Instagram広告とは?特徴や仕組み、種類、配信方法を解説
・Instagram広告の特徴や種類について詳しく知りたい
企業の広告担当者や個人の方で、このように考える方もいるのではないでしょうか。
本記事ではInstagram広告の特徴や種類について詳しく解説します。
費用や具体的な出稿手順、注意点についても紹介しているので、Instagram広告の出稿を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Instagram広告とは
(引用:Instagram広告)
Instagram広告とは名前の通り、Instagramのアプリ内に表示される広告です。
Instagramは幅広い年齢層・性別の人が利用しており、日本だけでなく世界中で人気のSNSです。
趣味の利用だけでなく、広告媒体としても注目されています。
タイムライン・ストーリーズ・発見タブなど、さまざまな箇所に広告を出稿できます。
写真や動画など広告の種類も幅広く、投稿と投稿の間に表示されるので広告感が少ないです。
Instagram広告はビジュアルの訴求に強く、コスメやアパレル、グルメなどを宣伝したい企業は特におすすめと言えます。
自社サイトやWebショップへの誘導もしやすいので、ユーザーの購買行動へ良い影響を与えられるでしょう。
Instagram広告の特徴
Instagram広告の特徴は以下の4つです。
- 細かいターゲティングが可能
- CVにつなげやすい
- 広告感が少なく親しみやすい
- 幅広い広告スタイルがある
細かいターゲティングが可能
Instagram広告は細かいターゲティングが可能で、以下の項目を設定できます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 居住地
- 興味
- 既婚/未婚
ペルソナを細かくターゲティングできるので、効率よく集客が可能です。
自社の商品やサービスに合わせてペルソナを設定しましょう。
CVにつなげやすい
Instagramはユーザー数が多く、アクティブなアカウントが多いです。
趣味だけでなく検索ツールとして利用する人も多く、商品やサービスをInstagram経由で購入する人も増えています。
また広告のスタイルによってはCTAボタン(購買を促すボタン)の設置やURLリンクを掲載して自社サイトへの誘導ができるので、CVにつなげやすいです。
広告感が少なく親しみやすい
Instagram広告は投稿と投稿の間に配信されるので、ほかの広告に比べて広告感が少なく、自然とユーザーの目に入ります。
興味のない投稿はどんどんスワイプできるので、ユーザーのストレスになりません。
Instagram広告を作成する際は、広告感を無くしつつも印象に残るような広告作りを意識しましょう。
幅広い広告スタイルがある
Instagram広告は豊富な種類に加えて課金制度も数種類あるので、自社の商品やサービスとの相性、目的や予算に合わせて最適な広告配信が可能です。
タイアップ広告と呼ばれる、多くのフォロワーを抱えるインスタグラマーを通して商品やサービスを宣伝する方法もあります。
タイアップによる投稿をそのまま広告として配信できるので、「自社を知らなくてもインスタグラマーを知っている」というユーザーに向けた新しい角度からの集客が可能です。
Instagram広告の種類
Instagram広告は、大きく分けて以下の6種類があります。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ広告
- コレクション広告
- 投稿
それぞれ特徴や出稿の条件が異なるので、参考にしてください。
写真広告
写真広告は「写真1枚+テキスト」で配信される、Instagram広告の中でも基本的なスタイルです。
動画のようにシーンが変わらないので情報量は多くありませんが、伝えたい内容を常に表示できます。
投稿にはCTAボタンを設置できるので、ユーザーを自社サイトへ誘導するなど、アクションを起こしてもらいやすいです。
写真広告を作成する際は、印象に残るインパクトのある写真を使用しましょう。
写真広告は、フィード・発見タブ・ストーリーズ・ショップタブに配信できます。
動画広告
動画広告は「動画+テキスト」で配信され、写真よりも商品などの特徴を細かく伝えられるのが特徴です。
冒頭で内容が分かるようにまとめて、音声が無くても内容が伝わるような動画づくりを心がけましょう。
動画広告は、フィード・リール・ストーリーズ・発見タブに配信できます。
カルーセル広告
カルーセル広告とは、1つの投稿に画像や動画を複数掲載できる広告スタイルです。
それぞれの広告にリンクを掲載できるので、興味を持った内容からアクションを起こしてもらえます。
1回で複数の内容を宣伝したい場合や、複数の角度からユーザーの興味を引きたい場合に便利です。
投稿に流れやストーリ性を持たせることで、ブラントについて深く理解してもらえます。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は動画・画像どちらも使用できます。
ストーリーズはInstagramでも特に人気の機能で、スライドショーのように短い投稿が連続で再生されます。
アンケートスタンプを活用したスタイルもあり、広告を見たユーザーはアンケートに回答できます。
アンケート機能はユーザーと直接交流ができて、反応が見えるのが特徴です。
また、ストーリーズ広告は縦長のフルスクリーンで表示できるので、ダイナミックで臨場感があります。
ユーザーはどんどんスワイプして投稿を流し見する傾向にあるので、印象に残る投稿づくりが大切です。
コレクション広告
コレクション広告は、自社の商品をカタログ形式で表示できます。
広告のトップには動画もしくは画像が添付でき、そのあとに複数の商品を表示可能です。
ショッピング機能と呼ばれる、商品にタグを付けられる機能と併用すれば、投稿から商品ページへ誘導できます。
コレクション広告は、さまざまな商品の販売やECサイトを運営する企業におすすめの広告スタイルです。
投稿
「投稿」は、過去の投稿をそのまま広告として配信する手法です。
エンゲージメントの高い人気の投稿などを広告配信できるので、効率よく集客できます。
また、広告用に新しく投稿を作成する手間がないのもポイントです。
Meta広告アカウントを連携しなくても、Instagramのアカウントさえあれば出稿できるのも魅力と言えます。
投稿はフィード・ストーリーズに配信できますが、ほかの配信先を設定できない点には注意しましょう。
Instagram広告の課金の仕組み
Instagram広告には、主に以下の4つの課金形態があります。
- CPM(インプレッション)
- CPC(クリック)
- CPI(アプリインストール)
- CPV(動画視聴)
CPM(インプレッション)
CMPは、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する仕組みです。
1表示あたり0.5円~1.0円が相場で、クリック率が高いと単価は安くなります。
逆に、表示回数が多くても、クリック率が低いと単価が高くなります。
表示回数によってコストが変わり、ユーザーのアクション(クリック)が考慮されないので、CVを目的とする場合は費用対効果が分かりづらい点に注意が必要です。
CPC(クリック)
CPCは、広告が1回クリックされるごとに費用が発生する仕組みです。
1クリックあたり40円~100円が相場で、クリックされた回数分だけ料金を支払えばよいため、料金体系がシンプルで費用対効果が分かりやすいという特徴があります。
CPI(アプリインストール)
CPIとは、アプリがインストールされるごとに費用が発生する仕組みです。
1インストールあたり100円〜250円が相場になっています。
有料アプリの場合、インストールされたタイミングで売上と費用が同時に発生するため、費用対効果が一目でわかります。
ただし、インストール数はわかりますが、利用状況までは把握できないので気をつけてください。
CPV(動画視聴)
CPVとは、広告に掲載した動画が再生されるごとに費用が発生する仕組みです。
1再生あたり4円~7円が相場で、再生とカウントされる条件は「再生開始」「10秒以上視聴」「最後まで視聴」など、さまざまなパターンがあります。
CPVはCPC同様に、費用対効果が分かりやすいのが特徴です。
Instagram広告の出稿手順
Instagram広告を実際に出稿する手順を、以下の5ステップに分けて紹介していきます。
- 準備
- 広告の目的を選択
- 広告キャンペーンを作成
- 広告セットを作成
- 広告を作成
1.準備
Instagram広告を出稿するには、初めにFacebook関連の準備が必要です。
Facebookビジネスアカウントを作成して、Facebookページを作り、ビジネスマネージャーと連携します。
連携が完了したらInstagramのアカウントを作成して、上記で作成したFacebookページと連携したら準備完了です。
2.広告の目的を選択
広告マネージャにアクセスして、左上にある緑の「+作成」をクリックします。
キャンペーン目的を以下から選択してください。
- 認知度
- トラフィック
- エンゲージメント
- リード
- アプリの宣伝
- 売り上げから
選択が完了したら、次へをクリックします。
3.広告キャンペーンを作成
作成する広告の名前を決めたら、画面の指示に従って、特別なカテゴリ・キャンペーン詳細・A/Bテスト・Advantageのキャンペーン予算を決めていきます。
4.広告セットを作成
広告キャンペーンが作成できたら、次は広告セットを作成します。
分かりやすい広告セット名を決めて、コンバージョン(場所とタイプ)、予算と掲載期間、オーディエンス、配置を決めていきます。
オーディエンスでは、広告を配信したいターゲットを細かく設定可能です。
設定したペルソナに限りなく近づけられますが、潜在リーチが少なくなり集客効果が発揮できなくなる場合もあるので注意しましょう。
5.広告を作成
最後に、実際に広告を作成していきます。
広告名・広告設定・クリエイティブ・トラッキングを設定したら、掲載する広告を作成します。
画面右側にはプレビュー画面が表示されるので、ユーザーが使いやすいようにチェックしながら進めていきましょう。
全ての設定を終えたら支払情報を追加して、審査に通れば広告が配信されます。
Instagram広告を配信する際の注意点
Instagram広告を配信する際は、以下の点に注意してください。
- 他のSNS広告に比べて拡散力が劣る
- 配信には技術力や労力がかかる
Instagram広告に挑戦する前に、チェックしておきましょう。
他のSNS広告に比べて拡散力が劣る
Instagramにはシェア機能がありますが、メジャーな機能ではありません。ッ
Twitterのリツイート機能のような拡散力が無いので、フォロワー以外にアプローチするのが難しいケースもあるでしょう。
Instagramを利用するユーザーのおすすめに表示されるように、適切にターゲティングすることが大切です。
配信には技術力や労力がかかる
Instagram広告は写真や動画を利用した、ビジュアルによる訴求が重要です。
ユーザーは興味のない投稿はスワイプしてどんどんスキップしていくため、インパクトがない投稿は印象に残りません。
そのため、写真をオシャレに加工する技術や、インパクトのある動画を編集する技術が必要です。
さらに、広告を出したからといってすぐに成果が出るとは限らず、継続した運用が必要なので労力がかかる点も覚えておきましょう。
まとめ:Instagram広告は専門の業者に依頼しよう!
Instagramの広告には、以下のようなメリットがあります。
・CVにつなげやすい
・広告感が少なく親しみやすい
・幅広い広告スタイルがある
しかし、拡散力が他のSNSに比べて劣る点や広告作成に技術や労力がかかるなど、難しい広告でもあります。
もし、「Instagram広告について不安がある」「社内のリソース確保が難しい」などの場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
デジタルトレンズでは、Instagram広告を含むSNSアカウント運用代行に力を入れています。
SNSアカウント運用代行だけでなく、SEO対策やWeb広告などの施策も対応できるので、Web集客に関する業務を一貫してご支援可能です。
Instagram広告に関してお困りの際は、デジタルトレンズへお気軽にご相談ください。
デジタルトレンズへお気軽にご相談下さい。
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