リマーケティング広告とは?知っておきたい出稿メリットと設定方法

更新日:

投稿日:2018.06.04

リマーケティング広告とは?知っておきたい出稿メリットと設定方法

「今、気になる」ことを検索する現代人をターゲットにしたリスティング広告ですが、一度ウェブサイトに訪問しただけで、お問い合わせやメールフォーム送信などに到達するかと言われると、なかなか難しいというのが正直なところです。

その課題を解決するのが「リマーケティング広告」です。

以下で、リマーケティング広告について詳しく解説していきます。

リマーケティング広告とは

まずはリマーケティング広告の基本的な説明をしていきます。

リマーケティング広告の概要

リマーケティング広告とは広告主のサイトを訪問したけれど、何らかの理由と経緯で去ってしまったユーザーに再アプローチする広告のことです。

そこからもう一度来訪してもらい、成果(コンバージョン)につなげていきます。つまり、問い合わせや申し込みをするかどうかを迷っているユーザーに対して表示する広告とも言い換えることができます。

実際のデータ

一度目のサイト訪問で成果(コンバージョン)につながっているサイトはかなり少ないという現実があります。すでにリスティング広告を運用している方は、コンバージョン率(CVR)を見てみるといいでしょう。

おそらく、どんなに高くても10%を超えているサイトはほとんどないのが現実です。逆に言うと、あなたのサイトを訪問した人のうち、90%以上は成果(コンバージョン)につながらずに離脱してしまっているということです。

この離脱してしまったユーザーに対してアプローチできればかなり効果的であると言えるでしょう。

リマーケティング広告のメリット

続いて、リマーケティング広告のメリットについて説明します。なにがメリットなのかを理解したうえで、運用しましょう。

関心度の高いユーザーへのアプローチ

ウェブサイトに訪問するということは、もともとサービスや商品に対して興味があるユーザーであると言えるので、再度アプローチすることができれば、購入または問い合わせの可能性が高くなります。

離脱したユーザーは、情報収集だけで終わって、問い合わせやメールフォーム送信を迷っている状態である可能性が高いので、リマーゲティング広告を使ってもう一度、商品やサービスを認知してもらう、あるいは選択してもらうきっかけを作ることができます。ユーザーは常に商品やサービスを比較しているので、効果的な施策でしょう。

CVR(コンバージョン率)の高さ

リスティング広告の「指名キーワード」(商品名・企業名自体をキーワードに設定しているもの)以外のコンバージョン率に比べると、リマーゲティング広告のコンバージョン率の方が高く、CPC(クリック単価)が低いことが多く、したがってCPA(コンバージョン単価)が低くなります。

ターゲット別に配信できる

ターゲット別に配信するには、リマーケティングリストを利用すれば可能になります。リマーケティングリストとは、ユーザーの訪問したウェブサイトのURLや訪問してからの経過日数などの条件で振り分け、グルーピングできる機能のことです。

離脱日数が少ないユーザーの方が、CV(コンバージョン)を獲得する可能性があり、離脱日数が多くなればなるほど、CV(コンバージョン)を獲得する可能性が低くなります。ただ、離脱日数の多いユーザーに対して表示させる必要がないわけではありません。長い間、悩んでいたり、一旦保留にしていたりするユーザーにアプローチして、CV(コンバージョン)獲得につなげることができます。

リマーケティング広告の設定方法

次に、リマーケティング広告の設定方法について説明します。リマーケティング広告を始めるには、基本的にリマーケティングタグとリマーケティングリストの設定が必要です。

リマーケティングタグ

まず、リマーケティングタグは、リマーケティング広告の配信リストを集めるためのものです。基本的に、サイト内全ページに設置し、どのページの訪問者についても確実に追跡できるようにします。

リマーケティングタグはGoogle広告で自動で発行されるものなので、確認しておきましょう、管理画面から確認できます。

次に、取得したタグを対象のウェブサイトに設置します。GTM(Googleタグマネージャー)で、発行されたタグのIDを登録するだけで完了です。

リマーケティングリスト

リマーケティングリストは、ユーザーの離脱日数別にユーザーをグルーピングできるもので、経過日数に応じて訴求ポイントも異なってきます。

Googleアドワーズの管理画面からリストを作成し、広告グループと紐づけることで機能します。また、「リマーケティング」というキャンペーンを作って管理すると便利です。

アナリティクスで分析

リマーケティングタグとリマーケティングリストの設定が完了したら、Googleアナリティクスに紐づけることで、簡単にリマーケティングの効果を確認することができます。リマーケティングリストで設定した経過日数ごとにユーザーを確認できるので、今後の改善策を考えるうえで、非常に役に立ちます。

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ここまでリマーケティング広告について詳しく解説してきましたが、まだリマーケティング広告の具体的な運用方法がわからないという方も多いと思います。

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