企業YouTubeでチャンネル登録者を増やす方法とは?指標など基礎から解説

更新日:

投稿日:2022.09.27

企業YouTubeでチャンネル登録者を増やす方法とは?指標など基礎から解説

近年では、チャンネルを開設して集客や商品・サービスの販売促進に役立てようという企業が増えてきました。

しかし、YouTubeチャンネルの開設当初は登録者を増やすことが非常に難しく、運用事業から撤退してしまうところも珍しくはありません。

そこで今回の記事では、YouTubeチャンネルを開設した企業の方々に向けて、チャンネル登録を増やすポイントなどを解説していきます。

YouTubeのチャンネル登録者が増えない原因とは?

ここでは、YouTubeのチャンネル登録者が伸び悩む原因の中でも、主だったものを5点紹介していきます。

更新頻度が少ない・不定期

YouTubeのチャンネル登録者が増えない原因の大きなものとして、そもそも更新頻度が少ない、もしくは不定期の配信というものがあります。

お店でたとえると分かりやすいと思いますが、品数が少ないお店や、開店が不定期なお店が繁盛することは、まず考えられません。

YouTubeのチャンネル登録者を増やすためにも、動画の更新頻度を上げるとともに、定期的にアップするよう心がけましょう。

また、更新頻度を上げることにより、YouTubeのアルゴリズム的に検索の上位やおすすめに載りやすいというメリットもあります。

チャンネルの設計が曖昧

チャンネル設計が曖昧というのも、YouTubeのチャンネルが伸びない理由の一つです。

たとえば、コンセプトがまとまっておらず、料理系の動画やDIY系、動物系の動画を一つのチャンネルで配信しても視聴者は困惑してしまいます。

YouTubeのチャンネル登録者を増やすためにも、どんなチャンネルにするのか、慎重に設計してから動画作りに取り組みましょう。

チャンネルの分析を行っていない

YouTubeには、自社のチャンネルのクリック率などを分析できる便利な機能が備わっています。

そういった機能を利用し、どんな動画が視聴者に好まれるのかの分析をしつつ、ブラッシュアップを重ねることで、YouTubeのチャンネル登録者数を増やすことにつながります。

なお、この分析機能は次の項で詳しく解説していきます。

YouTubeのアルゴリズムを理解していない

YouTubeのアルゴリズムを理解できていない企業は、チャンネル登録者数を増やすことが難しくなります。

YouTubeにおけるアルゴリズムとは、どれだけ表示されやすいかの指標の一つです。

YouTube側に良質な動画だと判断されれば、どんどんユーザーに表示され、再生回数も伸びていきますが、そうでない場合は、表示されにくくなり、チャンネルの伸び悩みの原因となります。

ただ、このアルゴリズムに関しては定期的に変更されていますので、YouTube運用の代行業者などに外注するのがおすすめです。

YouTubeのチャンネル登録者を増やす工夫

次に、YouTubeのチャンネル登録者を増やす工夫についても押さえていきます。

SNSなどの他の流入源を作る

YouTubeのチャンネル登録者数を増やす方法には、動画配信以外にも、SNSやブログなど外部からの流入源を作るといったものがあります。

動画を配信する度に、SNSとブログで報告することにより、より大勢の人にアピールできます。

さらに、外部のコンテンツと連携することにより、Googleからの評価が高くなるので、検索した際に上位表示されやすくなるというメリットもあります。

SEO対策を意識したコンテンツ設計

YouTubeのチャンネル登録者数を増やすためには、SEO対策を意識したコンテンツ設計が欠かせません。

先述のとおり、アルゴリズムやクリック率、ほかにもキーワードなどを意識しないと、ユーザーに表示されにくくなってしまいます。

ただし、自社の社員だけでSEO対策を賄おうとしても困難なケースが多いため、最近ではYouTubeの運用を外注する企業も増えてきました。

サムネ・細かい編集はプロに外注する

YouTubeで再生回数を増やしていくためには、ただ動画を撮影するだけなく、サムネやテロップ、効果音などを有効活用しなければなりません。

これらの要素が無い動画は、どうしても質素なものに見えてしまうため、視聴時間が稼げなくなってしまいます。

ただし、これらの作業はデザインのセンスや動画の編集技術などが必要なので、素人が施そうと思っても、納得のいく形にはなかなかならないです。

そのため、上記SEO対策と同様に、細かい編集作業でも外注がおすすめです。

動画を広告で配信する

チャンネル登録者を増やす工夫の一環として、広告を利用してみるのも効果的です。

YouTube広告は、YouTube内の様々な配信面に配信することが可能なので、ターゲットとするユーザーにアプローチすることができます。

透かしを画面上に表示させる

チャンネル登録者数を増やすには動画の画面上に透かしを表示させることも有効的です。
透かしとは動画画面の右下に表示される薄い画像です。

写真元:https://lumii.co.jp/blog/increase-youtube-subscribers/
動画の画面上に透かしを設定しておくことで視聴者の好きなタイミングでチャンネル登録ができるようになるため、登録率が高まります。
YouTubeが公式で公開している「YouTube Studio」から透かしをせていすることが可能なので是非活用してください。

動画内に次回予告を入れる

ドラマなどと同じように人は次回予告があると次が気になってしまうため、その心理を活用した次回予告を入れることもチャンネル登録者数を増やすポイントとなります。
次回の動画を予め用意しておき、動画の最後にダイジェストを入れ込むと効果的です。
また、次回動画の投稿時間は今回の動画と同じ時間が好ましいです。

動画の最後にチャンネル登録ボタンを設定する

YouTubeの機能として動画の最後にチャンネル登録ボタンを設置できるため、その機能を使ってチャンネル登録ボタンを設置しましょう。
チャンネル登録ボタンを設置する際は、目立つデザインで視聴者が注視するようなボタンを設置しましょう。
また、登録ボタンの設置だけでなくチャンネル登録の訴求としてナレーションも忘れずに加えましょう。

視聴者にいいねやコメントをしてもらう

チャンネル登録とはチャンネルのファンになるという事です。
ファンになってもらうには、いいねやコメントなどを促して積極的にコミュニケーションを取ることが有効的だと考えられます。
全くユーザーとの関わりが無い人よりも活発にユーザーとコミュニケーションを取っている方が好印象であるはずです。
ユーザーの意見を聞いて要望を実行するという事も効果的なのでやってみると良いです。

チャンネル登録者を増やすために知っておきたい用語

続いて、チャンネル登録者を増やすために知っておきたい用語を解説します。

きちんと理解することで、チャンネルを正しく分析することが可能になります。

インプレッション

インプレッションとは、自社のチャンネルの動画のサムネイルが、画面に表示された回数のことを指します。

このインプレッションが多ければ多いほど、ユーザーの目に止まったということになります。

インプレッションが多いのに、再生回数が伸びない場合は、サムネイルやタイトルに何らかの問題がある可能性が高いです。

このような場合は、一度サムネイルやタイトルを見直してみましょう。

ちなみに、動画の再生回数と混同されがちですが、あくまで「サムネイルが画面に表示された回数」ですので、間違わないようにしましょう。

クリック率

クリック率とは、その名のとおり、サムネイルが表示された際に、どれくらいの割合でクリックしてもらえたかを表す指標です。

このクリック率が高い動画は、YouTube側から良質な動画と判断されるため、インプレッションの増加につながります。

クリック率が高い状態で、インプレッションが増加すると、再生回数がさらに伸びるという好循環が生まれ、自社のチャンネル登録者数を増やすことができます。

エンゲージメント

YouTubeのエンゲージメントとは、視聴者が動画やチャンネルに反応した数のことを指します。

このエンゲージメントが高くなればなるほど、ユーザーから選ばれやすくなるうえ、「いいね」やコメントがもらえやすくなるのがメリットです。

高評価やコメントが多い動画は、YouTube側からの評価も高くなりますから、チャンネル登録者を増やすことにもつながります。

平均視聴時間

平均視聴時間とは、読んで字のごとく、視聴者の平均的な動画の視聴時間です。

視聴者は、動画を最後まで観てくれるとは限りません。

たとえ30分の動画を作ったとしても、「つまらない」と判断されれば数十秒で離脱されることもしばしばあります。

こちらの数値が低いと、YouTubeからレコメンドされる確率が下がってしまいますので、きちんと最後まで動画を見てもらえる工夫をすることが重要です。

総再生時間

総再生時間は、投稿した動画が、合計してどれだけの時間再生されたかを表す指標です。

収益化を目指す際には4,000時間もの再生時間を稼ぐ必要があります。

ちなみに、収益化にはチャンネル登録者数を1,000人以上、保有しているという条件も追加されます。

YouTubeのチャンネル登録者を増やす難しさ

YouTubeのチャンネル登録者を増やすための要素には様々なものがあることは、ここまで見てきたとおりです。

しかし、チャンネル登録者を増やす要素を理解していても、一筋縄ではいかないのがYouTubeです。

そこで、ここでは、YouTubeのチャンネル登録者を増やす難しさについて解説していきましょう。

視聴してもらえる動画の企画作り

動画を作る以上、何らかの企画を考える必要があります。

しかし、YouTube上は様々な動画で溢れかえっているため、斬新なアイデアでもない限り、多くの視聴者に自社の動画を届けることができません。

自社が発信したい内容と相性がよく、かつ新しい切り口の動画でなければ、なかなか視聴者に選んでもらえないところが、YouTubeの難しいところと言えるでしょう。

編集に凝った動画でもSEO対策をしていないと表示されにくい

YouTubeで動画を配信する際に、多くの人は動画の制作に力を入れます。

「高額な動画編集ソフトを購入し、丹精込めて作り上げた珠玉の作品!これが伸びないはずがない!」

と本人が思っていても、SEO対策がきちんとなされていないと、ユーザーに表示されにくくなってしまいます。

上でも触れましたが、表示されるようにするには、キーワードの埋め込みなど数々の工夫を凝らしましょう。

YouTube運用における必須ツール

youtube運用において成功させるにはチャンネルを分析することが重要です。
これから紹介するツールはコンテンツ制作、チャンネル解析、プロモーション、コミュニケーションなどYouTube運用の様々なシーンで役に立ちます。
これらのツールを使うことで効率的にチャンネルを運用して成果に繋がります。
ここからは、ツールを活用する場面毎に分けてそれぞれのツールの特徴を解説していきます。

編集時に役立つツール

YouTube運用において重要である動画編集の際に役立つツールを紹介します。
クオリティの高い動画を制作したいのであれば以下のツールを活用すると良いです。

Adobe Premiere Pro

このツールは動画編集者なら皆知っていると言っても過言ではありません。

 

クオリティが高いプロフェッショナルレベルの動画制作が可能です。
搭載機能が多彩で、高度な動画編集ができます。

Final Cut Pro

このツールはwindousよりMacユーザーにおすすめの動画編集ソフトです。
わかりやすいインターフェースと高速な動作を得意としている点が特徴的です。

DaVinci Resolve

安価で高機能ソフトとして魅力的なツールです。特に色補正機能に優れており、ハイクオリティな動画制作が可能です。

チャンネル分析時に役立つツール

YouTube運用においてチャンネル分析は必須です。
具体的にどのようなツールを使うと良いか見ていきましょう。

YouTube Studio

YouTubeの公式アナリティクスツールです。
YouTubeチャンネルを分析するにはこのツールがおすすめです。様々な項目があり、細かいところまで分析が可能です。

TubeBuddy

このツールはChrome拡張機能として提供されており、競合動画の分析、キーワードの検索ボリュームを調べることのできるツールです。

Social Blade

このツールは、チャンネルの収益予想、成長率を確認することができ、YouTubeチャンネルの統計情報を提供しているツールになります。

他SNSとの連携ツール

YouTubeチャンネルの存在を広めるために他のSNSと連携することは効果的です。
その際には、これから紹介するツールを活用すると良いです。

Buffer

 

予約投稿やアナリティクス機能も多数掲載しており、一つのダッシュボードで複数のSNSを管理できるツールです。

Hootsuite

 

ソーシャルメディアの予約投稿やアナリティクスに加え、複数人での利用やモニタリングが可能なツールです。

IFTTT (If This Then That)

YouTubeへの投稿を引き金とし、自動的に他SNSにも投稿をしてくれるツールです。

チャンネル登録を増やしたいならデジタルトレンズへ相談

上述のとおり、YouTubeの世界で生き残っていくためには様々な方策が必要です。

優れた撮影機材や動画編集ソフトを扱える人材、SEO対策の知見を有した人物を、自社だけで集めるのは非常に困難と言えます。

そのため、YouTube運用の代理店に依頼して施策を施してもらうのが、チャンネル登録者数を増やすための近道です。

代理店に依頼することで、時間の節約、そしてコストの圧縮、社内の人的リソースの温存など、数々のメリットが生まれます。

また、運用のためのノウハウもレクチャーしてもらえれば、いずれはインハウス化にもつなげられます。
デジタルトレンズは、動画制作からチャンネル運用、レポーティングまで、全てのプロセスを一貫して提供します。
弊社の強みはこちらです。

チャンネル登録者数と再生回数に特化した運用
1動画あたり1万回再生保証
手数料無料で1ヶ月運用

YouTube運用を検討中の方や、現在の運用に満足していない方は、ぜひデジタルトレンズにご相談ください。

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記事監修者の紹介

株式会社デジタルトレンズ 代表

姫野 慎太郎

京都大学経済学部卒業後、東証グロース上場企業である株式会社イトクロに新卒入社。

イトクロではメディア事業に従事し、海外拠点の立ち上げにも貢献。
2012年に退職後、株式会社デジタルトレンズを創業。

Web広告代理店事業からSEO対策、
Webメディア事業まで、幅広くWebマーケティング事業を展開。

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