オウンドメディア制作時の注意点とは?企業・会社探しのポイント

更新日:

投稿日:2019.05.12

オウンドメディア制作時の注意点とは?企業・会社探しのポイント

オウンドメディアの運営は、業者に依頼するのがおすすめ

オウンドメディアは、自社で管理するコンテンツなので、他のメディアと比較してコンテンツの自由度が高いのが特徴です。

広告を消費者に一方的に押し付ける感じもなく、顧客を「ファン化」させやすいというメリットがあるため、最近多くの企業がこのオウンドメディアを導入しています。

しかし、オウンドメディアの制作、運営には専門的な知識が必要とされるため、知識のない企業が自力で管理していくのは難しいというのが実情です。

そこで、解決策としてオウンドメディア制作の実績のある業者に依頼してしまうという方法があります。

この記事では、オウンドメディア制作を業者に依頼する際に、どのようなポイントに気を付ければよいのかについて見ていきたいと思います。

オウンドメディア制作会社選びのポイント

オウンドメディア制作を請け負っている会社は数多くありますが、もちろんどの会社でもよいというわけではありません。

自社の希望に沿ったメディアの制作を実現するためには、目的にマッチした適切な業者を選ぶことが非常に重要になってきます。

そこで、良い業者を選ぶ上で見落としてはいけない重要ポイントについて詳しく見ていきくことにしましょう。

オウンドメディアの実績があるか

まず大前提として、オウンドメディアの実績がある業者を選ぶようにしましょう。

オウンドメディアの制作や運営を請け負っている会社は数多くありますが、オウンドメディアに関する業務はあくまでさまざまな業務の一部にすぎないという会社も多いのが実情です。

会社としての業績があってもオウンドメディアの業績はイマイチ、という会社では、支払ったコストに見合うメディアの構築は難しくなります。

もちろん会社として実績があるのも大事なことではありますが、オウンドメディアの実績が明示されているかどうかを忘れずにチェックするようにしましょう。

また、仮にその会社がオウンドメディアを得意としていたとしても、担当者がそれほどオウンドメディアを得意としていなければ完成するメディアは中途半端なものになってしまいます。

どのような実績のある人が担当なのかを確認しておくようにしましょう。

依頼主の業界と近い業界で実績を残しているか

いくら業績があっても、対象としている業界があまりにも自社の業界と異なれば、求めているオウンドメディアの制作は難しいです。

たとえば「金融系のジャンルは強いが医療系のメディアは弱い」というように、業者にも得意不得意があり、それを見極めたうえでこちらも依頼をする必要があります。

ちゃんとした会社であれば得意でないジャンルが明記してあることが多いですが、弱いジャンルを明記せず、弱いジャンルであってもそのまま受注してしまう業者もいます。

知識のない分野でも積極的に受注するような業者は、メディアの運営よりも営業を優先している場合が多く、コンテンツマーケティング上そうした業者は避けた方が賢明かもしれません。

自社が制作したいメディアと同じあるいは近いジャンルに対して理解のある業者を選ぶことで、完成したメディアは求めているものに近くなるでしょう。

提供しているサポートがどんな内容か

オウンドメディアの支援を行っている会社には大きく分けて3つのタイプの会社があります。

1つ目が、「トータルサポートタイプ」で、名前の通り戦略決定から記事制作、効果分析まですべてを支援してくれるタイプです。

自社内にオウンドメディア制作のリソースがないという場合には、このトータルサポートタイプの業者に一から支援してもらうのが得策であるといえるでしょう。

2つ目は「コンサルティングタイプ」で、このタイプの業者はトータルサポートタイプとは違って記事の制作やサイトの修正は基本的に行っていません。

記事作成は自社で行い、記事制作やSEO対策のコンサルティングという形でのみ支援してくれればよいという企業であれば、このコンサルティングタイプが最適です。

3つ目はポイントサポートタイプで、このタイプは、依頼主が難しいと感じているポイントに合わせてピンポイントで支援を行ってくれます。

トータルサポートタイプではサイトの運営全体に対して支援してもらうのでどうしてもコストがかさんでしまいますが、このタイプでは、必要なポイントだけ支援してもらうことで余計なコストを最小限に抑えることができます。

ピンポイントで支援が必要だという場合であれば、このタイプの業者を利用することでコストパフォーマンスの高いマーケティングが可能です。

実績の目的が自社の目的と合致しているか

実績としてPV数がどれだけ獲得できたかを掲げているオウンドメディア制作会社は多いです。

しかし、自社の目的に照らし合わせたときに果たして単にPV数を増やすことが最終的な目的に適っているかどうかを吟味する必要があります。

オウンドメディアの目標は、良質なコンテンツを通じて顧客との接点をつくり、長期にわたる信頼関係を築き上げるところにあります。

つまり、単なるPV数稼ぎに終始するのではなく(もちろんPV数が確保されることも大事なことですが)、そのページへのお問い合わせ数をどれだけ増やせるかや、案件を何件創出できるかといった、PV数の一歩先の目的まで見据えたマーケティングの助けとなる業者を選ぶようにしましょう。

SEO対策に強いかどうか

コンテンツマーケティングの成功において、SEO対策ができているかどうかというのは非常に重要です。

SEO対策を充実させることで、ユーザーおよびクローラーに働きかけることができ、検索エンジンで上位に表示させることで、新規顧客をより効率的に獲得することができるからです。

しかし、実績がある業者の中には、実績を残したのが雑誌などの紙媒体であるために、SEOにあまり強くないという業者もいます。

そうした業者の場合、オウンドメディアが求めているものになるのを期待することは難しいでしょう。

SEOの知識があり、ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを作成することができるかどうかを確認したうえで業者に依頼することが大事です。

オウンドメディア完成後も支援してくれるか

オウンドメディアは、ユーザーとの接点を築くだけでなく、それを契機にユーザーと長期的な信頼関係を築くことが求められます。

そのため、一度メディアが完成すればそれで終わりというわけではなく、メディア完成後も自社メディアで運営していけるよう、内製化をサポートしてくれる業者を選んだ方が、継続的なコンテンツマーケティング効果を期待することができます。

将来的に自社でオウンドメディアを管理していきたいと考えている企業こそ、メディア完成後のケアも行き届いた業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

オウンドメディアの業者選びのポイントについての記事でしたが、どうだったでしょうか。

オウンドメディアに必要な専門知識を業者に頼るというのは、成功のための有用な選択肢の一つだと思いますが、業者によって提供しているサービスの内容はさまざまです。

自社の目的を踏まえた上で、その目的に合った業者を選べるよう、この記事で挙げたポイントを意識してみてくださいね。

※2023年7月にサポート終了!GoogleAnalytics(UA)からGoogleAnalytics4への移行が終了していない方はこちらをご参照下さい。※

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