TikTokの種類や費用について!課金方式や相場を徹底解説

更新日:

投稿日:2023.06.14

TikTokの種類や費用について!課金方式や相場を徹底解説

Tiktok広告の種類

Tiktokの広告は主に4種類存在します。起動画面広告、インフィード広告、ハッシュタグチャレンジ、運用型広告の4種類が主なTiktok広告の種類です。

細かくターゲティングでき、費用対効果よく配信できる運用型広告が一般的ではありますが、起動画面広告やハッシュタグチャレンジなどの一度に多くの認知を獲得できるような広告配信方法も存在します。

それぞれの種類別の特徴をしっかりと把握しておき、どのような目的やどれくらいの費用感でどの広告を配信するのかという決定がスムーズに検討できるよう理解しておきましょう。

Tiktok広告の各種類の特徴や費用相場

起動画面広告

起動画面広告とは、名前の通りTiktokを開いた際にすべてのユーザーに対して表示される広告のことです。多くのユーザーに広告を表示できるというメリットがありますが、配信できるのは1日に1社のため枠が埋まってしまっていることや高額な金額が必要になるというデメリットも含んでいます。

費用をかけて、一気に認知を獲得したいという場合は起動画面広告を利用していみるとよいでしょう。

起動画面広告の費用相場

起動画面広告の費用相場はCPM(広告1,000回表示)=770円程度となっており、総額費用相場が500万円となっています。より多くのユーザーに届けることができる一方で、金額としては高額の設定となっています。

インフィード広告

Tiktokのおすすめ欄に表示できる広告です。

ユーザーが生成した投稿と同じように配信され、「いいね!」やシェアが可能なため、ユーザーによる二次拡散も見込むことが可能です。広告だと気づかれにくい点がメリットと言えるでしょう。期間契約で1日から期間設定することができます。

インフィード広告の費用相場

インフィード広告の費用相場はメニューによって金額設定が異なります。

BrandPremiumが最低金額42万円~

OneDayMaxは300万円~

TopViewは625万円~

期間契約型となっており、相場は50万円で60万インプレッションの獲得を見込むことができます。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジとは企業がオリジナルで生成したハッシュタグ(#)を利用して拡散する広告です。ユーザーによる参加型となり、インフルエンサーやTiktokerによる拡散でバズりやすい傾向があります。金額は期間契約によって生じるため、高額になりやすい点が特徴です。

ハッシュタグチャレンジの費用相場

ハッシュタグチャレンジは費用が1,000万円からとなっています。かなり高額の最低金額設定となっていますが、ユーザーの拡散性を考えると費用以上の効果を見込める可能性もあります。

運用型広告

運用型広告は一般投稿に混ざって流れる広告です。費用やターゲットを決めて配信することができ、狙ったユーザーに比較的低い予算で配信できるのが特徴です。運用中の数値を追ってPDCAを回していく必要があります。

運用型広告の費用相場

運用型広告の費用相場は以下のようになっています。

CPM(広告1,000回表示)=100~1,000円

CT(1クリック)=30~100円

CPV(1再生)=5~60円

予算は自由に設定できるため、広告費を抑えたい場合はオススメのメニューとなっています。効果を最大化したい場合は運用型広告がおすすめです。

運用型広告はターゲティングや毎日の日予算など定期的に広告の調整を行う必要があるため、自社で知見がない場合やリソースが限られているという場合は広告代理店に依頼をするというのも一つの手だと言えます。

Tiktok広告の課金方式別のメリット・デメリット

クリック課金型

メリット

クリック課金型のメリットはクリックされなければ費用がかからないため無駄な予算を消化することがないということが言えます。そのため結果としてもCVRが高くなり、CV数とクリック数で分析を行えるためPDCAを回しやすくなるという点もメリットです。

特に商品の購入やお問い合わせ数の増加、イベント申込などのCV(コンバージョン)をより多く獲得していきたい場合は、クリック課金型による広告配信がオススメだと言えます。

デメリット

クリック課金型のデメリットは広告を適切に出稿していない場合、無駄なクリックが生じてしまい予算が無駄になってしまうという点です。無駄なクリックを防止するためには適切なターゲティングや日々データを確認し運用していく必要があります。

どのようなユーザーに広告を配信しどのような効果が出たのかというような細かいデータを基に運用を進めていく必要があるため、Tiktok広告の知見を持っていなければ効果が出づらい可能性も考えられます。

インプレッション課金型

メリット

インプレッション課金型のメリットは広告表示による課金になり広告露出を最大限広げることができるため、サービスや商品の認知を最大限獲得することができるという点です。まだ知られていないサービスや商品を広げたい場合はインプレッション課金型の広告が向いていると言えるでしょう。

サービスのローンチ当初や既に顕在層の獲得ができており新しい層の獲得を目指したい場合はインプレッション課金型で広告を配信しリーチを獲得していくと目的に対して効果が出やすくなると言えるでしょう。

デメリット

インプレッション課金型のデメリットは広告表示のたびに課金が生じるため、クリック課金型と比較をするとCVRが悪くなる傾向があります。商品の購入や申込みなどCVを目指したい場合は、インプレッション課金型広告は不向きでPDCAを回しづらくCVから逆算した数値を把握しづらいという点がデメリットです。

広告を配信する目的やKPIをどこに置くのかということを考えて配信することが大切です。

再生課金型

メリット

再生課金型のメリットは動画が視聴されて場合に課金となるため、インプレッション課金型広告よりも費用対効果よく運用できるという点があります。また、興味のあるユーザーに対して動画視聴で情報を伝えるため、テキストや画像よりも多くの情報を伝えられるという点もメリットと言えるでしょう。

デメリット

再生課金型のデメリットはインプレッション課金型広告同様にCVとCVRの分析がしづらいという点があります。CVを狙って広告を打ちたい場合は不向きだと言えます。

また、最後まで視聴される質の高い動画を制作するのにはテキスト広告や静止画の広告と比較しても制作コストがかかってしまいます。

広告費に加えて制作コストが必要になる点もデメリットと言えるでしょう。

期間契約型

メリット

期間契約型のメリットは決まった期間の間に多くのユーザーに広告を見てもらえるという点がメリットと言えます。クリックやインプレッションでの課金ではないため、ユーザーの行動によって費用の変動がない点もメリットと言えるでしょう。

デメリット

期間契約型のデメリットは一定期間に多くのユーザーに広告を表示させるため、認知のボリュームは多く獲得することはできますが多額の費用がかかる点がデメリットと言えるでしょう。

一度に多額の金額が必要になるため、負担が大きい点と広告のクリエイティブや期間などの戦略がうまく設計されていないと思っていたほど効果が出なかったという結果になってしまうという点もデメリットとして把握しておきましょう。

Tiktok広告の配信方法の選び方

広告予算範囲に合わせて決定する

Tiktok広告は配信方法が複数あり、起動画面広告やハッシュタグチャレンジ広告については予算が莫大に必要になります。広告予算に合わせて配信可能なメニューを選び、出稿する必要があります。

広告予算がそこまで確保できない場合は、運用型広告でターゲティングなどを適切に行い効率よく配信を行い必要があります。

広告出稿の目的に合わせて決定する

広告を出稿する目的を明確にして配信方法や課金形態を決定しましょう。費用対効果よくCVを獲得するのか、ブランディングや認知目的で広告を出すのかということを明確にすると検討しやすくなります。

広告の戦略や目的から相談したい場合にはTiktok広告を取り扱っている広告代理店に依頼することも検討しましょう。

予算に応じた効果的なTikTok広告運用をお探しなら、デジタルトレンズへ

当社、デジタルトレンズは、SNS広告及び運用代行分野において、100社以上の企業様に信頼されてきた実績がございます。

私たちは、企画立案から投稿、そして運用に至るまで、一連の流れを一気通貫でサポートいたします。
動画制作も含め、多方面にわたる豊富な経験があるため、お客様に安心してご依頼いただけます。

お客様の予算や目的に合わせて、最適な広告運用の方法を詳細にご提案します。
また、一度お試し頂きたいため、今なら動画制作1本を無料で提供しております。
TikTok広告の運用について不安や疑問をお持ちの方は、ぜひデジタルトレンズへお気軽にお問い合わせください。

TikTok広告に関するご相談はこちら

まとめ

Tiktok広告の種類や費用相場について理解できましたでしょうか。Tiktok広告には配信メニューごとに最低出稿金額や課金形態が決まっています。

動画のクリエイティブの質も重要ですが、どのようなメニューでどのような課金形態で広告を配信するのかという戦略も重要になります。

それぞれの課金形式のメリットやデメリットについて理解し、目的に応じて広告設定を行いましょう。Tiktok広告に悩んでいたり、迷っていたりする場合は代理店に依頼することも検討しましょう。

記事監修者の紹介

株式会社デジタルトレンズ 代表

姫野 慎太郎

京都大学経済学部卒業後、東証グロース上場企業である株式会社イトクロに新卒入社。

イトクロではメディア事業に従事し、海外拠点の立ち上げにも貢献。
2012年に退職後、株式会社デジタルトレンズを創業。

Web広告代理店事業からSEO対策、
Webメディア事業まで、幅広くWebマーケティング事業を展開。

関連する記事

受付時間平日10:00 ~ 19:00 (土日祝除く)