Instagramとは
Instagramは、2021年10月にFacebook社から社名変更したMeta社が提供するSNSです。
文字主体の他SNSとは異なり、写真・画像がメインです。Instagramのユーザー数は世界で10億人、日本国内で3,000万人を超えています。
2017年にはインスタ映えという言葉が流行語となりました。またInstagram上で活躍するインフルエンサーをインスタグラマーと呼びます。
Instagram運用の3つのメリット
自社商品・サービスの認知拡大
Instagram運用のメリットの1つ目は、自社商品・サービスの認知拡大ができる点です。
Instagramユーザーは、ハッシュタグを使って、気になる投稿やアカウントを探します。ハッシュタグは30個まで選択可能です。
自社商品・サービスに関する投稿を行い、それに関連するハッシュタグを適切に付けてあげることで、認知拡大を期待できます。
また需要の高いハッシュタグで上の方に投稿が表示されれば、想定以上のフォロワー増やインプレッションアップを期待できます。
昨今Googleなどの検索エンジンでは、ユーザーの生のレビューを見つけることが難しくなりつつあり、「ググる」から「タグる」への移行が進んでいます。
ユーザーとのコミュニケーションが図れる
Instagram運用のメリットの2つ目は、ユーザーとのコミュニケーションが図れる点です。
ユーザーに商品やサービスを認知・購入してもらうためには、企業からユーザーへの一方的なコミュニケーションだけでは不十分です。
投稿のコメント欄でユーザーとやりとりをしたり、インフルエンサーにPRを依頼して親近感を持ってもらったり、Webページに誘導して商品やサービスの理解度を深めてもらうといった施策が求められます。
このようにユーザーとのコミュニケーションを図って、ユーザーに信頼と親近感を持ってもらうことが、商品やサービスのコンバージョンへと繋がります。
企業ブランディングが可能
Instagram運用のメリットの3つ目は、企業ブランディングが可能である点です。
Instagramは写真・画像メインのSNSです。商品やサービス、企業ロゴなどをうまく画像として投稿できれば、ユーザーに視覚的にアピールができます。
インスタ映えする写真はユーザーから多くのインプレッションを獲得し、企業ブランディングに繋がります。
Instagramの企業アカウントを訪れたユーザーが良い印象を抱くように、投稿にフォーマットを揃えて統一感のある形にするのもおすすめです。
文字ではなく写真がメインであるInstagramの特性を最大限活用しましょう。
Instagram運用の4つのポイント
Instagramの機能を理解する
Instagram運用のポイントの1つ目は、Instagramの機能を理解することです。
Instagramには、フィード・ストーリーズ・リールなど様々な投稿形式があります。またInstagramを運用するには、ハッシュタグも使いこなさなければなりません。
まずはこういったInstagramの機能を理解しましょう。そしてInstagramが他のSNSとどう違うのかを理解し、Instagramだからこそ有効な施策をとることが求められます。
もしInstagramの運用担当者がInstagramを一度も触ったことがないのであれば、企業アカウントとは別で、個人的にInstagramに触れてみるべきです。
そうすることでユーザーがどうやって投稿にたどり着くのかなどが見えてきます。
アカウント運用の目的を明確にする
Instagram運用のポイントの2つ目は、アカウント運用の目的を明確にすることです。
Instagramのアカウントを運用すること自体が目的になってしまい、ただ何となく毎日投稿を繰り返しているだけでは結果には繋がりません。
Instagram運用を通して何をしたいのかを明確にして、そこから逆算し、どういった施策をとるべきなのかを考える必要があります。
例えば商品を販売したいのであれば、月にいくつコンバージョンさせたいのか、そのためにはどのくらいのインプレッションや商品ページへの流入があればいいのかなどを計算します。
Instagram運用の目的さえ明確にしてしまえば、自ずとやるべきことも見えてくるでしょう。
ターゲット層を決める
Instagram運用のポイントの3つ目は、ターゲット層を決めることです。
具体的には、ユーザーの年齢・ユーザーの性別・ユーザーの居住地域・趣味嗜好・どんなアカウントをフォローしているのかなどまで絞り込みましょう。
このようにペルソナを設定することで、投稿のクオリティが上がります。万人に向けた投稿は誰の目も引きませんが、絞り込まれたペルソナに向けて作られた投稿は、多くのユーザーの目を引くものです。
ターゲット層をできるだけ絞り込み、その層に向けてInstagramを運用しましょう。そうすれば、ターゲットに当てはまる方やそれ以外の方が、ハッシュタグ等でアカウントを見つけてくれるようになります。
運用体制を整える
Instagram運用のポイントの4つ目は、運用体制を整えることです。
企業でInstagramを運用する場合は、継続的に決まったペースで投稿を更新し続けるべきです。個人アカウントのように気まぐれで投稿をするべきではありません。
継続的に決まったペースで投稿を更新するためには、運用体制を整える必要があります。Instagramの運用にどのくらいのリソースが必要なのか、またそのリソースを自社で確保できるのかどうかを考えましょう。
またInstagramの運用を効率化するために、外部ツールの導入も検討すべきです。自動でいいねを押してくれるツールや、投稿の制作を助けてくれるツールなど、様々なツールがあります。
自社でInstagram運用をする上での課題点
専門性が必要
自社でInstagramを運用をする上での注意点の1つ目は、専門性が必要である点です。
SNSによって、システムや仕様、アルゴリズムは異なります。Instagram運用をする際は、Instagramに特化した専門性を身につけなければなりません。
またアップデート等で仕様が変更されることも度々ありますが、そういった情報もキャッチアップする必要があります。
効果を出す方法が分かりにくい
自社でInstagramを運用をする上での注意点の2つ目は、効果を出す方法が分かりにくい点です。
しばらくInstagramを運用して思ったように効果が出ない場合、その後どういった施策を取るのかを自社で考えなければなりません。
画像に問題があるのか、ハッシュタグに問題があるのか、考えられる課題はいくつもあります。
しかしInstagram運用の経験がある人材がいない場合、どういった施策を取れば効果が出るのかが分かりません。
細かい運用管理が必要
自社でInstagramを運用をする上での注意点の3つ目は、細かい運用管理が必要である点です。
Instagram運用で成果をあげるには、ユーザーとのコミュニケーションが欠かせません。ユーザーのコメントに返信したりフォローを返したり、インフルエンサーとやりとりしたりと細かい運用管理が必要です。
1つ1つにはそれほど工数はかからないのですが、アカウントが成長すればするほど量が膨大になり、管理が大変になります。
Instagram運用代行を依頼する3つのメリット
自社での工数を削減できる
Instagram運用代行を依頼するメリットの1つ目は、自社での工数を削減できる点です。
Instagram運用には、投稿や返信といった作業に加えて、投稿する画像に文字を入れたり加工したりする作業が必要です。
Instagram運用代行を依頼すれば、そういった作業を全て任せられるので、他の業務に専念することができます。
プロが分析から運用まで行ってくれる
Instagram運用代行を依頼するメリットの2つ目は、プロが分析から運用まで行ってくれる点です。
Instagramを運用するにはPDCAサイクルを回す必要があります。投稿に対して、何がダメだったのか改善点を見つけ、それを次の投稿に活かすのです。
こういったことを実行するためには、アクセス解析やWebマーケティングに関する知識が求められます。
Instagram運用代行を依頼すれば、特別な知識が必要なことも全て任せられます。
改善案を提案してもらえる
Instagram運用代行を依頼するメリットの3つ目は、改善案を提案してもらえる点です。
Instagramをしばらく運用していると、反応がもらえなくなってきたり、なかなか売り上げに結びつかなかったりといった課題が見えてきます。
運用代行はこれまでの成功事例やノウハウを多数持っていますので、うまくいく可能性の高い改善案を提案してもらえます。