【期間別】SEO対策の効果測定したい7つの指標|無料ツールも解説

更新日:

投稿日:2023.04.16

SEO対策でコンテンツの質を上げるためには、定期的かつ正確な効果測定が必要です。しかし、「何をいつ、効果測定するのか」「どのように進めればよいのか」とお悩みの方も多いでしょう。

本記事ではSEO対策で効果測定する指標や、具体的な流れを紹介します。自社サイトのSEO対策を担当している方は、ぜひ参考にしてみてください。

SEO対策における効果測定とは?

SEO対策における効果測定とは、実行した施策が効果を上げているか、調査・分析する行為です。効果測定すると、次のようなメリットが得られます。

SEO対策を進める企業の中には、「効果が出ない」と嘆き途中で諦めるところも少なくありません。しかし、実は効果測定を定期的に行っておらず、成果を見える化できていないケースも多くあります。

SEO対策にかける費用を無駄にしないためにも、効果測定は必ず行いましょう。

SEO対策で効果測定する指標

SEO対策で効果測定する指標を、次の2つに分けて紹介します。

なお、SEO対策の効果が発揮されるタイミングは、ドメインの新しさや改善内容によって異なります。新しくSEO対策を進める場合は、効果が出るまでに半年から1年かかるケースが少なくありません。

SEO対策で成功するためには途中で諦めず、1か月に1回は定期的に効果測定し変化を把握しましょう。

必ず効果測定したい3つの指標

SEO対策の効果測定で必ず押さえておきたいのは、次の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①検索順位

最も計測しやすいのが、自然検索後に表示される順位です。平均クリック率は1位に表示されると28.5%、10位では2.5%であり、流入やCVを獲得するためには検索順位の向上が不可欠といえます。

参照:SISTRIX|Google の CTR について知っていることの (ほとんど) すべてがもはや有効ではない理由

ただし、ロングテールキーワードは検索順位を追いきれません。そのため、後述の訪問者ログ(流入や滞在時間などの動き)もあわせて見るとよいでしょう。

②流入数

流入数は、Webサイトにどれくらいのユーザーがたどり着いているかを見る指標です。流入数が少なければ、CVにいたる確率も低くなります。

また、マーケティング戦略を検討する際は、流入経路も同時に確認したいところです。流入が多い経路を特定し集中的に強化すれば、より多くのCVを得られる可能性が高まります。主な流入経路は、下表のとおりです。

流入経路の種類 流入元
オーガニックサーチ(Organic Search) 検索エンジン
ペイドサーチ(Paid Search) リスティング広告(検索連動型広告)
ディスプレイ(Display) バナー広告などのディスプレイ広告
ダイレクト(Direct) ブックマークやURLの直接入力
リファラル(Referral) 別ドメインのWebサイト

なお、流入経路の1つにTwitterやFacebookなどのSNSもあります。SEO対策でSNSを運用するメリットなどを知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

③CV数

CVは下記に挙げるような、Webサイトの最終的なゴールです。

SEO対策を始めたばかりのころは、CV数の変化はあまり大きくありません。そのため、初期は検索順位や流入数を重点的に追い、中期以降にCV数へ注目するとSEO対策の効果を実感しやすいでしょう。

KPIとして見たい5つの指標

前述した指標の情報を補完し、目標(KPI)の達成具合を見るときに押さえたいのは次の5つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①記事数

記事の数が増えると、下記のようにSEO上のメリットが得られます。

Webサイト全体の情報量を上げる場合は最低でも月に10記事ずつ、半年で60記事以上の公開を目指すとよいでしょう。

②滞在時間(直帰率や離脱率)

ユーザー満足度は、主に次の3つから推測できます。

滞在時間 ユーザーがページ内に滞在した時間
直帰率 1ページ目のみを見て離脱したユーザーの割合
離脱率 CVにつながらず、途中で離脱したユーザーの割合※

※直帰率は離脱率の一部

ただし、滞在時間が短いからといって、Webサイトの質が低いとは限りません。早期にニーズが満たされるような記事構成であれば、滞在時間の縮小や直帰率の増加があります。

そのため、滞在時間などの効果測定は、他の指標とあわせて総合的に判断するとよいでしょう。

③CVR(コンバージョン率)

CVRは、CVにつながったユーザーの割合を示す指標です。計算式は、次のとおりです。

CV÷クリック数(またはアクセス数)

また、CVRはGoogleアナリティクスでも確認できます。

なお、CVRが低い場合、CVまでの導線がわかりにくい、あるいは訴求が弱いなどの原因があります。クリック数やアクセス数があるにもかかわらず、CV数が少ない場合は導線作りから見直しましょう。

④クローラーの巡回数

クローラーの巡回は、自然検索の結果画面に記事を表示させる上で不可欠です。巡回数の平均は1日あたり200回前後のため、極端に少ない記事がないか定期的に確認しましょう。

なお、クローラーの巡回状況はGoogleサーチコンソールのほか、キャッシュ情報からも読み取れます。

記事の公開後から1か月が経ってもキャッシュがない場合は、クローラーが巡回していない可能性があります。その場合は、Googleサーチコンソールから巡回をリクエストすることが必要です。

また、キャッシュがあっても2か月以上前のものであれば、クローラーが巡回しにくい状況が考えられます。サイト構造や内部リンクを確認・改善し、クローラビリティの向上に努めましょう。

⑤被リンク数

被リンクとは、第三者のWebサイトで自社サイトのリンクが貼られることです。SEO対策では質の高い被リンクが多いほど、Googleの評価が上がりやすくなります。

そのため、被リンクの効果測定では数とともに質の確認が大切です。スパムリンクなどがあった場合は、Googleサーチコンソールで否認リストを作成・アップロードしましょう。

また、コンテンツ数の増加や事例紹介も被リンク獲得に有効です。被リンクの質を高めたい場合は、適宜アウトソースを活用しながらWebサイト全体の情報量を増やしましょう。

SEO対策における効果測定の方法

最後に、SEO対策で効果測定を進める手順を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【既存サイト】SEO対策前の検索順位を記録する

既存サイトでSEO対策を始める場合は、実行前の検索順位を記録しておきます。SEO対策前後の変化がわかり、効果測定しやすくなるためです。

検索順位は、Googleサーチコンソールから確認できます。「検索パフォーマンス」内にある「掲載順位」で、定期的にチェックしましょう。

なお、キーワードとヒットしたURLを週ごとに記録すると、Googleのコアアップデートによる順位変動も分析しやすくなります。掲載順位の変化へ早期に対応できるよう、チェックと記録は欠かさないようにしましょう。

【新規サイト】トップページを先行リリースする

新規サイトの場合は、あらかじめ効果測定できる要素はありません。しかし、公開予定日を記載したトップページを先に公開すれば、検索エンジンからの認識を早められます。

なるべく早くSEO対策の成果を得たい場合は、トップページを先行リリースするのもおすすめです。

トラッキングコードの貼りつけを確認する

トラッキングコードとは、ユーザーの動きを測定するコードになります。動的なページは自動生成されるため、特に操作は必要ありません。ただし、静的なページは貼り忘れに注意が必要です。

スムーズに効果測定できるよう、コンテンツの公開時はトラッキングコードの貼りつけを確認しましょう。

Googleサーチコンソールでサイトの状況を把握する

コンテンツの公開後は、Googleサーチコンソールでサイトの状況を把握します。具体的にはサマリーで概要を把握し、各レポートで詳細を確認しましょう。

Googleサーチコンソールで測定できる項目は、主に次のようなものが挙げられます。

特に、新規ページ公開時や大幅に変更したあとは上記の項目に注目し、不具合などが発生していないか確認しましょう。なるべく早くクローラーに巡回してほしいときは、URLを送信して巡回をリクエストするのも1つの方法です。

Googleアナリティクスでアクセス解析を進める

アクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスでは、次のような項目について効果測定します。

流入数が減少しているページがあれば、Googleサーチコンソールもあわせて確認してみてください。掲載順位やクリック率などが悪化している場合は、早期に改善策を検討・実行していきましょう。

SEO対策の効果測定は定期的に行おう!

中長期的な視点で進めるSEO対策では、検索順位や流入数などについて継続的な効果測定が必要です。サイトの状態や集客状況は、Googleサーチコンソールといったツールでも確認できます。

SEO対策の成果を正確に把握するためにも、効果測定は定期的に実施していきましょう。

なお、当社ではコンテンツ制作支援やSEOコンサルティングサービスを展開しています。「効果測定の進め方がわからない」「分析人員を確保できない」などのお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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