動画制作はどこに依頼すべき?おすすめの外注先や制作の流れを解説
近年動画の需要が高まっており、採用や企業PRでも活用される事例が増えてきました。YouTubeやTikTokなどのSNSも伸びているため、動画はWebマーケティングにおいて欠かせないものとなっています。
しかし、自力で動画を制作するのは、スキルも必要で負担が大きいです。外部に依頼しようにも、どこに依頼すべきか迷うことも多いでしょう。
そこでこの記事では、動画制作の依頼先や動画制作の流れについて解説します。
目次
動画制作の依頼前に準備しておくべき5つのこと
動画制作を円滑に進めるため、依頼前に以下の準備が必要です。
- 動画制作の目的
- 動画制作の予算
- 動画の納期設定
- イメージに近い参考動画
- 動画を発信する媒体の選定
動画制作の目的
何のために動画を制作するのか、目的をしっかり決めておく必要があります。動画制作の目的によって、動画の方向性や戦略が変わるためです。
依頼される側も動画制作のゴールが見えなければ、納得のいくクオリティの動画制作は難しいでしょう。
例えば認知と集客の両方を狙おうとすると、どちらも中途半端になり期待した成果を得られません。目的をひとつ決め、それを達成するための動画制作を依頼しましょう。
動画制作の予算
動画制作にどれくらいの予算をかけられるか、事前に決めておきましょう。予算を依頼時に伝えることで、制作費が想定以上にかかってしまうことを防げます。
予算が分かれば、どのような動画を制作できるか最初の段階で提示してもらうこともできます。逆に予算がはっきりしないと、制作動画の提案や目的達成に向けた戦略も曖昧になるでしょう。
必要な予算は、依頼する範囲や動画の用途や目的によって異なります。相場価格について後述していますので、予算の参考にしてみてください。
動画の納期設定
動画の納期もあらかじめ決めておき、依頼時に伝えておくとスムーズです。修正が必要になることも考慮した上で、余裕のある納期を設定しておきましょう。
特にイベントや展示会などで使用する動画は、より納期設定が重要です。日程が決まっているため、間に合わせるためには確実な納期設定をしないといけません。
動画の納期は期日から逆算し、確実に間に合うよう余裕を持って設定しましょう。
イメージに近い参考動画
動画制作を依頼する際は、イメージに近い参考動画があるとスムーズです。「どんな動画が良いか」のイメージ共有に役立ち、依頼側・制作側で認識がズレてしまうのを防げます。
言葉だけでイメージを伝えようとすると時間がかかりますし、誤った解釈が生まれやすいです。参考動画があれば、イメージの共有に時間をかけずに済みますし認識のズレもなくなります。
動画制作が円滑に進むよう、依頼までに参考動画を見つけておきましょう。
動画を発信する媒体の選定
制作した動画をどの媒体で発信するかもあらかじめ選定しておいてください。動画は以下のように、さまざまな媒体での配信が可能です。
- 交通広告(タクシーや電車内)
- テレビ
- 公式サイト内
- YouTube
- SNS
どの媒体が適しているかは、動画制作の用途や目的によって異なります。作成したい動画に合わせて、適した媒体を検討しましょう。
動画制作を依頼する2つの方法
動画制作を依頼する方法は、大きく分けて以下の2つです。
- 制作会社
- フリーランス
制作会社
動画制作を請け負っている、プロの制作会社に依頼できます。制作会社は高い企画力で制作が素早いですし、高品質の動画を制作可能です。
また、撮影機材やノウハウが豊富なため、対象物が効果的にアピールされ、訴求につながります。
一方、動画制作のプロに依頼する分、どうしても制作費用は高くなるのが欠点です。もちろん、動画のクオリティは高いため、支払った金額以上の成果が期待できます。
フリーランス
動画制作は、個人で活動しているフリーランスにも依頼可能です。制作会社と比べると、5〜7割程度安価に動画制作を依頼できます。
フリーランスは制作会社と違いほとんどの作業工程を1人で担当しているため、細かい変更も柔軟に対応できるのも利点です。
ただし、フリーランスは制作会社と比べると、満足できるクオリティの動画が仕上がらないリスクがあります。
無駄な費用を支払ってしまう可能性もあるため、動画のクオリティと成果を求めるなら、制作会社に依頼した方が確実です。
動画制作を依頼する場合の相場価格
動画制作の依頼に必要な予算は、以下のように動画の用途や目的によって異なります。
- 動画広告:50〜500万円
- 企業・事業の紹介動画:50〜200万円
- 展示会動画:50〜200万円
- インタビュー動画:30〜100万円
- VR動画:20〜550万円
発信媒体や動画の長さ、演出によって動画制作の費用は変動します。相場はあくまで目安のため、必要な費用は動画制作会社に見積もりをとって確認しましょう。
動画制作の依頼におすすめの制作会社3選
ここからは、動画制作の依頼におすすめの制作会社を3社紹介します。
- 株式会社フォー・ファイブ
- 株式会社フラッグシップオーケストラ
- 株式会社デジタルトレンズ
株式会社フォー・ファイブ
株式会社フォー・ファイブは、汐留にスタジオがあるプロモーション映像制作会社です。初回注文からのリピート率は82%に上り、品質の高さや対応の良さが伺えます。
社内にプランニングチームを持っており、クリエイターが中心となり企画から撮影、編集・デザインまでコンテンツ制作を受け持つ体制です。
- スタジオと撮影機材の利用料金が0円(通常25万円相当)
- 決定前の企画提案は0円
- デザインやイラスト、3DCGも一緒に作れる
プロモーション動画や採用動画など幅広く制作しており、年間の作品数は500以上です。制作実績も十分で、多くの顧客から好評を得ている制作会社です。
会社名 | 株式会社フォー・ファイブ |
---|---|
所在地 | 東京都港区東新橋2-4-6 パラッツオシエナ4F |
電話番号 | 03-5733-0320 |
URL | https://forfive.co.jp/index.html |
株式会社フラッグシップオーケトストラ
株式会社フラッグシップオーケストラは「”非”常識を常識に」という企業理念のもと経営されている制作会社です。
1本2万円から月1,500本の動画制作が可能な「ムビラボ」という格安・大量動画制作サービスを運営しており、安価に大量の動画を制作したい場合に適しています。
- ABテストを前提とした動画広告の制作も依頼可能
- 累計数万本の動画を制作したノウハウ
動画制作に限らず、動画広告も格安で依頼できるため、動画制作から運用まで安価に依頼したい場合におすすめです。
会社名 | 株式会社フラッグシップオーケストラ |
---|---|
所在地 | 東京都港区芝5-3-2 +Shift Mita B1F |
電話番号 | 03-6455-7099 |
https://www.fragor.co.jp/ |
株式会社デジタルトレンズ
株式会社デジタルトレンズは、東京・大阪・福岡に拠点があるWebマーケティング会社です。Web集客に関する以下の施策を、全て一気通貫で支援してもらえます。
- Web広告
- SEO対策
- Web解析
- Web制作
- SNS運用
動画広告の運用やYouTube・TikTok運用も請け負っているため、動画制作の依頼も可能です。これまで累計1,000社超の支援実績があり、再現性の高い提案を受けられます。
また、依頼時の窓口は、実際に業務を行うプロフェッショナルが担当です。円滑な意思疎通を通じて、求めるクオリティの動画を制作できるでしょう。
会社名 | 株式会社デジタルトレンズ |
---|---|
所在地 | 東京都新宿区新宿5-16-15 花園MJビル5F |
電話番号 | 03-6908-9707 |
URL | https://dgtrends.com/ |
動画制作の依頼先を選ぶ3つの基準
動画制作の依頼先は、以下3つの基準で選ぶと適した相手を見つけやすいです。
- 動画制作の実績
- 担当者との相性
- 作業スケジュールの明確さ
動画制作の実績
検討している依頼先がこれまでどのような動画を制作したか、どのような会社から依頼を受けたかなどの制作実績を確認しましょう。
どれほど制作動画のクオリティが高くとも、自社の求める動画とかけ離れているようでは意味がありません。逆に動画のクオリティが低いようでは、依頼する意味がないでしょう。
基本的には実績数が多いほど、それだけ依頼主の課題解決につながっている・満足を得ていると判断できます。
制作実績は、あればなんでも良いわけではありません。制作予算やジャンルが合っているかも踏まえて、制作実績を確認しましょう。
担当者との相性
動画制作においては、担当者との相性も重要です。動画完成までにさまざまなやりとりを行うため、担当者と相性が悪いとスケジュールに遅延が発生する恐れがあります。
こちらの意図を十分に理解し尽力してくれる担当者なら、さまざまなアイデアを提案してくれるだけでなく、動画制作も滞りなく進みます。
担当者との相性の判断基準は、レスポンスが早いか・質問の回答が的確かなどです。動画制作を円滑に進めるためにも、担当者との相性は軽視しないようにしましょう。
作業スケジュールの明確さ
動画制作にあたり、どのようなスケジュールが提示されるかも確認すべきポイントです。複雑になりがちな動画制作スケジュールを明確に示してくれるなら、制作そのものもスムーズに進むでしょう。
逆に作業スケジュールが曖昧、無理があるようなら、動画制作が円滑に進まず期日に間に合わない可能性も出てきます。
動画制作はフィードバックが発生することが多いため、決められたスケジュールで進行することが重要です。
提示される制作スケジュールに無理がないかも確認し、依頼先を検討しましょう。
動画制作を依頼する流れ
動画制作の依頼は、以下の流れで行われます。
- ヒアリング:要望や作成したい動画について理解してもらう
- 企画提案:依頼先がヒアリングをベースに企画を提案
- 見積もり:企画提案を受けた際に提示されることが多い
- 発注:予算に問題がなければ発注
- 打ち合わせ:提供される絵コンテをもとに動画のイメージを擦り合わせ
- 撮影・編集:スケジュール調整や小物準備など、依頼側で行う準備も必要
- 修正:問題点があれば、依頼先に伝えて修正してもらう
企画内容にもよりますが、上記の流れで納品まで1〜3ヵ月程度かかります。修正も含めると企画で3週間、撮影で1週間、編集に3週間程度を考慮しておくと良いでしょう。
デジタルトレンズへお気軽にご相談下さい。