【知らないと損する】バナー作成費用の内訳と見積もり相場はいくら?

更新日:

投稿日:2021.12.23

【知らないと損する】バナー作成費用の内訳と見積もり相場はいくら?

バナー作成費用の算定方式

バナー作成費用は実際に依頼してみなければ分からない点も多いのではないでしょうか。

バナー広告は、WEB上におけるマーケティングの基本です。低予算かつ簡単な登録等、手軽に開始できる一方で、高い広告効果が期待できる点から多くの事業者が広告を展開しており、いかに閲覧者の目に留まるバナー広告を作成できるかもまた、大切なポイントです。

自作ではなく、業者に依頼し、大きな広告効果を狙いたいと考えるのも合理的ですが、その際の費用についての内訳としては、主に下記の5分類となります。

作業量

バナー広告作成のために費やした作業量に基づいた費用です。

依頼したバナー広告が多いことから、多くのスタッフが長時間業務に取り組めば当然ですが作業量も増えるので費用も高くなります。

作業量も直接的な制作業務と事務・作業的な作業の二種類に分類できるのですが、前者の作業量が多ければ多いほど、費用は高くなりますが、決して作業量に比例しているだけではなく、依頼主からのリクエストに対応する量などもこちらに含まれます。

付加価値量

作成したバナーに、どのような付加価値があるのかを算定したものです。

バナーに関してであれば、ホームページのシンボル的なバナーよりも、広告として運用する予定のバナーの方が付加価値が高いと判断され、バナー作成費用も高くなります。

ホームページのバナーの場合、そこから利益は生まれませんが、広告の場合、利益、つまりは付加価値が生まれますので高くなるという理屈です。

支出経費

バナー作成のために相手の業者が使用した経費です。

例えば打ち合わせで訪問してもらった場合には交通費がかかりますし、ライセンス使用料等もこちらに加算されます。 この点は相手側の経費として考えると分かりやすいでしょう。

質的指数

質的指数とは、相手の「質」の部分の費用です。

実績、知名度、スキルといったバナー作成に関わるステータスの部分と考えると分かりやすいでしょう。 実績のある業者であれば、過去の実績が期待できますので、実績のない業者に依頼するよりも高くなります。

逆に、実績がない業者であれば、質的指数が低くなるので費用が低くなります。しかし、実績のない業者だから質の低いバナーになるとも限りません。良く見極める必要があります。

量的指数

業者の知名度やステータス、実績以外の付加価値要因になります。

例えば達成目標や仕様媒体、数量などがこちらに該当します。バナー広告の場合、広告をクリックしてもらい、商品やサービスの宣伝が目的になります。

クリック数、あるいはコンバージョン数を高く設定すれば、業者としてもそれだけ責任感が高まりますので費用が高くなります。 但しこの点に関しては明確な基準が設定されているのではなく、あくまでも当事者間の合意によって形成されるものなので、提示された費用が高いと感じたら、拒否、あるいは交渉による値下げも可能です。

バナー作成費用の内訳

バナー作成費のどの部分にお金がかかるのかもまた、知っておいた方が良い部分です。 そこで、バナー作成費用の主な内訳をご紹介します。これらの要素によって、総額が決まると考えてよいでしょう。

ディレクション費

ディレクション費用とは、作業進行のための費用です。

バナー作成ではディレクション費用が含まれているケースが多いので、別途ディレクション費として計上する業者は少ないですが、バナー広告だけではなく、広告運用まで依頼すると発生するケースが多いです。

こちらは平均的な相場は総額の10%~20%程度となっていますので、ディレクション費用が発生するのかあるいは含まれているので不要なのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

デザイン費

バナー広告のサイズ、さらには業者の経験・実績によって変動する部分で、いわば技術料とも言うべき費用です。

バナー広告の場合、テキストだけであれば安価に抑えることが可能ですが、テキストと写真、さらには写真も加工してもらうなど様々な工程を挟む場合には費用が高くなります。

業者側にとっては、腕の見せ所になりますので実績がある業者、あるいは自信のある業者であれば高額になりますが、簡易的なバナーを格安で作成する業者も登場しています。

素材費

バナー作成の際、有料素材を使用した場合に計上・請求されることがあります。

デザイン会社の場合、有料の素材サイトに加入しているケースが多いのですが、自己負担、つまりは利用者側に費用を請求する業者もいます。 但し、高いものでも1点数百円程度です。

基本的に画像の素材は高画質なものほど高くなりますが、バナー広告で使用する場合、高画質なサイズの必要性が低いので、素材費も安くなる傾向にあります。

撮影費

フリー素材ではなく、オリジナル画像を作成するために撮影を必要とする場合には撮影費用が発生します。

例えば商品の画像を使用したい場合、既に用意している商品の画像を用いるか、あるいは新たに撮影した画像を使用するかになります。 ただし、撮影に関しては対応していない業者も多いです。

あくまでもフリー画像、あるいは用意してもらった画像を使用するのみの業者であれば、撮影に未対応なので撮影費が計上されることはありません。 カット数で算出する場合には1カット1,000円前後、時間制で算出する場合には1時間で15,000円が費用の相場となっているようです。

修正費

修正費とは、名前の通り納品したバナーを修正する費用になります。

作業内容としては、画像の差し替え・文言の追加・変更や、色彩の変更などがあげられます。 この修正費は、バナーの制作費に含まれていること業者が多いです。

バナー作成費用の相場を知るために

バナー作成費用は、実際に依頼した経験がないと相場が分からないものです。 バナー作成費用の相場を知ることで、業者の提示額が高いか安いかが判断できますが、相場を知るための方法としては、やはり見積もりが大切です。

見積もりを出してもらう

まずは気になる業者を見つけたら相談し、見積もりを出してもらいましょう。

その際、ある程度具体的な要望を出す点がポイントです。大雑把な相談の場合、見積もりも大雑把なものになってしまいますので、費用の相場が把握できません。

サイズ、目的、目標数値等が既に決まっているのであれば、できる限り具体的に伝えましょう。 業者側としても、要望が具体的であればあるほど、見積もりも具体的な数値を出すことができますので、伝えるべき点は伝えましょう。

相見積もりで相場を知る

まずは一社から見積もりを取ることで、費用が分かりますが、さらに複数の業者から見積もりを取りましょう。いわゆる相見積もりですが、相見積もりをする際には当然ですが、同じ条件を提示しましょう。

複数社からの見積もりの提示により、ある程度相場が見えてくることでしょう。 見積もりはあくまでも見積もりです。決して見積もりを出してもらった業者に必ず依頼しなければならないものではありませんし、見積もりを細かく見ることで、どこにどれだけの費用がかかっているのかが分かります。

当社のバナー事例と価格

ここでは、当社デジタルトレンズが作成した実際のバナーと価格をいくつかご紹介します。

【事例1】1080×1080 正方形バナー

【事例2】1200×628 長方形バナー

まとめ

バナー作成費用の内訳や、相場を把握するために必要なことなどを解説させていただきました。

バナー作成で大切なことは、バナーはあくまでも宣伝・広告ツールです。そのため、途中でバナーを変えたくなることもあるでしょう。

そのため、バナー作成費用の作業領域の確認が重要です。 どこまで対応してくれるのか、費用が発生するのか等は事前に把握しておきましょう。この点を忘れていると、後々大きな出費を強いられることになりかねません。

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