TikTok広告のターゲティングの種類やコツ、範囲について解説

更新日:

投稿日:2023.06.14

TikTok広告のターゲティングの種類やコツ、範囲について解説

Tiktok広告とは

Tiktok広告とはTiktok上に流すことができる広告です。動画以外にも静止画など様々な形式で広告を出すことが可能です。

動画の秒数も短くて15秒から流すことができ、最近では長い秒数でも動画を投稿できるようになりました。Tiktok広告のメリットや細かいターゲティングに関して解説していきます。

Tiktok広告のメリット

ターゲティングの精度が高い

Tiktok広告のメリットの1つ目としてターゲティングの精度が高いということが挙げられます。

ユーザーがどのようなカテゴリーの動画に興味あるのか、どの動画を長く視聴していたのか、「いいね!」したのかというTiktok内の動画に対する反応を用いてターゲティングできる点がTiktok広告の特徴でありメリットです。

広告を視聴してもらいやすい

2つ目のメリットとして広告を視聴されやすいという特徴があります。

YouTubeなどと違い動画に熱中しているユーザーが多く、さらに広告感が少ない動画を用いることによって広告感が少なく、一般的な投稿の中に交えて出てくるため嫌悪感を抱かれづらいという点が挙げられます。

クリエイティブの制作が比較的簡単

3つ目の特徴は広告のクリエイティブが動画の中でも比較的簡単に制作できるという点です。

Tiktokの動画はスマホでも製作することができ、さらに一般ユーザーの投稿に寄せたほうが広告を視聴されやすいという点からも、作り上げた質の高い動画で広告を出す必要はありません。

スマホで作った動画を広告として利用できるため、制作費や制作コストを抑え、簡単に広告を出稿することが可能です。

TikTok広告におけるターゲティング方法

TikTok広告でのターゲティング方法は主に以下の2つです。

・広告セットからターゲティングを選択
・配信対象モードから選択

上記2つはTikTok広告でターゲティングをする際の主なターゲティング方法です。それぞれ詳しく解説します。

広告セットからターゲティングを選択

広告用のアカウントの構造は、キャンペーン・広告セット・広告の3つで成り立っています。また、これら3つには配信に必要な様々な情報を設定していきますが、ターゲティングの設定を行う際には広告セットで行う必要があります。

TwitterやFacebook、LINEの広告管理画面と同じようにTikTok広告でも広告セット(広告グループ)で設定することは他SNSと共通している点です。

広告セットは、予算やプロモーションの目的等、広告の設定をまとめるためのグループです。また、広告セットでは様々なターゲティングパターンを組み合わせることが可能です。

例えば、ユーザーの興味に基づく項目で「ファッション」に設定し、性別の項目で「女性」にするとファッションに興味のある女性にターゲットを絞ることが出来るということです。

配信対象モードから選択

配信対象モードには以下2つがあります。

・カスタム配信対象
・自動配信対象

それぞれのモードについて解説しながら、ターゲティング方法について解説していきます。

カスタム配信対象

このモードは、広告主自身でターゲットユーザーを設定することが可能です。
例えばユーザー属性、興味関心、カスタムオーディエンスなどを設定可能です。
また、広告主自信がターゲットユーザーを詳しく選定することが出来るため費用対効果の高い広告運用が可能です。

自動配信対象

このモードでは、広告のターゲットユーザーを全て自動で絞り込み広告運用を行います。このモードは、配信地域と言語以外のターゲティングを全て任せる事が可能です。
TikTokのシステムはユーザーの情報を分析し、広告の効果的な配信先を自動で設定することが出来ます。
そのため、広告主はユーザーのターゲティングをする手間がかからないというメリットがあります。

ただし、細かくターゲティングを行いたい場合はカスタム配信をおすすめします。

Tiktok広告運用型のターゲティング

それでは本題のTiktok広告について、どのようなターゲティングが可能なのでしょうか。
ここでは各項目ごとに、詳しく解説していきます。

デモグラフィック

デモグラフィックとは、「ユーザーの属性」についてです。
Tiktokのデモグラフィックで設定できる項目は以下4つです。

ターゲティングの種類 詳細
性別 ・広告配信をするユーザーの性別を男性、女性、無制限のうちから選択
・男女どちらにも配信する場合は無制限を選択
年齢 ・広告配信をするユーザーの年齢を13〜17歳、18〜24歳、25〜34歳、35〜44歳、45〜54歳、55歳以上、無制限のうちから選択
ロケーション(地域) ・広告配信をする地域を選択
・日本は国単位だけでなく、都道府県単位でも選択が可能
言語 ・広告配信をするユーザーの言語を選択
・アプリの言語設定にもとづいてターゲティングされる

(参考:https://www.kwm.co.jp/blog/tiktok-ads-targeting/k

Tiktokはユーザー登録の際に生年月日の登録を行っており、さらに使用しているデバイスで言語設定がされているため、デモグラフィックの4項目中2項目は既にターゲティングをされていると言えるでしょう。

ユーザーリスト

ユーザーリストへの配信は以下の2種類あります。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとはこれまでに接触したことのあるユーザーのことを指しています。

例えば自社サイトへ流入してきたユーザーや自社で出している広告をクリックしたユーザーなどです。

既に興味を持っているユーザーに対して配信することで高い広告効果を見込むことができます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスとはカスタムオーディエンスのデータを基にして類似しているユーザーのことを指します。

そのためカスタムオーディエンスとは異なり、これまで接触がなかったユーザーに対して広告配信を行います。

ユーザーリストは使用可否を選ぶことができるため、ターゲティングしないユーザー、つまり見込みがないユーザーリストへは広告を配信しないという設定をすることができます。

興味&行動

Tiktok広告ではユーザーの興味や行動に対してターゲティングすることが可能です。

興味と感心それぞれ別々にターゲティングすることが可能です。

興味関心ターゲティング

興味関心ターゲティングは指定ジャンルの中から選択式で設定しターゲティングすることが可能です。

選択項目については、以下のようになっています。

ビジネスサービス/教育/携帯電話/パソコン/eコマース(非アプリ)/車両&輸送手段/デジタル家電/旅行/ゲーム/メークアップ/スキンケア/アウトドアスポーツ/ペット/ニュースデータ/金融/ファッション/靴/帽子/カバン/飲食・グルメ/家の改装/アプリケーション/日常生活サービス/マタニティ・ベビー/家庭用品

上記20ジャンルの上位カテゴリーからさらに下位カテゴリーの選択肢があります。

全体を選択するのであれば上位カテゴリーの選択、一部のみ設定するのであれば下位カテゴリーのみの選択など使い分けることも可能です。

行動ターゲティング

また、行動ターゲティングというターゲティング方法もあります。

行動ターゲティングとはTiktok内でのユーザーの動向に対してターゲティングする手法です。

以下の3つの種類があります。

 

ターゲティングの種類 詳細
動画インタラクション ・過去7日間または15日間で、特定のカテゴリーの動画(広告ではないもの)にアクションを起こしたユーザーをターゲティング
・アクションの定義は、動画視聴完了、いいね、コメント、シェアのうちから1種類以上選択可能
クリエイターインタラクション ・特定のタイプのクリエイター(TikTok ユーザー)をフォローした、あるいはプロフィールを閲覧したユーザーをターゲティング
ハッシュタグインタラクション ・特定のハッシュタグが付いた動画を視聴したユーザーをターゲティング

(参考:https://www.kwm.co.jp/blog/tiktok-ads-targeting/

デバイス

デバイスのターゲティングはユーザーが使用しているデバイスの種類によってターゲティングを行うことが可能です。

ターゲティングの種類 詳細
システムバージョン ・OS の種類を、iOS/Android/無制限から選択してターゲティング
・各 OS はバージョンの指定も可能
デバイスモデル ・デバイスの機種をターゲティング
例:iPhone 12 Pro など
通信環境 ・接続している通信環境をターゲティング
・Wi-Fi、2G、3G、4G、5G、無制限から1つ以上選択可能
キャリア ・デバイスのキャリアをターゲティング
・日本では au、NTT docomo、SoftBank から選択可能
デバイス価格 ・デバイスの価格をターゲティング
・価格は US ドルで指定し、0ドルから1,000ドルまでは50ドル刻み、それ以上は「1,000ドル以上」として指定可能

(参考:https://www.kwm.co.jp/blog/tiktok-ads-targeting/

Tiktok広告の入札方式と種類・入札戦略について

Tiktok広告の入札方式や種類はどのようなものなのでしょうか。
ここではTiktok広告の入札方式や種類・戦略について解説します。

Tiktok広告の入札方式

Tiktok広告の入札方式は、インプレッション課金型(CPM)/最適化インプレッション課金型(oCPM)/クリック課金型(CPC)/再生課金型(CPV)の4つの種類があります。

それぞれの特徴について、詳しく比較を行うと以下のような表になります。

入札方式の名称 課金のタイミング 使い分け方 目的
インプレッション課金型(CPM) インプレッション発生ごと 可能な限り多くのユーザーに表示させたいとき リーチ
最適化インプレッション課金型(oCPM) インプレッション発生ごと アプリインストールや購入などのCVを獲得できそうなユーザーに配信したいとき アプリインストール
コンバージョン
クリック課金型(CPC) クリック1件ごと 確度の高いユーザーにクリックしてもらいたいとき トラフィック
アプリインストール
コンバージョン
再生課金型(CPV) 2秒/6秒/最後まで視聴ごと 動画再生数を伸ばしたいとき 動画視聴数

それぞれの目的や用途に合わせて入札方式を設定することが大切です。

Tiktok広告の入札戦略

Tiktok広告の入札戦略について解説します。

Tiktok広告では最大入札単価/最小入札単価/入札上限の3つの入札戦略が存在します。

最大入札単価

最大入札単価は最適化インプレッション課金型の場合に利用することが可能です。

目的としてはアプリのインストールやコンバージョンなどがあげられ、目標のCPAと同程度もしくはそれ以下に抑えて配信を行う設定です。

最小入札単価

最小入札単価はクリック課金型、インプレッション課金型、最適化インプレッション課金型、再生課金型の4種類すべてで利用することができ、トラフィック、リーチ獲得、動画視聴数、アプリインストールなど様々な目標に適応しています。

予算内で最も獲得単価を抑えて配信したい場合は最小入札単価で配信を行いましょう。

入札上限

入札上限はクリック課金型、インプレッション課金型、再生課金型の3種類で利用でき、最小入札単価と同様トラフィック、リーチ獲得、動画視聴数、アプリインストール、コンバージョンなど様々な配信目的に適用しています。

目標CPAを設定し、そのCPAを超えないように配信を行う入札戦略です。

Tiktok広告の運用の注意点やポイント

Tiktok広告の運用は必ずしもうまくいかない可能性があります。
そこでここではTiktok広告のつまずくポイントや注意点、運用の際に気を付けるポイントを解説します。

ポイント①:ターゲティングを絞り過ぎない

1つ目のポイント・注意点はターゲティングを絞り込み過ぎないことです。

運用の初期段階でターゲティングを絞り込み過ぎることにより、最適化の学習効率が悪くなり、配信ターゲティングの最適解を見つけるのに時間がかかってしまいます。

また、配信のターゲティングが絞られ過ぎると、オーディエンスが少なくなり広告が露出されないという懸念点もあります。

ポイント②:クリエイティブを複数試す

2つ目のポイント・注意点は1つだけのクリエイティブでTiktok広告を配信せず、複数のクリエイティブで効果検証を行うという点です。

Tiktok広告は広告のクリエイティブがカギを握っていると言っても過言ではありません。

効果が出るクリエイティブがどのようなものなのか、また、クリエイティブ内の訴求も複数通り検証することによって効果が改善されることが期待できます。

決して1つのクリエイティブがうまくいかなかったからと言って、配信をやめてしまわないようにしましょう。

ポイント③:アクションを明示する

3つ目のポイント・注意点はクリエイティブの中で広告を見た後の具体的なアクションや行動を明示することです。

広告を見てその後どのようなアクションを起こしてほしいかを明示しなければユーザーは広告を見て次の動画の視聴に動いてしまいます。

興味を持ってくれても具体的に行動をしてくれなければ、成果に結びつけることができません。

クリエイティブ内で具体的なアクションを明示することを意識しましょう。

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まとめ

Tiktok広告のターゲティングやそれぞれの種類、入札方法についてよく理解できましたでしょうか。

Tiktok広告は細かいターゲティングがしやすく他の動画広告よりも視聴されやすい傾向があります。

一方でクリエイティブによっては成果が出なかったり、すぐにスキップされてしまったりなどうまくいかないこともあるのが事実です。

そのためTiktok広告の運用は一度、専門家にご相談することがおすすめです。

記事監修者の紹介

株式会社デジタルトレンズ 代表

姫野 慎太郎

京都大学経済学部卒業後、東証グロース上場企業である株式会社イトクロに新卒入社。

イトクロではメディア事業に従事し、海外拠点の立ち上げにも貢献。
2012年に退職後、株式会社デジタルトレンズを創業。

Web広告代理店事業からSEO対策、
Webメディア事業まで、幅広くWebマーケティング事業を展開。

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