LPOは7つの要素で決まる!失敗しない対策方法を解説!

更新日:

投稿日:2022.02.20

LPOは7つの要素で決まる!失敗しない対策方法を解説!

LPOとは

LPOとは「Landing Page Optimization」(ランディングページ最適化)のことで、要するに成果の出るLPに改善していくことを指します。 特にリスティング広告やSNS広告でLPを使用している場合には必須の施策となります。 具体的な事例についてすぐ知りたいという方はこちらご参照ください。

LPOは大きく2つの対策で考える

LPOはWebマーケティングの効果を最大化するのに欠かせないものです。LPOを実施することで得られる効果は、大きく以下の2つがあります。

ユーザー離脱改善

現状データに基づき、コンテンツ内容やデザインの見直しといったLPOを実施することで、ユーザー離脱を改善できます。離脱されないLPとはつまり、ユーザーが興味を持ち続けてるLPともいえますので、離脱されないLPづくりが重要になってきます。

CVRの向上

CVRつまり、実際にLPに訪問してからCV(お問い合わせや購入など)した割合ですが、LPOを実施することで、この割合を改善していくことが可能です。離脱せずある程度興味を持っているユーザーに対して、実際にアクションを促す要素の検証改善が重要となってきます。

LPOで実際に検証すべき7つの要素

LPOを行う際には検証すべきポイントがいくつかあります。先述した「離脱率の改善」「CVRの向上」の2観点をベースに、検証すべき要素について解説していきます。

1.ファーストビュー

LPにおけるファーストビューは、ユーザーの第一印象に直結する要素ですので、印象が悪かったり、わかりにくかったりすればすぐに離脱されてしまう要素です。 どれだけ中身の良いLPでも、ファーストビューで80%離脱されてしまっては元も子もありませんので、何度も何度も時間をかけて検証改善していくべき要素といえます。

2.表示スピード

当然ながら、表示スピードが遅かったり、動きが重いLPはユーザーへストレスを与えてしまいますので、離脱が大きくなってしまいます。こちらもファーストビュー同様に、どんなに良い内容を盛り込んでいても表示スピードが遅くて離脱されては大きなチャンスロスになりますので、検証改善していく必要があります。

3.コンテンツの構成

コンテンツの構成、順序も非常に重要な要素です。例えば、洋服屋さんに訪れた際に、いきなり店員さんから「この服買ってください!!」と言われて買う人はほとんど居ないでしょう。

しかし、「どんなものをお探しですか?」「最近のトレンドはこんな服ですよ」「こんな素材を使ってるので非常に暖かいんですよ」「今ならセールで20%引きですが、いかがですか?」といった流れで言われた場合は、買う人の割合は増えるといったイメージです。

ユーザーの興味を引きつつ、懸念事項を解消していき、アクションを起こさせるといった形で、コンテンツの構成面におけるLPOも非常に重要です。

4.ページのデザイン

ページのデザインも重要です。なぜなら、LP全体の印象を左右する要素だからです。

例えば、若い女性をターゲットにしたコスメ商品のLPがあるとして、そのデザインがすごくビジネスチックなものだったり、高齢者層に好まれるデザインだとものすごく不自然ですよね。

また、印象だけでなくデザイン次第で読みやすさも大きく変わるため、離脱率にも直結する要素ともいえます。改めて、ターゲット層の見直しを含めてデザインのブラッシュアップを検討してみると良いでしょう。

5.訴求ポイント

訴求ポイントとはつまり、LPで購入させてたい商品の強みをどうアピールしていくかという要素です。料金訴求を謳っているも、実際のユーザーは料金の安さではなく、「品質」や「手軽さ」を求めている可能性もあります。

このように、実際にユーザーが求めているものと、LPの訴求にズレが生じていないか今一度確認し、検証を行っていくのもLPOにおいては重要な要素です。

6.CTAボタン

CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)の略で、実際にユーザーに行動を促す要素にあたります。具体的にはこういった、お問い合わせボタンや電話番号部分などをイメージして頂くと良いかもしれません。

LPの離脱率や読了率は悪くないにも関わらず、CVが取れない、CVRが低いというケースは、このCTAボタン部分の改善によって大きく変わる可能性があります。

ボタンの中身の文言だけでなく、マイクロコピーなどの要素も含めて、ユーザーの心理的なハードルを引き下げつつ、行動喚起できるような設計づくりを心がけましょう。

7.フォームの最適化

これは、EFO(Entry Form Optimisation)とも呼ばれますが、LPを見て購入やお問い合わせを検討して、いざアクションを起こそうと思った際に、フォームが使いにくかったり、入力項目が多かったりするとユーザーは離脱してしまう可能性があります。

せっかく、最終的なアクションまで実施しようとしてくれたユーザーをみすみす逃してしまうようなものですので、フォームまわりの最適化も必ず行っていくようにしましょう。

LPOの進め方

LPOは従来のマーケティングではできなかったことが可能です。その点が高い注目を集める理由ですが、実際にLPOを進めるための流れも解説していきましょう。

現状の調査・分析による仮説立て

アクセス解析やユーザーテスト等による調査で得たデータを分析し、仮説を立てることで施策が見えます。

例えば滞在時間が短く、直帰率が高い場合、コンテンツを見られていないと仮説を立てることができます。クリック率こそ高いものの、コンバージョン率が低い場合には、コンバージョンまでのフックが足りていないとの仮説を立てられます。

このように、データから仮説を立てることで、問題点の解決を図ります。

実施・検証

調査・分析にて打ち出した仮説に基づいた施策の実施を行い、検証します。 LPOは実施と検証が容易です。別のコンテンツを作成する必要はなく、既存のLPを改修するだけで良いのです。

仮説に基づく施策の実施、さらには検証を行い、データを調査しましょう。改善の兆しが見えるものであれば、LPOの方向性として間違っていない証明になります。

逆に施策を実施しても改善がみられない場合、仮説が正しくはないので、調査・分析からやり直しとなります。

LPOツールの活用がおすすめ

LPOは様々な手段がありますが、一番手間なく行うのであればLPOができるツールを活用してABテストを細かく実行していくことです。

無料でかんたんに行えるのはGoogleが提供する「Googleオプティマイズ」というツールです。こちらは、コードをいじることなく、ツール内でLPの配置変更をしたり、テキストを変更したりすることができるツールです。 ページをわざわざ複製することなく、簡単に使用することができるので、まずはこういったツールを用いてクイックにLPOを行っていくのが良いでしょう。

その他、LPOツールについては、こちらの記事で10個ほど紹介しておりますので、興味のある方は参考にしてみてください。

まとめ

リスティング広告やSNS広告を実施されているケースではLPOは必要不可欠になります。大きく「ユーザー離脱の改善」「CVRの改善」という2つの要素から、掘り下げて検証改善を行ってみるとよいでしょう。弊社デジタルトレンズでは、広告の運用代行だけでなく、LP制作、改善提案まで一貫して行っております。今なら3ヶ月のご契約でヒートマップツールを無償で導入させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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