上位表示を狙うためのオウンドメディアの記事制作の仕方を実績とともに紹介
オウンドメディア、コンテンツマーケティング施策を実施中、またはこれから実施をされる予定の方にとって、記事製作は最も重要な作業の一つと言えます。
全て自社で制作をされる際はもちろん、外部に依頼するのであればなおさら依頼の仕方や、書いてもらう内容に関して注意が必要です。
ただ書くだけでは上位表示は見込めず、費用や時間が無駄になってしまうからです。
ここでは上位表示の為のポイントや、注意点を実績とともに紹介したいと思います。
※2023年7月にサポート終了!GoogleAnalytics(UA)からGoogleAnalytics4への移行が終了していない方はこちらをご参照下さい。※
目次
記事製作~完了までのステップ
キーワード立案
記事を作成するにあたり、まずどのようキーワードで流入を呼びたいか、そのキーワードを選定したうえで、それに対する記事を作成しなくてはなりません。
例えばリスティング広告を行っていれば、ある程度のキーワードは把握しているでしょうし、特にツールを使わなくとも「このキーワードで流入を呼びたい」といった所感を基に初期に取り掛かる記事を決めてしまってもいいでしょう。
キーワードの選定方法がわからない方は「SEOの基本!キーワード選定の考え方と実際の手順を紹介」をご参考ください。
また、さらに言えば、オウンドメディアはすぐに結果が出るものでもありません。
まずは記事を入れることで、その記事に対してどのような検索ワードがヒットしているかのデータを蓄積し、そこからそれぞれの記事を改善していくといった方向性もあるからです。
もちろんしっかりと戦略を立てていくのであれば、Googleのキーワードツールにて月間の検索数を出し、その上で競合サイトを比較しながら、上げやすさなども考慮して初期に対策してくキーワードを決めていくのが最も丁寧な方法です。
ただしここまでしっかりと戦略立てて記事を書いていくのであれば、当社の様な業者に相談をした方が良いと言えるでしょう。
キーワードツールの利用一つとっても、正確な検索数のデータを出すためには一定の広告出稿の実績が必要であるなどするため、一筋縄ではいかないケースも多々あります。
記事構成案の作成
ここからは記事を外部のライターに依頼する場合の注意点です。
自社で制作をされている場合は特に気にされないで良いでしょう。
外部のライターに依頼する際に必須なのが構成案と呼ばれるものです。
というのも、この構成案を作成しないと、意図したコンテンツが納品されないことが多いからです。
後述しますが、コンテンツはやみくもに書けばよいといったものではありません。
しっかりとユーザーのニーズに合っていると思われる記事を製作することが重要ですので、あらかじめこの情報について触れていきたいといった話の内容や流れについては整理しておく必要があります。
記事作成完了、納品後は公開。装飾も重要。
記事が出来たら、あとは公開です。
ただし文字列をそのまま貼り付けても意味がありません。
目次を付けたり、場合によっては文字を太字にしたり、色を付けたりしても良いかもしれません。
この記事の様に画像を挟んでも良いでしょう。
ユーザーがどれだけコンテンツを読んでくれるか、離脱しないかといった数値もGoogleは追っていると考えられ、このあたりはコンテンツの中身はもちろん、見やすさも加味した記事の作成、公開を行わなくてはなりません。
また外部に依頼をしている際には、盗作がないかどうかのチェックも必要です。
著作権侵害などでトラブルにならないように、しっかりとチェックをしておく必要があるでしょう。
上位表示の為の抑えるべきポイント
ここからは上位表示の為の書くべきポイントや、書き方などをそれぞれまとめてみたいと思います。
上位表示の為の考え方などについても記していますので、ぜひともご注意ください。
関連ワードは可能な限り抑えよう
先ほど記した通り、ユーザーが読んでくれる記事、ユーザーが求めているコンテンツを記載している記事を作成することが上位表示の為の一つのポイントと言えます。
「求めている」コンテンツとは何かを感がる際に、判断軸として重要なのが、関連ワードです。
例えば「コンテンツマーケティング」で言えば「事例」などが気になっているコンテンツであることが読み取れると思います。
「セミナー」や「本」などの関連ワードを見てもきっと何かしらのノウハウ、情報を知りたいユーザーが多そうです。
従って「コンテンツマーケティング」関連で読まれる記事を作成するのであれば、こうした内容を抑えた記事を作成することが重要です。
外部のライターに依頼するのであれば、これを記事構成案として記しておかないと、思ったような記事が納品されなくなってしまいます。
目次も重要
上記の様に例えば「コンテンツマーケティング」の記事を書く際に「事例」「セミナー」「本」について記した記事を作成したとします。
ユーザーがサイトを訪れた際に先に目にするコンテンツが「事例」その後が「セミナー」についてのコンテンツとなりますが、もし「本」について知りたいユーザーだった場合には、この時点でサイトを離脱してしまうことも考えられます。
そこで事前にどのようなコンテンツが入っているかを整理してあげる意味でも「目次」を用意することが離脱率の向上につながります。
もちろん目次を押すと、該当のコンテンツにまでスクロールが飛ぶようなユーザービリティも必要です。
こうした細かい設定がコンテンツの読み込まれる割合を底上げしてくれます。
この様に目次を用意してあげることが非常に重要です。
文字数は3000文字以上がベスト
自社で記事を作成したり、オウンドメディアを構築したりする際に、行いがちなミスが文字数の少ないコンテンツを量産することです。
例えば500文字~1000文字のコンテンツを10個、20個と登録するよりは、3000文字以上の記事を1個、2個と登録していく方が良いでしょう。
Googleはコンテンツの情報量も評価対象としています。
したがって、情報量が豊富な記事を作成することが上位表示に必須のポイントいえるでしょう。
記事タイトルには細心の注意が必要
最後に重要な点が記事タイトルと言えます。
記事タイトルは一般的にはページ自体のtitleとしてhtmlにも記載されるポイントです。
このtitleに入っているキーワードが、SEO上、上位に表示されやすいです。
特に競合の多いキーワードで、上位に表示させるにはこのtitleに該当するキーワードを入れないと、上位表示は望めません。
またtitleの文字数も限られているため、やみくもにキーワードを詰め込むこともNGです。
最大でも3,4キーワードを狙うのが限界と言えます。
その他にも様々なポイントが
ここまで記したのがあくまでも上位表示の為に抑えておきたい、いくつかのポイントです。
その他にも「内部リンク」や問い合わせへの導線設計、様々なポイントを押さえておかないと、オウンドメディアは成功しないと言えるでしょう。
3か月でユーザー数が伸び始めた実績も
記事製作に関してはオウンドメディア運営にとって非常に重要です。
例えば当社のお客様の事例でも、2つの実績があります。
まず最初からしっかりとした記事を入れていたケースでは、9月にサイトリリース後、12月には1日150人弱のユーザーが訪れるサイトへと成長しました。
その後3か月でさらにユーザー数は伸び、1日1000人程度が訪れるサイトへと順調に成長しています。
また一方で記事の質が低かったサイトでは6月リリース後、半年たった12月でもユーザーが1日100人に到達していません。
このケースでは既存記事を書き直す作業を当社で行い
その後半年以内で、1日1000人程度が訪れるサイトへと成長を遂げました。
もちろん競合との兼ね合いなどジャンルによる差分もありますが、あくまで参考までにこうした結果の違いが生まれるということをご認識いただければと思います。
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