【令和版】SEO対策に必要不可欠な“インデックス”について知る

更新日:

投稿日:2019.10.31

【令和版】SEO対策に必要不可欠な“インデックス”について知る

ホームページ集客を考えたとき、必ず耳にする言葉があります。
それは「インデックス」です。
検索エンジンが、検索ワードに関連する最適な情報をピックアップするのに、必要不可欠になってくる仕組みですが、今ひとつピンと来ないという人がいます。

そこで今日は、SEOに必要不可欠と呼ばれるインデックスの役割とその効果、登録を早める方法などを網羅的に解説します。

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SEOとインデックスの関係

SEO対策に必要不可欠と呼ばれる「インデックス」ですが、そもそもインデックスとは、どんな意味なのでしょうか?

本項では、インデックスの意味とSEOへの影響などをまとめます。

インデックスとはどういうことか?

インデックス(index)とは、直訳すると、「索引」「見出し」という意味です。

SEO用語では、「クローラーがWEB上から収集したデータを、検索エンジンのデータベースに登録する」ことを指します。

データベース管理において、登録された膨大なデータを円滑に検索するために、データは最適な状態で格納されていなければなりません。
インデックスされることで、データベースに最適に分類・記録されるようになります。

この状態のことを、SEO用語では、「インデックスされている」「インデックス化」「インデクシング」と呼びます。

インデックスが、SEOにとって必要不可欠と呼ばれるのは、インデックスされていないWEBページは、「検索結果に反映されない」からです。
いくら良質なコンテンツでも、インデックスされないことには、存在しないのと同じなのです。

関連記事はこちら:SEO対策における正しい更新方法と更新すべきコンテンツとは

インデックスされることでSEOにどのような影響があるのか?

インデックスされれば検索対象となり、SEOに効果が出ることは間違いありません。

しかし、「インデックスされる」=「順位が上がる」とは限りません。
なぜなら、内容の薄いコンテンツ、専門性の低いコンテンツは、アルゴリズムで排除されるようになっているからです。

つまり、内容の薄いページをいくら増やしたところで、検索エンジンからも訪問者からも評価されないのです。

Googleでは、次のようなコンテンツを「低品質コンテンツ」の対象としています。

・自動生成されたコンテンツ、ページ
・質の低いアフィリエイトページ
・無断複製されたコンテンツ
・誘導ページ

つまり、SEOで順位を上げるには、質の高いコンテンツをつくり、正しくインデックスされることが重要なのです。

関連記事はこちら:SEO対策に効果的な文字数とは?文字数を決定する際のポイントと注意点

インデックス登録を早める方法

良質なコンテンツを構築し、インデックス化することで、SEOの順位を上げることが可能と述べました。

しかし、「もっとインデックス化のスピードを上げたい」「サイトパフォーマンスの向上を図りたい」という人におすすめの方法があります。本項では、インデックス化を早める方法について解説します。

xmlサイトマップ

インデックス化を早めるための方法として、「xmlサイトマップ」の作成がおすすめです。
そもそも「xmlサイトマップ」とは何でしょうか?

Googleでは、「xmlサイトマップ」を次のように定義しています。

“サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。
Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より高度なクロールを行います。

サイトマップはサイト内のどのファイルが重要かをクローラに伝えるだけでなく、重要なファイルについての貴重な情報(ページの最終更新日、ページの変更回数、すべての代替言語ページなど)も提供します。”

※引用元:
Search Console ヘルプ サイトマップについて

つまり、xmlサイトマップとは、サイトの情報をクローラーに伝え、検索エンジンがこのファイルを読み込むための、xml形式のファイルのことを指します。
xmlサイトマップを作成することで、クローラビリティの改善に繋がるのです。

xmlサイトマップは、自分で作成することも可能ですが、1ページ、1ページ行うのは時間と労力が甚大です。
そこで、ツールやプラグインを活用し、自動化して作成する方が効率的です。

代表的な「xmlサイトマップ作成ツール」として、「sitemap xml editor」があります。

参考:sitemap xml editor

URLを入力し、「サイトマップ作成」ボタンをクリックします。
最終更新日やサイトの更新頻度、URLの優先度にチェックを入れることで、xmlサイトマップに反映させることが可能です。
一度の作成で、最大1.000URLの取得が可能で、1.000を超える場合は、「除外ディレクトリ」を使用します。

Google Search ConsoleによるFetch as Google

インデックス化を早めるためには、クローラーに読み込んでもらわなければなりません。
そこで、クローラーにリクエストする方法として、「Google Search Console」の「Fetch as Google」があります。

Googleでは、「Google Search Console」を次のように定義します。

“Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。”

引用元:
Search Console ヘルプ Search Console の概要

つまり、「Google Search Console」を使うことで、検索結果におけるサイトのパフォーマンスを、監視、管理、改善することができるのです。
そんな「Google Search Console」の代表的な機能として、「Fetch as Google」があります。

これは、Googleのクローラーである「Google bot」が、URLのクローリング(Google botがwebサイトを巡回すること)やレンダリング(情報を整った形で表示させること)を要請する機能のひとつです。検索エンジンが自動的にクロールするのを待たずに、こちらからクロールのリクエストを行うことができます。

[Fetch as Google]を取得するには、Googleの提供する「Google Search Console」を開き、取得したいURLを入力し、インデックス送信、レンダリングを行います。

参考:Fetch as Googleについて

まとめ

SEO対策に有効と呼ばれる「インデックス」についてまとめました。
今日紹介した方法は、「パソコンは苦手」「SEO用語は難しい」というネットリテラシーの低い人でも、とっつきやすいのが魅力です。

「インデックス登録」や「xmlサイトマップ」「Fetch as Google」は、専門知識も必要としないし、それほど労力も必要としないので、どんな人でもすぐにSEO対策ができます。

ホームページを公開した方や、検索順位を上げたい人は、すぐにでも取り掛かることをおすすめします。

関連記事はこちら:【初心者向け】Googleアドセンス、広告の種類、レポートの見方

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