SEO会社の失敗しない選び方10選|実力や実績の見極め方を紹介
下記は実際に弊社にあったお問い合わせ内容です。
上記目標を達成するためにコンサルと協業しSEOの内部施策、コンテンツSEOを実施しているが、数値目標に対して進捗率が芳しくない。
■貴社に期待していること
SEOに限らず、WEBマーケティング全般の観点から数値目標を達成するためのご提案と伴走
上記のように、代理店を変更したいクライアントからお問い合わせをいただくことが多々あります。
なかなか成果が出ず、代理店を変更することになることのデメリットは下記の通りです。
- 再度代理店を探す手間がかかる
- きちんと選定ができていたら代理店がナレッジを貯めることができていた
- 初期費用がある場合は費用が無駄になる etc...
このように、失敗しないために選び方をきちんと把握しておくことが大切です。
この記事では、これから代理店を選ぶ企業担当者に向けて代理店選びのポイントを10個詳しく紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
SEO会社の種類は大きく4種類
まずはSEO対策といっても、様々なサービスがあることを理解しなくてはなりません。ここではまずSEOサービスの種類を説明したいと思います。
SEOコンサル
その名の通り、SEOに対するコンサルを行う会社です。htmlと呼ばれるタグを最適化する内部対策や、そもそものサイトのコンセプト設計、アクセス解析、成果への誘導設計などを担当します。
相場としては10万円〜30万円/月程度のケースが多く、コンテンツの作成などの実務は行わない、または別料金であることが特徴です。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは、サービスに関する記事やコンテンツを定期的に追加していく施策です。当社の実績では、最低10コンテンツ程度は毎月追加していく必要がありますが、右肩上がりで数値が伸びていく施策です。ここ最近では「SEO対策」という言い回しは、このコンテンツマーケティングを意味することが多く、その一環として上記のSEOコンサルのサービスが提供されているケースが多いです。
コンテンツ記事の作成だけであれば、数千円~3万円/記事程度の業者が多いです。ここで気をつけなくてはいけないのは、記事作成にあたりどの様な記事を書くかの立案も必要だということです。従って上述の通り、作成する記事やコンテンツの内容、上位表示を狙いたいキーワードの立案といった業務がSEOコンサルとして付随するケースが多いです。
外部リンク対策
外部のサイトから、お客様のサイトにリンクを貼る施策です。SEOの評価の一環として、外部からどれだけリンクが張られているか、参照されているかということが一つの評価指標となっています。
数年前まではこの外部リンクの評価の割合が高かったですが、徐々にコンテンツの中身やサイト全体の評価が評価されるようになっており、検索順位に対する影響度は下がっています。 しかしながら、実態は十分に効果を発揮する施策であると言えます。
注意しなくてはいけないのは、自作自演のリンクは、Googleにも明言されているスパム行為です。従って外部リンクを人工的に設置する業者に依頼するのは推奨できません。 あくまでも、メディアに取り上げてもらう、SNSで拡散してもらう、といったように、自然にリンクを集めるような設計の中で取り組む施策といえるかもしれません。
また相場としては、特定のキーワードでの検索順位が10位以内に入った場合のみ課金される成果報酬制をとっているケースも多いです。成果報酬ですので、安易に依頼できてしまいますが、当社としては、自作自演のリンクの設置は推奨しない施策と言えます。
ツールベンダー
SEO対策に関するツールは、順位チェックツールをはじめ、競合分析ツール、自社サイト分析ツールなど様々なツールがあります。 ツールだけの提供を行っている会社も多いですが、ツールとセットでSEOコンサルや、コンテンツマーケティングを提供している会社が多いです。 ツール自体は数千円~5万円程度のケースが多くここに、SEOコンサルなどの費用が上乗せさせるケースがあります。
SEO会社の選び方10のポイント
ここまで記載した通り、SEO業者には様々な種類がありますが、それでは実際にどのような業者を選べばよいのでしょうか。
選び方のポイントは、下記の通りです。
SEO業者選びのポイント
- ドメイン力に頼らない実績がある
- 自社サービスでの実績がある
- 金額だけで判断しない
- サービスの内容、特にリスクを確認する
- 相見積もりする
- 自社に合わせたプランを用意してくれるか
- 提案が丁寧で臨機応変に対応してくれそうか
- 費用の内訳が明確か
- なぜその施策を行うのかを示してくれるか
- SEOが本当に最適かどうか示してくれるか
それぞれ詳しく紹介します。
ドメイン力に頼らない実績がある
ここ最近のSEOでは、サイトのドメインの評価が優先されており、評価の高いサイトであればコンテンツを追加すれば、それだけで安定して結果が出るような状況があります。 大手企業や、良く名前の聞く会社の場合、ドメインの力も高いことが多いので、こうしたサイトでのSEO対策の実績は、もちろん無視する必要はありませんが、事情を考慮する必要があります。
逆に言えば、知名度の低い会社や、立ち上げたばかり(とはいえどのようなサイトでも半年程度はユーザーが伸びてこないことは認識をしておく必要がありますが)のサイトでの、実績がある業者が強いと言えます。
自社サービスでの実績がある
また自社サービスでの実績があるとなお良いといえるでしょう。自社サービスの場合、様々な挑戦ができることが多いので、その上で結果を出している業者はノウハウがたまっているといえるかもしれません。
また流入を集めるだけでなく、成果(問い合わせや購買など)につなげる術を知っているケースも多く、成功体験、実績を基に語れるノウハウは、小手先のコンサル業者では持っていないノウハウと言えます。
金額だけで判断しない
金額が安いからといって発注をするのは危険です。例えばコンテンツマーケティングの場合、他サイトのコピーをしているような低品質な記事が納品されたりするケースもあります。 だからといって高い会社がノウハウがある、安心だということもありません。
一般的に大企業であればあるほど金額が高くなることが多いですが、その場合クライアントも一定の規模のクライアントが多く、先に挙げたサイトのドメインが持つ評価、ポテンシャルを背景にしたノウハウを蓄えていることが多いです。
従って中小規模の事業主様の場合は、高いから安心ということで発注を検討するのも早計です。
サービスの内容、特にリスクを確認する
SEO対策が難しいからといって全てを業者に任せてはいけません。まずは業者の提供するサービスの内容、質をしっかりとチェックしましょう。 例えばコンテンツマーケティングの場合、納品された記事にコピペが無いか、著作権違反が無いか(当社では20文字以上の連続した文字列が他社サイトに存在しないかのチェックを行っています)などのチェックは必須です。
また、外部リンクを提供する会社に外部リンクの設置を依頼する場合に、その外部リンク元のサイトが悪質なサイトではないか。などといったチェックが必要でしょう。改めての記載となりますが、自作自演の外部リンク対策は、スパム的な手法ですので当社ではサービスとしては提供していません。
場合によってはペナルティを受ける対策ですので、リンク元のサイトがどれだけ真っ当なサイトだったとしても、リスクがあることは忘れてはいけません。
相見積もりする
相見積もりは遠慮なく行いましょう。対策の技術的な話もそうですが、会社によりKPIの考え方、事業理解、ひいては担当者との相性といった視点も、ビジネスである以上当然です。数社比較をした方が、最終的には納得感を持っていただけることも多いので、遠慮なく数社に相談しましょう。
自社に合わせたプランを用意してくれるか
SEO会社を選ぶ際、自社のビジネスや業界に特化したプランを提供してくれるかどうかは非常に重要です。全ての企業に同じプランが適用できるわけではなく、ターゲットとする市場や競合状況、予算、リソースによって最適な施策は異なります。
自社のニーズや目標を理解し、それに基づいたカスタマイズされたプランを提案してくれるSEO会社であれば、より効果的な結果が期待できるでしょう。プラン内容が具体的で、戦略的に設計されていることを確認することが大切です。
提案が丁寧で臨機応変に対応してくれそうか
SEO施策は一度設定して終わりではなく、検索エンジンのアルゴリズムの変化や競合状況に応じて柔軟に対応する必要があります。そのため、SEO会社がどれだけ丁寧に提案を行い、臨機応変に対応できるかは、選定において重要なポイントです。
具体的なケーススタディや成功事例を示しながら、適切なアプローチを提案してくれる会社は信頼性が高いといえます。また、コミュニケーションの質が高く、迅速な対応が期待できるかどうかも確認すべきです。
費用の内訳が明確か
SEOサービスの費用は、施策の内容や範囲に応じて異なるため、費用の内訳が明確に示されていることは非常に重要です。費用がすべてではないことは先述の通りですが、内訳が不明確な場合、不要なコストが含まれている可能性や、施策の効果が見えにくくなるリスクがあります。
SEO会社を選ぶ際は、どの施策にどれだけのコストがかかるのか、具体的に説明してもらいましょう。また、費用対効果を判断するために、見積もりを比較し、透明性のある会社を選ぶことが大切です。
なぜその施策を行うのかを示してくれるか
SEO施策を提案する際、その根拠をしっかりと示してくれる会社を選ぶことが重要です。具体的なデータや過去の実績、ターゲット市場の分析などを基に、なぜその施策が自社にとって最適なのかを説明してくれる会社は、信頼性が高いといえます。
このような説明があることで、施策の効果や期待できる成果について理解が深まり、安心してプロジェクトを任せることができます。また、納得のいく説明があることで、社内での合意形成もスムーズに進むでしょう。
SEOが本当に最適かどうか示してくれるか
SEOが自社にとって最適なマーケティング手法かどうかを、正直に示してくれる会社を選ぶことも重要です。SEOは効果的な施策ではありますが、すべてのビジネスにとって最適であるとは限りません。
例えば、即効性を求める場合や、特定のターゲット層に強い影響を与えたい場合には、リスティング広告など、他のデジタルマーケティング手法が適していることもあります。SEOが自社のビジネス目標に合致しているかどうか、他の手法と比較して説明してくれる会社は、誠実で信頼できるパートナーとなるでしょう。
SEO対策は実績も有り、ウェブマーケに精通した会社に
すでに記載をした通り、SEO会社を選ぶ際には、過去の実績、特に大手企業などのドメインの評価に頼らない実績を持った業者に依頼をした方が良いでしょう。 またSEO対策以外の、リスティング広告や、SNS広告などにも長けた会社を選ぶことも重要です。
特にコンテンツマーケティングの場合、広告側のデータをSEO対策に活かしたり、その逆の活用法も考えられます。結果的に総合的に対応できる会社に依頼をした方が、結果が出やすく、各施策の相乗効果も期待できます。 またYMYLと呼ばれる医療や、健康に関わる領域での対策をご希望の場合、そうした領域の実績も重要です。
当社はYMYL領域での実績も豊富です。お問い合わせいただければ現状のサイトの分析や改善案の提示、実績の開示も可能ですので、ぜひご相談ください。
デジタルトレンズへお気軽にご相談下さい。
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