X(旧Twitter)広告とは?期待できる効果や広告の種類、費用について解説

投稿日:2023.11.07

X(旧Twitter)広告とは?期待できる効果や広告の種類、費用について解説

Twitter広告には、拡散力の強さやターゲティングの精度など、他の広告にない利点があります。

若年層を中心に多くのユーザーにアプローチできるため、多くの企業が取り入れ始めているものの、従来の広告と比べてまだ一般的ではないため、Twitter広告がどのようなものか分からない方も多いでしょう。

そこで本記事では、Twitter広告の効果や種類、費用などについて解説します。

Twitter広告について知りたい場合は、ぜひご一読ください。

Twitter広告とは

引用:X ビジネス

Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載できる広告のことです。

通常のツイートのようにリツイートやいいねが可能で、他の広告と比べて拡散力が強いという特徴があります。

第三者による拡散は費用がかからないため、低コストで情報の拡散も期待できます。

また、Twitter広告は、ユーザーの興味・関心に合わせて表示されるのも特徴です。

適切なターゲットにアプローチできるため、ユーザーの狙い撃ちができます。

ユーザー間で話題になりやすい新商品や割引キャンペーンの配信などに適した広告媒体といえるでしょう。

Twitter広告で期待できる3つの特徴

Twitter広告は以下3つの特徴から、運用することによって効果が期待できます。

拡散力が強い

Twitter広告は、他の広告媒体と比べて拡散力が強いという特徴があります。

広告ではありますが、ユーザーは通常のツイートと同じくリツイートやいいねができるためです。

魅力的な内容の広告であれば、ユーザーの手によってどんどん拡散されていきます。

リツイートやいいねなどのアクションは課金されないため、低コストで情報の拡散が可能です。

広告の内容次第ではありますが、追加料金なしで情報を拡散できるのはTwitter広告の大きな特徴と言えます。

若年層へのPR効果が高い

Twitterのユーザーは10〜20代が中心です。

そのため、Twitter広告を活用することで、若年層へ効果的に情報をPRできます。

総務省が発表した調査報告書によると、10代・20代のTwitter利用率は、それぞれ69%以上です。

半数以上が利用していることから、若年層と親和性が高い商品・サービスの場合、さらに利点が大きいでしょう。

Twitter広告は、若年層をターゲットとしたアプローチに最適です。

ターゲティングの精度が優れている

Twitter広告は、他の広告媒体と比べてターゲティングの精度が優れています。

フォロワーやツイートなどの情報をもとに、ユーザーに適した広告を表示する仕組みのためです。

Twitterではフォローやツイート内容など、ユーザーごとの趣味嗜好が表れやすくなっています。

ユーザーの好みを的確に分析し、興味関心の強い広告を表示しているため、他の媒体と比べても優れたターゲティングを実現しています。

また、後述しますがTwitter広告は、ターゲティングを細かく設定することも可能です。

ターゲットを絞ることで、よりコンバージョンを高めていけます。

Twitter広告の5つの種類

Twitter広告には以下5つの種類があり、目的に合わせて自由に選択できます。

プロモ広告

プロモ広告は、Twitter広告の中で最もメジャーな広告形態です。

主にWebサイトやアプリへの誘導を目的に利用されます。

ツイートを広告として発信する形式で、通常のツイートと同じようにリツイートやいいね、返信が可能です。

広告が拡散されれば、費用以上の広告効果も期待できます。

文字のみの投稿や画像・動画付きの投稿にも対応しており、目的に応じた柔軟な配信が可能です。

ターゲットを事前に設定できるため、幅広いユーザーにリーチできます。

Twitterテイクオーバー

Twitter上の「タイムライン」や「話題を検索」の表示画面に掲載する広告です。

目立つ箇所に掲載できるため、より多くのユーザーにアプローチが可能です。

Twitterテイクオーバーには、以下3つの種類があります。

Twitterテイクオーバーの種類 概要
トレンドテイクオーバー 「おすすめ」や「トレンド」のハッシュタグ一覧の上から1番目か2番目に広告を表示する。
トレンドテイクオーバープラス ハッシュタグやテキストに加えて動画や静止画を表示できる。
タイムラインテイクオーバー ユーザーがその日1番最初に見る広告に設定できる(1日単位の独占広告)。

より多くのユーザーに視認されるため、状況に応じて有効活用しましょう。

フォロワー獲得広告(2023年8月廃止)

Webサイトやアプリへの誘導ではなく、Twitterでのフォロワー獲得を目的とした広告です。

メインの配信枠は「おすすめユーザー欄」ですが、タイムラインに表示される場合もあります。

フォロワーを獲得するたびに課金されるため、広告費が無駄になることはありません。

通常のツイートと同じようにリツイートやいいね、返信が可能なため、拡散によるフォロワー獲得も期待できます。

ですが、2023年8月、急遽停止が発表され、現在配信ができません。

Twitter Amplify

Twitter Amplifyは、動画広告の一つです。

Twitterのコンテンツパートナーである200社以上が配信する動画の冒頭に、広告を表示できます。

Twitter Amplifyには、動画本編の前に再生される「Amplifyプレロール」と「Amplifyスポンサーシップ」という形式があります。

AmplifyプレロールはTwitterに関連しているカテゴリーの中で広告に近いもの、Amplifyスポンサーシップは指定した動画のカテゴリーのみに配信される仕組みです。

Twitterライブ

ライブ放送が可能な広告で、製品発表やファッションショーなどにも活用できます。

動画広告と同じような形で、ライブ配信を広告として配信可能です。

ライブ放送だけでなく動画や画像の掲載、280文字程度の説明文の投稿にも対応しています。

また、「イベントページ」という、ライブ配信専用のページも開設可能です。

イベントページを活用することで、特定のハッシュタグをつけた関連ツイートを表示させながらのライブ配信もできます。

Twitter広告で行えるターゲティング

Twitter広告では、自由度の高いターゲティングに対応しています。

概要を以下の表にまとめました。

ターゲティング 概要
キーワード ツイートされたキーワードから、リーチするユーザーを決める。
フォロワー 特定アカウントのフォロワーと興味関心が似ているユーザーに配信。
興味関心 Twitterに設定されている興味関心の項目を選択し、該当するユーザーに広告を配信。
デモグラフィック・ジオグラフィック 設定した年齢や性別、言語に該当するユーザーを狙える。
イベント、映画、TV番組 特定のイベントや映画、TV番組に反応したユーザーに配信。
会話 特定の会話トピックに反応したユーザーをターゲティングする。
カスタムオーディエンス 自社の顧客リストを元にターゲティング可能。
端末 指定したデバイスやOS、キャリアのユーザーをターゲティングできる。

より効果的にTwitter広告を運用できるため、ターゲティング設定も有効活用しましょう。

Twitterの運用に必要な費用について

Twitter広告の運用に必要な費用は、課金方式か入札タイプかにhttps://dgtrends.com/blogs/twitter-advertisement-expectation/よっても変動します。

一般的な費用相場や、課金タイプ・入札タイプごとの費用を解説します。

3Twitterの費用相場は数万〜数十万円

Twitter広告は最低出稿額が設定されていませんが、Twitter広告は数万〜数十万円程度での運用が一般的です。

数千円程度から運用できますが、広告の効果はほとんど期待できません。

その面からも、最低数万円はかける企業が多い傾向です。

企業の事業規模や広告予算にもよりますが、Twitter広告で成果をあげたいなら、数万〜数十万円は用意しておくと良いでしょう。

課金方式ごとの費用

Twitter広告には6つの課金方式があり、それぞれ費用相場が異なります。

課金方式の費用について、以下の表にまとめました。

課金方式 費用
クリック課金 1クリック24〜200円
フォロー課金 1フォロー40〜100円
再生数課金 1再生5〜20円
インプレッション課金 1,000インプレッションごとに400〜650円
エンゲージメント課金 1エンゲージメント40〜100円
アプリインストール・クリック課金 1インストール50〜250円

いずれの課金方式も、該当するアクションがあるまでは費用がかかりません。

費用対効果を比較し、どの方式にするべきか検討しましょう。

入札タイプの費用

入札タイプは3つの方法があり、目的に応じて使い分けられます。

費用について、以下の表にまとめました。

入札タイプ 費用
自動入札 入札額が自動的に最適化される。初心者におすすめ。
上限入札 アクションごとに金額を設定できる。
目標入札 1日の課金額の平均が目標金額に近づくよう設定される。
例:200円で課金すると、平均200円で成果を最大化してくれる。

入札額がよく分からない場合は、自動入札を選ぶのがおすすめです。

自動的に最適化されるため、迷うことがありません。

Twitter広告を始める流れ

Twitter広告を始める流れは、以下の通りです。

一度出して終わりではなく、成果を確認し改善していくことが大切です。

編集も行えるため、成果に応じて柔軟に対応していきましょう。

Twitter広告を出稿する場合の注意点

Twitter広告を出稿する場合は、以下の注意点があります。

事前に把握しておき、出稿後に失敗のないようにしましょう。

広告が勝手に配信される場合がある

Twitter広告を入稿していなくても配信されてしまうケースがあるため、気をつけてください。

一旦公開して入稿を後にしていると、勝手に配信されることがあるため注意が必要です。

Twitter広告は審査時間が短く、公開までが早い傾向です。

その分、知らないうちに配信されていても気づけない場合があります。

クリエイティブの設定が途中の場合は、必ず「下書き」で保存しておきましょう。

Twitter広告が知らないうちに配信されることを防げます。

コンバージョンに広告経由以外の数が含まれる

Twitter広告は、コンバージョンに広告経由以外の数が含まれることがあります。

計測設定に注意しなければ広告効果を正しく測れないため注意が必要です。

Twitter広告では「ホストビューアトリビューション期間」が、デフォルトで1日に設定されています。

広告経由以外のコンバージョンを取りたくない場合は、ホストビューアトリビューション期間をオフに設定しましょう。

強制停止(オフボーディング)される場合がある

Twitter広告のポリシーに違反すると、強制停止になる場合があります。

強制停止の主な原因は、以下の3つです。

強制停止になった場合はすぐTwitter社に連絡しましょう。

あらかじめ原因を修正した上で連絡できると、早期解決につながります。

まとめ:Twitter広告はPR手法として有効

Twitter広告はユーザーによる拡散も期待できるため、費用をかけずに幅広くPRできるのがメリットです。

さまざまな種類の配信方法があり、目的に応じて使い分けもできます。

ただし、Twitter広告は扱いが難しい面もあるため、確実に効果を出したい場合は外注も視野に入れると良いでしょう。

Twitter広告の運用を外注化する場合は、株式会社デジタルトレンズへの依頼をご検討ください。

累計500社以上の運用実績があり、戦略企画から解析までまとめてサポートしています。

Twitter広告を含めた包括的なWebマーケティング施策をご提案できますので、ご不明点やご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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