Instagram広告とは?広告の種類・費用と出稿メリットまとめ
現在、話題のInstagram。「インスタ映え」といった言葉が流行語になるほど大流行しています。そして、Twitterに取って代わるSNSとして注目されています。そんなInstagramでは、広告を打ち出すことができるのはご存知でしょうか。
Instagramは近年ユーザー数が急激に伸びているので、かなり集客効果も見込めるSNSとなっています。
以下でInstagramについても説明しつつ、Instagram広告について詳しく説明します。
目次
1.Instagram広告とは
そもそもInstagramとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるインターネット上のコミュニティサイトの一つです。撮影した画像や動画を加工して共有するSNSです。中には、ストーリーズという機能もあり、国内ユーザーが2000万人、海外ユーザーが8億人とユーザー数が急激に伸びています。
そして、Instagram広告とは上記で説明したInstagramのフィードで画像や動画などが掲載されている広告のことです。その他のSNS広告として、Twitter広告やFacebook広告などがあります。利用者数の多い10代~40代に関しては女性の利用者の方が上回っており、平均で60.25%を占めていますが、全体の年齢層で見ると男性が45%と約半分ほどの割合となっています。
上記のように、特に若い女性の利用率が高く、インスタグラムユーザーの傾向が明確なため、アパレルブランドやコスメブランドなど、女性をターゲットとする企業を中心にビジネス活用が進められています。
2.Instagram広告の種類
2-1. 画像広告
画像とテキスト(ハッシュタグなど)を使った広告のことです。画像付きの記事を投稿するだけで作成できるので、かなり手軽な広告となっています。
効果的なデザインにするコツは、実際に製品をつかっているところを見せる、メッセージ性を高める、高解像度の画像を使う、シンプルなフォーマットにする、製品のメリットや良さを伝える、などが挙げられます。以下に規定をまとめておきます。
ファイル形式:jpg、png
最大ファイルサイズ:30MB
画像の最小解像度:正方形(600×600px)、長方形(600×315px)、縦長(600×750px)
画像の最大解像度:1936×1936px(どのフォーマットも同じ)
画像のアスペクト比:正方形(1:1)、長方形(1.91:1)、縦長(4:5)
説明文の最大文字数:2200文字
説明文の最大ハッシュタグ数:20
2-2. 動画広告
動画広告とは、Instagramのフィード内に動画を表示させる広告のことで、画像広告に比べて伝える情報量が大きく、短時間で企業のブランドや製品などをターゲット層に伝えることできます。
また、フィード上で自動再生されるため、ユーザーの目につきやすく興味を持ってもらえば見てもらうことができます。流し見されがちな広告を一度立ち止まって見てもらえる可能性があるということが、画像広告よりも優れている点です。一方で、動画の作成に時間がかかるという点がデメリットとなっています。以下で規定をまとめておきます。
ファイル形式:推奨タイプはMP4、MOVだが、ほとんどの形式に対応
最大ファイルサイズ:4GB
動画の最小解像度:正方形(600×600px)、長方形(600×315px)
動画のアスペクト比:正方形(1:1)、長方形(1.91:1)
動画に必要な秒数:3秒以上60秒未満
説明文の最大文字数:2200文字
説明文の最大ハッシュタグ数:30
2-3. カル―セール広告
カルーセル広告とは、1つの広告で5枚ほどの画像やリンクを表示し、横にスライドさせることで複数の画像を確認できるフォーマットの広告です。複数の商品を紹介したり、1つの製品やサービスを多角的に見せたり、ブランドのストーリー性をアピールすることもできます。以下で規定をまとめておきます。
ファイル形式:jpg、png
画像使用可能枚数:3枚以上10枚未満
最大ファイルサイズ:画像1枚につき30MB
画像の最小解像度:600×600px
画像の最大解像度:1936×1936px
画像のアスペクト比:1:1
説明文の最大文字数:2200文字
説明文の最大ハッシュタグ数:30
2-4. ストーリーズ広告
日々の出来事やイベントを写真・動画でシェアできるInstagramストーリーに表示される広告のことです。また、スマートフォンの画面にフルスクリーンで表示されるタイプの広告で、Instagram独自の広告タイプです。ユーザーの趣味や関心に対してアプローチする目的で使用します。
Facebookの広告マネージャから作成でき、画像(1枚あたり5秒程度)や、最大15秒間の動画を広告として利用できます。広告出稿後はユーザーのInstagram Storiesの途中で再生されます。
企業が運用するためのツールとして、すでに広告測定機能が備わっており、測定結果をもとによりユーザーにアプローチできる広告・コンテンツが配信可能です。さらに、Instagramユーザーのストーリー利用率はかなり高いので、ユーザーへのアプローチはかなり効果的です。以下で規定をまとめておきます。
ファイル形式:MP4、MOV、GIF、jpg、png
最大ファイルサイズ:動画なら4GB、写真なら30MB
動画の最小解像度:600×1067px
動画のアスペクト比:9:16
動画に必要な秒数:1~15秒(デフォルトでは、画像は5秒表示される)
注意点:テキストが動画のサムネイル画像の20%以上を占めると配信が減ることがある
3.Instagram広告の料金システム
Instagram広告の料金システムはいくつかあります。自社にとって最適なものを選ぶことが重要です。また、課金の対象もアプリのインストールや「いいね!」などに切り替えることができるので、それらの検討も必要になります。
3-1. クリック課金制(CPC)
クリック課金(CPC)とは、クリックされるごとに料金が発生するシステムのことです。したがって、広告が表示されるだけでは費用はかからず、表示させるだけなので、高コストなCMやチラシなどの広告と比べて、コストパフォーマンスはいいと言えます。
ですが、クリックするユーザーと本来のターゲットが一致しない場合もあります。クリック数が増えてもビジネス目標が達成するとは言い切れず、ターゲット設定などが最適でないと広告の費用対効果が悪くなる場合もあるので、注意しましょう。
3-2. インプレッション課金制(CPM)
インプレッション課金(CPM)とは、Instagramのフィード内に広告が表示される回数が1,000回カウントされるごとに料金が発生するシステムのことです。認知拡大やリーチを目的とする広告に最適なシステムです。
この課金タイプのメリットはクリックによって料金が発生しないので、いくらクリックされても費用は変わらないというところですが、クリックされなくても表示されるだけで料金が発生してしまいます。
3-3. アプリインストール課金制(CPI)
アプリインストール課金(CPI)とは、広告を経由してアプリがインストールされた時に料金が発生するシステムのことです。
スマートフォン向けのアプリを配信したいという時に最適で、Instagramは特にスマートフォンから閲覧・更新しているユーザーが多く、アプリ広告と相性が良いため、使われることも多いです。
3-4. 動画視聴課金制(CPV)
動画視聴課金制(CPV)とは、動画が10秒以上再生された場合に料金が発生するシステムのことです。こちらは動画を使った広告の場合のみ使用出来るタイプで、主に認知拡大を目的とした動画広告の場合に最適なシステムです。
Instagramの場合、フィードに出稿できる動画広告だけではなく、ストーリーズ広告など、ビジュアル的な訴求が可能なので、このシステムを使用される方も少なくありません。
以上のように4つの課金システムがあるので、ご自身の商材やターゲット層などに応じて最適な課金システムを選択しましょう。
4.Instagram広告のメリット・デメリット
Instagram広告にはメリットもデメリットもあります。そのどちらも理解して、Instagram広告を運用しましょう。どのSNS広告が自社の商材に向いているのかを理解しながら運用して、効率よく集客を達成しましょう。
4-1. メリット
メリットはいくつかあります。一つ目は、Instagram 広告は Facebookの ユーザーデータを使って 広告を配信できることです。Facebookの ユーザーデータは、生年月日や住所などが詳細に登録されているので、 広告出稿の際、ターゲット層を絞ることが容易にできます。また、 Facebookの 広告とは違って、投稿の中に混じってアップできるインフィード 広告のみなので、商品説明は短くまとめ、動画や画像などのビジュアルでアピールするといいでしょう。したがって、ファッションやコスメティック、インテリアなどデザインが重視される傾向にある商材の広告が多くなっています。
二つ目は、日本のInstagramユーザーの41%は20代以下の若年層が占めているので、若年層をターゲットにしたブランドやショップはインスタグラム 広告を積極的に採用すると絶大な効果を獲得できるでしょう。また、年齢や性別に加え、国籍や学歴などターゲットを詳細に設定できるところもメリットです。「インスタ映え」な画像や動画を掲載し、若年層にアピールしましょう。
三つ目は、近年ユーザー数が急増しているので、広告の集客効果も上昇することが見込めます。アメリカではTwitterを追い越すほどのユーザー数で、日本でも急増している状況なので、今後もユーザー数の伸びは期待できると思います。
4-2. デメリット
基本的にInstagram内で展開するため、TV等に比べて幅広い認知には向いていないが、ユーザー数がかなり多いので、そこまで気にかけることではないように思います。
さらに、リアルタイムで成果が表れるので、細かくチェックして運用していくことが必要となります。また、仕様変更や新機能の追加などが多いため、その都度確認して理解しておくことが必要となります。
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