プレースメントターゲティングとは?注意すべきポイントを解説

更新日:

投稿日:2022.01.23

プレースメントターゲティングとは?注意すべきポイントを解説

プレースメントターゲティングとは

プレースメントターゲティングは、GoogleディスプレイネットワークやYouTubeなどで広告の配信ができます。
プレースメントターゲティングには、2種類のプレースメントがあり、以下のような特徴があります。

手動プレースメント:広告配信先を、IDやURL別で指定できます。

自動プレースメント:指定されたテーマやキーワードを分析し、自動的に広告の配信先を決めてくれます。

今回の記事では「手動プレースメント」を中心に紹介します。

手動プレースメント

手動プレースメントは、指定した場所で広告を出稿します。広告の配信先や枠は、広告主によって決められるのが特徴です。 指定できる配信先としては、Webサイト・YouTube・アプリがあります。

Webサイトの場合 URL別に広告を配信。
アプリの場合 アプリ別またはジャンル別に広告を配信。
YouTubeの場合 1動画またはチャンネル別に広告を配信。

「配信先が選べるので、自由度が高いのでは?」と考える人もいますが、ターゲットを絞り込めないと、費用対効果の高い広告の配信はできません。

自動プレースメント

自動プレースメントは、キーワードやテーマを設定すれば、Googleが自動的に広告配信をします。 Googleアドセンス広告と同じで、自動的に広告を配信可能です。今回は手動プレースメントがメインなので、ざっくりとした説明にします。

手動プレースメントのメリット

手動プレースメントのメリットを紹介。どのような使い方ができて、メリットが得られるのか分かります。

商材と配信面の高い関連性

手動プレースメントは、商材と配信面の関連性があります。配信先を指定できるので、商材に興味のある人に広告を配信可能です。

例えば、30代の男性向けキャンプ用品を販売する場合。30代男性が閲覧するキャンプ系動画に広告を配信すると、キャンプ好きなユーザーを取り込めます。
なぜなら、30代男性のキャンプ好きに、商品を知ってもらえるからです。購買意欲の高い・低いにかかわらず、キャンプ用品の認知度アップや売上アップが見込めます。

このように手動プレースメントは、関連性の高いユーザーだけを狙えるでしょう。

媒体を指定して配信が可能

手動プレースメントは、指定した媒体で広告の配信ができます。プレースメント=Webサイトの広告をイメージしがちですが、YouTubeやアプリへの広告の配信もできます。

Webサイトは、ライバルの多いレッドオーシャンですが、アプリやYouTubeは広告を配信する企業も少なく、数十円で広告を配信できます。 ライバルが少ない場所で、費用対効果の高い広告を配信可能です。

GDNとYDAのプレースメントターゲティングの違い

GDNとYDAのプレースメントターゲティングは、広告の配信先が違います。

広告媒体 GDN YDA
名称 手動プレースメント プレースメントターゲティング
広告の配信先 Webサイト・アプリ・YouTube Webサイト
広告グループの同期 WebサイトURLをリスト化し、広告グループとつなげます。 IDやURLを入力し、広告グループとつなげます。

GDNとYDAでは、配信先のジャンルが違います。2つの広告媒体を比較して、費用対効果の高い広告の配信をしましょう。

プレースメントターゲティングの注意点

プレースメントターゲティングの注意点を紹介します。

リーチできる範囲が狭い

プレースメントターゲティングは、リーチできる範囲が狭います。手動プレースメントの場合は「30代女性」「OL」「おひとり様キッチングッズ」など、興味のあるユーザーに広告を配信できます。 具体的なターゲット設定をすると、リーチできる範囲が狭い手動プレースメントは効果的です。

入札単価の上昇

プレースメントは、ライバルが多く入札単価も高いでしょう。

例えば、自動プレースメントからプレースメントターゲティングに移動すると、既存の入札単価よりも高めです。
なぜなら、プレースメントターゲティングのライバルが多く、入札単価が跳ね上がります。 プレースメントターゲティングをする企業は、高い入札単価でも対応できる広告予算を準備してください。

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