プレースメントターゲティングとは?注意すべきポイントを解説

目次
プレースメントターゲティングとは
プレースメントターゲティングは、GoogleディスプレイネットワークやYouTubeなどで広告の配信ができます。
プレースメントターゲティングには、2種類のプレースメントがあり、以下のような特徴があります。
手動プレースメント:広告配信先を、IDやURL別で指定できます。
自動プレースメント:指定されたテーマやキーワードを分析し、自動的に広告の配信先を決めてくれます。
今回の記事では「手動プレースメント」を中心に紹介します。
手動プレースメント
手動プレースメントは、指定した場所で広告を出稿します。広告の配信先や枠は、広告主によって決められるのが特徴です。 指定できる配信先としては、Webサイト・YouTube・アプリがあります。
Webサイトの場合 | URL別に広告を配信。 |
---|---|
アプリの場合 | アプリ別またはジャンル別に広告を配信。 |
YouTubeの場合 | 1動画またはチャンネル別に広告を配信。 |
「配信先が選べるので、自由度が高いのでは?」と考える人もいますが、ターゲットを絞り込めないと、費用対効果の高い広告の配信はできません。
自動プレースメント
自動プレースメントは、キーワードやテーマを設定すれば、Googleが自動的に広告配信をします。 Googleアドセンス広告と同じで、自動的に広告を配信可能です。今回は手動プレースメントがメインなので、ざっくりとした説明にします。
手動プレースメントのメリット
手動プレースメントのメリットを紹介。どのような使い方ができて、メリットが得られるのか分かります。
商材と配信面の高い関連性
手動プレースメントは、商材と配信面の関連性があります。配信先を指定できるので、商材に興味のある人に広告を配信可能です。
例えば、30代の男性向けキャンプ用品を販売する場合。30代男性が閲覧するキャンプ系動画に広告を配信すると、キャンプ好きなユーザーを取り込めます。
なぜなら、30代男性のキャンプ好きに、商品を知ってもらえるからです。購買意欲の高い・低いにかかわらず、キャンプ用品の認知度アップや売上アップが見込めます。
このように手動プレースメントは、関連性の高いユーザーだけを狙えるでしょう。
媒体を指定して配信が可能
手動プレースメントは、指定した媒体で広告の配信ができます。プレースメント=Webサイトの広告をイメージしがちですが、YouTubeやアプリへの広告の配信もできます。
Webサイトは、ライバルの多いレッドオーシャンですが、アプリやYouTubeは広告を配信する企業も少なく、数十円で広告を配信できます。 ライバルが少ない場所で、費用対効果の高い広告を配信可能です。
GDNとYDAのプレースメントターゲティングの違い
GDNとYDAのプレースメントターゲティングは、広告の配信先が違います。
広告媒体 | GDN | YDA |
---|---|---|
名称 | 手動プレースメント | プレースメントターゲティング |
広告の配信先 | Webサイト・アプリ・YouTube | Webサイト |
広告グループの同期 | WebサイトURLをリスト化し、広告グループとつなげます。 | IDやURLを入力し、広告グループとつなげます。 |
GDNとYDAでは、配信先のジャンルが違います。2つの広告媒体を比較して、費用対効果の高い広告の配信をしましょう。
プレースメントターゲティングの注意点
プレースメントターゲティングの注意点を紹介します。
リーチできる範囲が狭い
プレースメントターゲティングは、リーチできる範囲が狭います。手動プレースメントの場合は「30代女性」「OL」「おひとり様キッチングッズ」など、興味のあるユーザーに広告を配信できます。 具体的なターゲット設定をすると、リーチできる範囲が狭い手動プレースメントは効果的です。
入札単価の上昇
プレースメントは、ライバルが多く入札単価も高いでしょう。
例えば、自動プレースメントからプレースメントターゲティングに移動すると、既存の入札単価よりも高めです。
なぜなら、プレースメントターゲティングのライバルが多く、入札単価が跳ね上がります。 プレースメントターゲティングをする企業は、高い入札単価でも対応できる広告予算を準備してください。
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