリングとは、Googleのロボットが公開された記事を読み込んで、インデックスさせて順位を決めるまでの一連の流れのことを指します。
順位を決めるまでの重要な要素の1つにURLの最適化が含まれているので、最適でないURLは、SEOの順位が上がりにくい特徴があります。
公開した記事の検索順位を決めるのはすべてGoogleクローラーですので、クローラーに対して分かりやすいURLにする必要があるということです。
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ユーザーに内容を伝える
URLがSEOに重要な理由の2つ目が、ユーザーに内容を伝えるためです。
サイト上部には、常に記事の内容を表したURLが表示されるため、なるべく読者に分かりやすいURLが必要になります。
また、そもそもユーザーがキーワードを検索して「どの記事を読むのか」を決める要素として、タイトルとディスクリプションに加えた、URLという3つの要素が挙げられます。
例えば「SEO ポイント」という内容のサイトがあった場合は「/seo-point」と含まれているのが自然です。
これがもし、「/sns-point」となっていた場合、内容との関連性が低くなるためユーザーに対しても、検索エンジンに対しても悪影響を及ぼす可能性があります。
URLが記事の内容と全く違う内容になっていると、不信感を抱かれて、記事に訪問しない可能性が高まります。
SEOに効果的なURLにするポイント
続いて、SEOに効果的なURLにするポイントをいくつか紹介していきます。
どれもURLを最適化させるために重要なポイントになりますので、1つずつじっくり読み進めてみてください。
簡潔なURL
SEOに効果的なURLにする1つ目のポイントは、簡素なURLにすることです。
簡素なURLにするべき理由は、Googleクローラーに適切に記事内容を判断させるためと、クローリングを快適にさせるためです。
Googleクローラーは、リンクを辿っていく中で、「どのような内容のコンテンツ」なのかを判断するため、URLの設定はコンテンツの内容を伝える上で重要な要素となります。
以下2つのURLを比べたときに、Googleクローラーや、ユーザーが判断しやすいのはどちらでしょうか。
①:https://example.jp/seo/
②:https://example.jp/jijislalakand
この場合、判断しやすいのは①であることが分かるはずです。
URLを簡素にしないと、似たようなURLがサイト内にいくつも混在してしまう可能性も出てくるため、管理のしやすくするという面でもURLの設定はキーワードなどに沿って決めた方が良いと言えるでしょう。
また、実際に、Googleの公式も「シンプルなURL構造」を推奨しているので、なるべく短いURLで収まるようにするのがおすすめです。
参考:「シンプルな URL 構造を維持する」
また、URLの長さと検索順位に、相関関係があることが、「1180万件のGoogle検索結果を調査|上位表示に関係するSEO要因」にて証明されています。
記事を要約すると、長いURLはユーザーに好まれないのに加え、クローラーが適切に判断できず、ページ評価が下がる傾向にあるため、URLはなるべくシンプルに短くするのが良いということです。
特に特化サイトの場合は記事の内容が被ってしまいがちなので、よりURLを簡素に設定することが重要になります。
URLを短く最適化させることは、SEOの重要項目になっていますので、1つのコンテンツを作るごとに、入念に考えてから設定する必要があることを覚えておきましょう。
このようにSEO対策では、検索エンジンに正しく情報を伝える内部対策が非常に重要です。以下の記事ではURLの設定を始めとしたSEO内部対策をまとめたので、是非参考にしてみてください。
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URLを短くする方法とは
では、URLを短くするとは言っても、どのように短くすれば良いのでしょうか。
結論は、ディレクトリの階層を短くしつつ、各ファイル名も短くする方法です。
ワードプレスの場合、デフォルトのパーマリンクは以下のように設定されています。
http://(プロトコル)example/(ドメイン)?p=記事番号
記事番号の部分が「?p=」となってしまっているので、何に関しての記事なのかがよく分かりません。
理想のURLにするためには、下記を参考に設定するようにしましょう。
http://(プロトコル)example/(ドメイン)投稿名(英語で)
※ブログによっては、投稿名の前にカテゴリーを入れる方が効果的な場合もあります。
上記のURL階層にすることで、シンプルかつ伝わりやすいURLを設定することができます。
「投稿名」の部分を設定する際に注意点がいくつかありますので、そこを次で解説していきますね。
キーワードを入れる
投稿名の部分には、書いた記事で狙ったキーワードを入れるようにしましょう。
Googleのクローラーはリンクを辿って、サイトの情報収集をしているので、URLにキーワードが含まれている方が、評価がされやすいと考えられます。
例えば、パソコンの「マックブック」に関する記事を書くのであれば、URLの投稿名は「MacBook」に設定するのが望ましいでしょう。
また、運営しているサイトが特化型サイトの場合は、ドメイン名にもキーワードを含めたいところです。SEOに関する特化サイトを運営している場合は、ドメインを「SEO master」などに設定しておくと、Googleのクローラーが「SEOに関して発信しているサイトなんだな」と判断してくれます。
特化サイトの場合はドメイン+投稿名、雑記サイトの場合は投稿名にキーワードを含めていきましょう。
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英語表記にする
SEOに効果的なURLにするためには、URLを英語表記にする必要があります。
理由としては、日本語のURLは「%E3%80%80URL&aqs」のように文字化けをしてしまうからです。
Googleクローラーからしてもどのような記事なのかを判断できないですし、読者から見ても気持ちの良いURLとは言えません。
英語であれば文字化けをすることはありませんので、URLに日本語は含めないようにしましょう。
「−」「_」を適切に使う
SEOに効果的なURLにするための最後のポイントが、「−」「_」を使うことです。
これらを使うことで、キーワードごとに適切に区切ることができますし、単純に読みやすいURLを作成することができます。
例えば「飛行機のガソリン」について記事を書く場合は、「airplanegasoline」よりも「airplane-gasoline」の方が読みやすいですよね。
また、「−」「_」を使わないと、Googleのクローラーが「1つの単語」として判断してしまうため、結果的に記事の内容を伝えることができなくなってしまいます。
URLの正規化を必ずしよう
SEOで上位表示を狙う際に、URLを正規化せることは非常に重要です。
URLの正規化とは、似た内容のページが複数存在する場合に、1つのページにクローラーからの評価を集中させることを指します。
例えば「http://」と「https://」のように、sがないだけで別のサイトとみなされてしまいますので、この場合は「https://」に評価を集中させる必要があります。
この評価を集中させる一連の流れを、URLの正規化と呼びます。
URLの正規化がSEOにおいて必要不可欠な利用
URLの正規化がSEOにおいて必要不可欠な理由は、主に2つあります。
1つ目は、検索順位における評価が分散してしまうことです。
先程の「http://」「https://」の具体例のように、同じ内容のコンテンツが別のサイトで存在するという認識をクローラーに与えてしまうため、評価が分散してしまい、最悪はコピーコンテンツとして記事自体が飛んでしまう可能性があります。
URLの正規化をすれば、本来の目的である1つのページに評価を集中させることができます。
URLの正規化がSEOに重要な理由の2つ目は、クローラービリティが低下してしまうからです。
正規化されたURLは「正規化された1つのページ」だけでクローリングが完結しますが、正規化されていないURLは、何ページにも渡ってクローリングすることになります。
これらが原因で、インデックス登録が遅れてしまったり、そもそもインデックスされないといった事態に繋がるので注意が必要です。
URLの正規化をする方法についてはGoogleの「重複した URL を統合する」をご確認ください。
まとめ
SEOとURLの関係性について解説をしてきました。
今回ご紹介したポイントはすべて重要なものになりますので、是非、URLの設定を意識してみてください!
当社デジタルトレンズでは、メディア実績を元にSEO全般のサポートをさせて頂いておりますので、何かお困りごとなどございましたら、お気軽にご連絡ください。
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