【SEO対策】Googleの検索順位を上げる方法とは?仕組みや注意点についても解説
Webサイトを運営している人は、基本的に自社Webサイトの上位表示を目標とするでしょう。
Google検索順位で数十位以内に入らなければ、成果をあげることも難しくなります。
しかし、やみくもにwebサイトのコンテンツを増やしたところで、検索結果を上げられるわけでもなく、成果がついてくるものでもありません。
そこで、検索順位を上げる方法、意識するべき点についてご紹介していきます。
※2023年7月にサポート終了!GoogleAnalytics(UA)からGoogleAnalytics4への移行が終了していない方はこちらをご参照下さい。※
目次
検索順位とは
検索順位とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンでWebサイトに関連するキーワードが検索された際に、Webサイトが表示される「順位」のことです。
当然、サイトの検索順位が高ければ高いほどサイトを発見してもらえる可能性が高まるため、サイトの流入数にも大きく影響してきます。
検索順位の仕組み
検索順位は、Googleの検索エンジンのアルゴリズムによって決定されます。
このアルゴリズムの詳細については公式に発表はされておりませんが、200以上もの項目があると言われています。
よって、検索順位を上げるためには、検証を繰り返しながらGoogleから好まれる、評価される対策「SEO対策」が必要となるわけです。
SEO対策とは
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジンの最適化)の略称であり、Google検索での順位の上位表示化をし、そのサイトの露出を高めることです。
Googleは独自のアルゴリズムによって検索順位を決定づけているため、「これをやれば、絶対に上がる!」というものは存在しませんが、「どういったサイトが上がりやすいか」の傾向はある程度存在します。
そのため、その傾向に沿って「どういうサイトがGoogleに評価されるか」を常に検証しながら検索順位を上げていくことが「SEO対策」と言えます。
ここからは、SEO対策という概念を前提に、具体的に検索順位を上げる方法や意識するべきことについて紹介していきます。
検索順位を上げる5つの方法
検索順位を上げるために必要な方法として、5つのポイントが挙げられます。1つずつみていきましょう。
1.適切なキーワードを選定する
検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される仕組みのため、どのようなキーワードで検索順位を上げるかを考える必要があります。
そのため、SEO対策を行う上ではこのキーワード選定が一番重要な要素といえます。
では、具体的にキーワード選定の考え方について見ていきます。
ペルソナを決める
ペルソナとは、ターゲットを絞り込み個人をイメージして作った架空のターゲットを指します。
Webサイトに集客したいペルソナを細かく設定することで、ユーザーの検索ニーズ(検索意図)を絞り込むことができます。
自身の商品点サービスのお客様である、年齢、性別、勤務先、家族構成、住む場所、趣味や性格まで詳しく分析、イメージし、主要のキーワードを特定しましょう。
関連キーワードを考える
主要キーワードの選定ができたら、次に関連キーワードを選定しましょう。関連キーワードとは、主要キーワードと一緒に調べられている情報のことを指します。
たとえば、「SEO対策」というキーワードの関連キーワードは下記のようなものがあります。
ユーザーが知りたい情報に対して何度も検索を繰り返してしまうのは、はじめに訪れたサイトの情報が不十分だと考え、Googleはそのサイトを評価することはありません。
そのためユーザーが満足してくれるようなサイトを作るためにも、関連キーワードの検索ニーズも含めたサイトを作ることが重要です。
ただし、選定したキーワードや、関連キーワードを過度に使用すると、不自然なサイトとなり、サイト評価が落ちる可能性があるので注意が必要です。
2.タイトル・メタディスプリクションを設定する
Webサイトのタイトルや説明文は、「書籍の背表紙」として表現されるように、ユーザーがサイトを訪問するかどうかを決める非常に重要な要素です。
また、タイトルやディスクリプションは、検索エンジンに対してどのようなサイトかを伝える重要な要素でもあります。
それでは、検索順位を上げるためのタイトル・ディスクリプションの設定方法のポイントについて紹介していきます。
タイトルに対策キーワードを盛り込む
調べているキーワードがタイトルにないと、ユーザーは求めている情報ではないと判断してしまいます。
いくら内容が良くても読まれないコンテンツとなるため、必ずキーワードを入れるようにしましょう。
また、検索エンジンは、タイトルの前方のキーワードを重視していると言われているため、選定キーワードはタイトルの前方に使用するのが効果的です。
メタディスプリクションを設定する
メタディスプリクションとは青いリンクの下に表示されるコンテンツの内容を要約したテキストです。
メタディスプリクションの内容は直接的にはSEOに反映されるわけではありませんが、ユーザーの欲しい情報にマッチした、文章を表示させることができれば、それだけクリック率が上がります。
選定したキーワードも適度に使用しながら、コンテンツの概要がわかるディスクリプションを設定するようにしましょう。
3.内部対策でGoogleに見つけてもらいやすくする
検索エンジンは、無数にあるインターネット上のページをクローラというソフトウェアで巡回し、それぞれのwebサイトの情報を集めてサーバー(Google)へインデックス(登録)しています。
インデックスされた情報は、検索エンジンのアルゴリズムで順位付けが行われ、検索結果として現れます。
つまり、検索順位を上げるためには、Googleにサイトを見つけてもらいやすくする内部対策が重要となります。
ここからは、内部対策における重要なポイントについて紹介していきます。
内部リンクを設置する
内部リンクとは、自サイト内を行き交うリンクのことを指します。
内部リンクを設置することで、サイトごとのクローラーが巡回しやすくなり、Googleに見つけてもらいやすくなるため、結果として検索順位の上昇につながります。
また、ユーザー目線で考えても、合わせて知りたい情報を内部リンクで紹介している方がコンテンツ力が高いと言えるので、必ず設置するようにしましょう。
効果的な内部リンクの設置方法については、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
サイトマップを送信する
サイトマップとは、サイト全体のページ構成を示す地図のようなものです。
このサイトマップを設定することで、クローラーがサイト内を巡回しやすくなるため、Googleに認識してもらいやすくなります。
サイトマップには、ユーザーにサイトの全体構造を示すHTMLサイトマップと、クローラーに対してサイト構造を伝えるXMLサイトマップの両方がありますが、
どちらもSEO、ユーザービリティの観点から見て重要なため、設置するようにしましょう。
4.コンテンツの質を高める
ここまで、クローラーの必要性について説明してきましたが、クローラーがサイトを発見しても、コンテンツの質が良くなければ検索順位を改善することはできません。
そのため、ユーザーが必要としているコンテンツを作り上げるために改善していくことが重要です。
リライトして記事の質を高める
Webコンテンツのリライトとは、各コンテンツの内容をブラッシュアップすることをいいます。
上位化させたいキーワードで調べたときの競合サイトとの比較や既存コンテンツの質を分析し、改善していくことが必要となります。
正しいリライトを行うことで、Googleおよび、ユーザーからの評価が上がるため、検索順位やアクセスアップにつながります。
逆にユーザーが求めている情報を理解せずに行ってしまうと、逆に評価が下がってしまうこともありますので、気をつけなければなりません。
アクセス分析を行う
コンテンツの質を高めるには、サイトのアクセス分析が重要です。
なぜなら、アクセス分析を行わないと、現状の検索順位や、コンテンツ課題把握できないからです。
アクセス分析では、主に以下の項目を確認するようにしましょう。
- 検索順位
- クリック率
- 流入キーワード
- ユーザーの滞在時間
- ユーザーの離脱/直帰率
アクセス解析では、主に「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」でを活用することで、大半の項目を分析することが可能なため、アクセス分析の際には必ず利用してみて下さい。
5.被リンクを集める
被リンクとは、内部リンクとは異なり、外部のサイトから自社のサイトや自社の特定のページに誘導するためのリンクです。
Webサイトや特定のページを紹介されたり、内容を引用されたりすることで、出典元としてリンクされるといった方法で被リンクを得ることができます。
Googleは被リンクをwebサイトの評価の一つして重要視しているので、検索順位を上げる施策としては有効的ですが、外部要因であるため自身で調整、対策することは比較的難易度が高くなります。
また、被リンクを集めるには、「この記事を紹介したい」「この記事を引用したい」と思われるような良質なコンテンツであることが大前提なため、コンテンツの改善や内部対策がきちんと行っていくことが被リンクの獲得に繋がります。
検索順位を上げるために意識すること
検索順位を上げるための技術的な方法についてご紹介していきましたが、ここからは、検索順位をあげるために意識するべきことについて紹介していきます。
ユーザーファースト
検索順位を上げるためには、「ユーザーファースト」を意識することは欠かせません。
なぜなら、Googleは「ユーザーを最優先すること」を基本方針として挙げており、「Googleが掲げる10の事実」でも以下のように述べられているからです。
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。(引用元:Googleが掲げる10の事実)
検索順位を上げるSEO対策は、検索エンジンのアルゴリズムに対策をすると考える人が多いですが、
「ユーザーの満足度の高い、価値あるコンテンツを提供すること」が前提にあることを常に意識しておきましょう。
ユーザーファーストなコンテンツとは
ユーザーファーストなコンテンツとは、つまり、サイトに訪問するユーザーの悩みや問題を解決できるコンテンツです。
そのためには、徹底的にユーザー目線に立ち、以下の項目を確認するようにしましょう。
- ユーザーが知りたいことは何か?
- 読みやすい記事になっているか?
- 説明、表現の仕方が伝わりにくくないか?
また、ユーザーファーストにおいては、文章の内容だけでなく、サイトの見やすさ、使いやすさなどの機能性も重要です。
ユーザーがより見やすく、使いやすいコンテンツとなるよう以下を活用するとよいでしょう。
- 箇条書き
- 太文字・強調
- 色付け
- 改行・スペース
- 図・表・写真
検索順位を下げるNG行為とは
ここからは、逆に検索順位が落ちてしまう間違ったSEO対策について紹介していきます。
時間やお金をかけて対策をしたのに、検索順位が落ちてしまうという最悪の自体を避けるためにも必ず注意しましょう。
キーワードの過剰な使用
SEO対策において、選定したキーワードを使用することは重要ですが、過剰にキーワードを使用すると「過剰SEO」と評価され、検索順位が落ちる可能性があります。
キーワードの使用は不自然にならないよう、必要最低限で使用するようにしましょう。
複製・コピーコンテンツ
既存のWebサイトに存在するコンテンツの複製は絶対にやってはいけません。
たとえ、一部文言を修正しても、内容が極端に重複しているコンテンツはペナルティの対象になるだけでなく、著作権侵害となる可能性があります。
ライターに記事の執筆を依頼している場合、そのライターが既存のコンテンツをコピーして制作している可能性もあるので、以下のコピペチェックツールなどを活用して随時チェックするようにしましょう。
参考ツール:こぴらん(https://copyrun.net/)
不正な外部リンク
外部対策を行う目的で、質の悪いリンクや、購入した被リンクを使用することも絶対にやってはいけません。
サイトと関連性の低い被リンクや、大量に使いまわしされている被リンクはGoogleに自作自演の外部対策として判断されペナルティ対象になる可能性があります。
外部リンクは、質の高いコンテンツがあってはじめて集められるものですので、まずはコンテンツの改善を優先的に取り組みましょう。
隠しテキストや隠しリンク
隠しテキスト、隠しリンクとは、ユーザーには表示されないようになっているが、サイト上には存在しているテキスト、リンクのことを指します。
このような隠しテキスト、隠しリンクを設置すると、ユーザーが受け取る情報と、検索エンジンが受け取る情報に差が発生し、スパムと判断されます。
- フォントサイズが0になっている
- テキストカラーが背景色と被っている
- 画像の背後にテキストを配置する
- CSSで画面外にテキストを配置する
上記の項目が当てはまってないか注意深く確認するようにしましょう。
まとめ
検索順位を上げるためには、「ユーザーファースト」を意識したコンテンツであることを大前提として、以下の対策を行うことが重要です。
- 適切なキーワードを選定する
- タイトル・メタディスプリクションを設定する
- 内部対策でGoogleに見つけてもらいやすくする
- サイトマップを送信する
- 被リンクを集める
検索順位を上げるためには、このような対策を積み重ねていくことが重要です。
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