おすすめのリスティング広告運用会社5選！選び方のポイントも解説

リスティング広告は、Webサイトへの集客やビジネスの成長において効果的な手段です。リスティング広告の運用を検討する際、自社で運用するか代理店に依頼をするか悩んでいませんか。

自社で運用するのと代理店へ依頼するのでは、メリット・デメリットなど大きく異なります。効率的に運用したいと考える場合や自社リソースが足りない場合などは、代理店に依頼すると、高い費用対効果を期待できるでしょう。

本記事では、リスティング広告代理店を選ぶ際のポイントやおすすめのリスティング広告代理店について紹介します。依頼する場合の費用相場なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告の基本

リスティング広告とは、検索エンジンなどで、特定のキーワードを検索するユーザーに対して、関連する広告を表示する広告の一種です。

主要なリスティング広告サービスとしては、Googleが提供する「Google Ads」やYahoo! JAPANによる「Yahoo!プロモーション広告」などが挙げられます。

これらのサービスでは、予算設定やキーワードの設定、クリック単価の調整などを自由に設定できます。リスティング広告は、表示された広告をユーザーがクリックしなければ費用は発生しないため、費用対効果が高いとされる施策です。

また、リスティング広告は、ユーザーが意図的に検索したキーワードに対して表示されるため、顕在顧客に訴求できます。顕在顧客に広告配信することで、資料請求やお問い合わせなどにつながりやすくなるでしょう。

リスティング広告などの運用型広告について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

リスティング広告を代理店に依頼するメリット

リスティング広告を代理店に依頼するメリットは、おもに次の3つです。

• 複数の広告媒体に対応できる
• 業務の効率化ができる
• 広告のクオリティアップが期待できる

リスティング広告運用は、自社アカウントの作成からキーワード選定、バナーや広告文の作成などの準備だけでなく、入札価格の調節や広告文の修正など定期的な運用が大切です。思いついてすぐに運用できるわけではなく、運用するまでに複数の作業が欠かせません。

また、代理店の多くは複数の広告媒体に対応しており、よりターゲットにマッチした広告を出稿できます。専門的なノウハウやナレッジを駆使し、データ解析で明確になった改善点をもとに、広告文の修正や改善を通してクオリティアップを実現できます。クオリティを向上させることで、リスティング広告のクリック率やコンバージョン率の改善も期待できるでしょう。

リスティング広告を代理店に依頼する際の注意点

リスティング広告を代理店に依頼するデメリットは、おもに次の2つです。

• 費用がかかる
• スピード感のある運用が難しい可能性がある

当然ながら代理店に依頼することで、運用手数料などのコストが発生します。リスティング効果の成果を最大化するためには、キャンペーンの設計や広告クリエイティブの作成、広告予算の最適化など、専門的な知識や経験が必要です。代理店への費用は、専門的な知識や経験、カスタマイズされた戦略の立案、適切なサポートなどを含んでいます。

しかし、予算が少なく外注が難しい場合は、自社で内製化させることを検討しましょう。広告運用を内製化することで、代理店やマーケティング会社に依頼することなく、広告運用の費用を抑えられます。

ただ、内製化するには広告運用に必要な専門知識や技術、ツールなどが欠かせません。自社リソースだけで効果的な運用が難しい場合は、内製化を支援するサービスを提供する代理店を選ぶことも重要です。その際、アカウントを開示してくれる会社を選ぶと、透明性や信頼性を確保できるでしょう。

また、代理店も自社のリソースには限りがあります。場合によっては配信停止や広告方針などの変更に時間がかかり、すぐに対処して欲しいという要望が叶わない可能性もあるので注意しましょう。

リスティング広告代理店選びのポイント

リスティング広告代理店を選ぶ際には、多数ある代理店の中から信頼性の高いパートナー選びが重要です。代表的な3つのポイントを押さえることで、より効果的なリスティング広告運用を実現できます。

実績や評判の確認

代理店の運用結果や改善実績などを確認し、品質や信頼性を判断しましょう。過去に運用した成功事例だけでなく、どのような手法や戦略を用いて運用を行っているか、得意な業界・不得意な業界はないのかなどを確認することで、どの程度の成果を出せるか予想できます。

同様に、口コミサイトやSNSなどで、実際にどのようなサービスを提供しているか確認しましょう。

提供サービスの内容

リスティング広告代理店を選ぶ際には、提供サービスの内容も重要なポイントの一つです。たとえば、SNS運用やSEO対策などは、リスティング広告運用と相乗効果が期待できます。また、LP制作やサイトの改善提案なども、リスティング広告運用の成果を最大化する上で重要な役割を果たします。

リスティング広告運用だけでなく、Webマーケティングに関連する総合的なサービスを提供している代理店を選ぶことで、包括的なWeb集客施策を通じた収益の改善を期待できるでしょう。

カスタマイズの柔軟性

自社の特性や課題に合わせた広告運用ができるよう、ニーズにあわせてカスタマイズされたサービスを提供している代理店を選ぶことが重要です。サービスをカスタマイズできると、自社に最適な広告運用が可能となり、より効果的な広告運用を実現できます。

その際、アカウントを開示してくれる代理店を選ぶことで、代理店の手法や考え方を学び、知識やスキルを蓄積し、運用状況をリアルタイムで把握できるでしょう。将来的にリスティング広告運用を内製化する際にも、ノウハウを残しやすいメリットがあるため、アカウントの開示が可能な代理店を選ぶことをおすすめします。

価格の明確化

広告運用の価格設定は、代理店によって異なります。後々のトラブルを防止するためにも、運用代行にかかる費用や契約内容が明確な代理店を選ぶことが重要です。その際、費用が明確であることに加えて、契約期間など最低の運用期間も比較しましょう。最低契約期間も代理店によって異なります。平均で1ヵ月〜6ヵ月程度、一般的には3ヵ月程度の最低契約期間を設けている代理店が多い傾向です。

いつでも解約できると思って契約しても「6ヵ月間は解約できない」と言われたなどの思い違いがないよう、契約内容を確認しましょう。

広告代理店探しのポイントをまとめた資料をお探しの方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

おすすめのリスティング広告代理店5選

ここでは、おすすめのリスティング広告代理店5つを厳選して紹介します。

• サイバーホルン
• ANAGRAMS
• アド・エヌ
• ASUE
• デジタルトレンズ

サイバーホルン

サイバーホルンでは、商談から運用までを1人のスタッフが担当するため、スムーズな対応が期待できます。広告配信の最低限度額を設けていないため、低予算で運用できるのが特徴です。

社名	サイバーホルン株式会社
費用	100万円以内：広告費の20% 100万円～200万円：20万円固定 200万円以上：広告費の10％ ※要問合せ
最低契約期間	契約の縛りなし
アカウント開示	可能
所在地	東京都新宿区津久戸町4-7OSビル9F
電話番号	03-6457-5890
公式サイト	https://cyberhorn.co.jp/

ANAGRAMS

ANAGRAMSは、さまざまな業種や多言語に対応しています。グローバルな展開をする企業や、外国語圏のターゲットに対しても、適切な広告運用が可能です。

社名	アナグラム株式会社
費用	月額利用広告費の20% ※要問合せ
最低契約期間	要問合せ
アカウント開示	可能
所在地	東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F
電話番号	03-6412-7449
公式サイト	https://anagrams.jp/

アド・エヌ

リーズナブルな価格で運用できるLOPLITEプランでは、月額10万円・20万円・30万円と3つの料金プランがあり、料金体系がわかりやすいのが特徴です。Web広告だけでなく、雑誌・新聞・交通広告・テレビCMなどのメディア広告も取り扱っており、最適な広告媒体で運用ができるでしょう。

社名	株式会社アド・エヌ
費用	LOPLITEプラン 月額10万円プラン(税抜き) 月額20万円プラン(税抜き) 月額30万円プラン(税抜き) ※要問合せ
最低契約期間	3ヶ月～
アカウント開示	要問合せ
所在地	東京都新宿区早稲田鶴巻町564 ADN江戸川橋ビル
電話番号	03-3205-3081
公式サイト	https://ad-n.co.jp/index.html/

ASUE

ASUEでは、運⽤者一⼈あたりの担当社数を抑えており、スムーズな連絡や対応が可能です。運用者全員がGoogle広告認定資格やウェブ解析士資格を保有しており、配信した後の運用改善効果を見込めます。

社名	ASUE株式会社
費用	月額利用広告費の20% ※要問合せ
最低契約期間	要問合せ
アカウント開示	要問合せ
所在地	名古屋市中区錦三丁目5番30号三晃錦ビル6F
電話番号	052-212-7917
公式サイト	https://asue.jp//

デジタルトレンズ

デジタルトレンズでは、リスティング広告やSNS広告、動画広告など、各種デジタル広告プラットフォームを活用し、効果的な広告キャンペーンを設計・運用します。広告の効果測定や改善策の提案はもちろん、広告の効果を最大化する競合調査を行い、広告効果の向上を見込めます。

また、Web広告運用だけではなく、コンテンツマーケティングやコンサルティングなど幅広い領域の業務に対応が可能です。総合的なWeb戦略の実行で、ビジネス拡大に役立つでしょう。

社名	株式会社デジタルトレンズ
費用	月額利用広告費の20% ※要問合せ
最低契約期間	1ヶ月～
アカウント開示	可能
所在地	東京都新宿区新宿5-16-15花園MJビル5F
電話番号	03-6908-9707
公式サイト	https://dgtrends.com//

リスティング広告代理店の費用相場

一般的に、リスティング広告運用の代行費用は、初期費用・広告費・運用代行費用の合算で決まります。

	費用相場	内容
初期費用	0円～10万円程度	アカウント作成 広告キャンペーンの設計 キーワード選定
広告費	制限なし（広告規模によって異なる）	広告掲載のために必要な費用（平均クリック単価 × クリック数）
運用代行費用	広告費の20％程度	広告運用の支援（入札価格の 調整・キーワード設定など） 改善提案

運用代行費用は、代理店に支払う手数料を指し、多くが広告費の20％に設定しています。たとえば、100万円の広告費でリスティング広告を運用する場合は、運用代行費用は20万円です。広告費の100万円に追加で、運用代行費用20万円を追加した合計120万円を支払う計算です。

また、代理店によっては初期費用や運用代行費用を0円で、成果報酬のみ受け取る代理店や、初期費用は固定で運用費用を変動で受け取る代理店も存在します。自社の予算を確認しながら、各代理店の料金体系を確認し、費用対効果の高い代理店を選ぶことが重要です。その際、代理店の「得意分野・業界」は何かを確認し、自社の業界に詳しい代理店に依頼することをおすすめします。

まとめ：効率的かつ効果的にリスティング広告を運用しよう

リスティング広告はターゲットオーディエンスに直接アプローチできるため、広告費を最小限に抑えられる効果的な手法です。

しかし、代理店によって提供されるサービス内容や品質は異なります。また、リスティング広告の効果を最大化するためにも、計画・実行・評価・改善のPDCAを回し、適切に運用することが大切です。リスティング広告代理店を選ぶ際は、費用だけでなく実績や評判、総合的なサービス内容なども含めて比較検討しましょう。

デジタルトレンズでは、多岐にわたる業界で、累計500社超えの支援実績があります。リスティング広告の運用成果だけでなく、成果が出るLPやバナー制作など包括的なWeb戦略が可能です。売上を最適化し、効果的なリスティング広告運用を行います。「CPAが高くコストパフォーマンスが悪い」「売上につながらない」と悩んでいる場合は、ぜひデジタルトレンズへご相談ください。