【制作事例付き】LP制作の費用相場と失敗しない依頼方法について詳しく解説!
ランディングページ(LP)の目的と役割
ランディングページを作る前に、まずはその目的と役割をしっかり明確にしておきましょう。
この「目的」と「役割」によって出来上がりは大きく変わります。 ランディングページを制作する際、初心者にありがちなミスは、この「目的」と「役割」が明確になっていないまま、デザインの事を考えてしまうこと。
一番伝えるべきメッセージは何か、そのメッセージを誰に届けたいのか、 メッセージを受け取った後、どのようなアクションに転換してほしいのか。 この3つよりも「見た目」にこだわってしまうと、結果的に伝えたい事、伝えるべき事が伝わらない結果を招く事になります。
伝えたいメッセージは何か?
多くの企業が自社の商品やサービスの魅力を伝えたいと考えると思いますが、 ここでも気をつけなければならないポイントがあります。
あなたが(企業が)伝えたいメッセージは「ユーザーに取って必要なメッセージ」でしょうか?
ランディングページ(LP)で商品・サービスの魅力を伝えるのはもちろんですが、 ユーザーにとって本当に必要な情報かどうかが非常に重要です。
こだわって作った商品・サービスだとしてもそのこだわりよりもそれを使ったユーザーがどんな体験が得られるのか。
ユーザーが知りたいのはこだわりよりも、そのあと体験できるであろう未来です。
そのメッセージは誰に届けたいのか?
企業のターゲットユーザーと聞くと「M1層」や「F1層」といった年齢・性別のセグメントをよく耳にします。
ランディングページ(LP)を制作する際はこの年齢・性別のセグメントからもう一歩踏み込んだペルソナを用意すると より効果的なページに仕上げる事が出来ます。
あなたの(企業の)商品・サービスはどんな人にどんな状況で使ってもらいたいものですか? その人のどんな悩み(課題)を解決してくれますか? 同じF1層(20~34歳の女性)でもその幅は広く、人の好みは様々です。
20歳の女性が好むデザインと34歳の女性が好むデザインは違いますし、欲しいものも違いますよね? 「誰に届けるのか」を考える際、可能な限り具体的な人物像に落とし込んで考える事で 伝えたいメッセージが、より「届くメッセージ」になります。
起こしてほしいアクションは何か?
ランディングページ(LP)には商品・サービスに興味をもったユーザーに対して、 あなたが(企業が)目指したいアクションを促す役割があります。
ただ、この質問をすると「購入もしてほしいし資料請求もしてほしい、メールマガジンに登録するのでも良い…」 といった具合に、複数のアクションを求められる企業もいらっしゃいます。
絶対に1つで無ければならないということではありませんが、 ランディングページ(LP)内では、導線がとても重要です。
複数のアクションを求めるとどうしてもこの導線が散漫になってしまい、 ユーザーから見ると「何をしてほしいのかわからない」ページになってしまう事が多々ありますので このランディングページ(LP)を通じて本当に起こしてほしいアクションが何なのかをしっかり考えましょう。
ランディングページ(LP)を依頼する前に確認したいチェックリスト
- どんな目的で作るのか
- 伝えたいメッセージではなく、伝えるべきメッセージはまとまっているか
- そのメッセージは誰に届けたいのか
- どんなアクションをしてほしいのか
依頼先を探す前にまずはこの4つの項目を整理してみましょう。
フリーランスVS制作会社 どちらに依頼するべきか
制作をお願いする場合、依頼先の選択肢はいくつかありますが、依頼の決め手もいくつかあります。 費用だけでなく依頼者が使う工数やスキルなども加味した上で依頼先を考えましょう。
依頼の選択肢は大きく3つ
内製化で仕上げる
社内に制作部隊を持っている企業であれば内製化で仕上げる事も可能です。 内製化であれば、費用は各段に安くなりますので社内で制作出来る方はまずは相談してみるといいでしょう。
フリーランスのデザイナー・エンジニアに依頼する
フリーランスの場合、内製化よりは高いかもしれませんが、制作会社にお願いするよりは安価に対応してくれる場合がほとんどです。
ただし、フリーランスの場合「デザイナー」「コーダー」「エンジニア」と業種が完全に分かれている場合が多いので、 複数のフリーランスを使い分ける必要があり、ディレクターを使いたい場合も別途依頼する必要があります。
ただし、ディレクターに依頼すると、制作会社とあまり変わらない金額感になる事も多々あります。
費用を抑えたくてフリーランスを使う場合は依頼者がディレクションをする事でディレクター費用をし安価に対応出来るという仕組です。
制作会社or代理店にお願いする
フリーランスへの依頼に比べると少し費用は高いと感じるかもしれませんが、 ディレクション、デザイン、コーディング(必要に応じてJsなども対応)をまるごと対応してくれるのが制作会社・代理店の特徴です。
さらに、制作後の広告配信まで加味した全体戦略なども希望するなら代理店に依頼する事をお勧めします。
依頼者の要望を聞いた上で、戦略なども加味したコンセプトを決めて提案、構成案まで落とし込んでくれるので、 初めてのランディングページ(LP)制作であれば、代理店にお願いするのが最も適切に対応してくれるでしょう。
ランディングページ(LP)を作った後は?
もし、ランディングページを作った後、どんな広告に活用するか決められていないという状態であれば、まずは代理店に相談する事をお勧めします。
ランディングページ(LP)は広告配信などの受け皿になりますが、昨今では薬機法や景表法など表現に対する規制も多い為、 広告配信に適したLPを作る事を考えているのであれば、 その後のプランなども含めて代理店に相談する事で、最適なものを提案してくれます。
知っておきたい費用感。制作費の相場は?
10万円以下
依頼先:フリーランス
制作費としては10万円はかなり安い価格帯となります。 とにかく格安で作りたいという方、社内の制作部隊が忙しく 作るところまでで良いのでお願いしたいという企業に向いています。
ただし、多くの場合が改善提案などもなく、テンプレートを活用したデザイン、 修正改修も〇回までと決まっている場合が多いので、 依頼者にLP制作ディレクション経験がない場合は避けた方が無難です。
10万円~30万円
依頼先:フリーランス、小規模な制作会社
LP制作の費用感としては最も多い価格帯となります。 ディレクターがついてターゲットに合わせて構成やデザインが可能なため ディレクション経験がない場合にはこちらをお勧めします。
30万円~50万円
依頼先:中規模の制作会社・中規模の広告代理店
広告の戦略や企画、コンテンツ設計などしっかり組んでほしい場合に利用します。
広告の目的やターゲットなども明確化した上で、戦略を立てて提案をもらうことが可能です。 また、広告配信の結果を踏まえて、作ったランディングページ(LP)の改善提案をもらうことも出来るため 多少費用はかかりますが、制作費を無駄にしたくない、作って終わりにしたくないのであればこちらをお勧めします。
当社のLP制作事例
ここまでLP制作について説明してきましたが、ここからは当社デジタルトレンズのLP制作実績を紹介していきます。
【実績1】LP制作でリスティング広告のCVR・CPA改善を実現!
- 商材:WEBコンサルティング(自社商材)
- 施策:Googleリスティング広告
- 成果指標:お問い合わせ・資料請求・電話
過去の顧客データなどを考慮して、LP内のコンテンツを決定。LP制作後もリスティング広告で運用し、ヒートマップ解析でユーザーがどのような行動をしているかを把握し、課題点を特定・改修。分析結果やリスティング広告の反響に沿ったAB検証を実施。
広告費 | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|
¥300,000 | 21 | 2.50% | ¥14,286 |
【事例2】LP制作でリスティング広告の費用対効果改善を実現!
- 商材:システム・ゲーム・アプリ開発
- 施策:Googleリスティング広告
- 成果指標:無料相談・見積り依頼
BtoBのサービス領域ということもあり、より他社サービスと差別化できるようなコンテンツをLP内に実装。また、ヒートマップ解析によって課題点を特定・改修。LP制作後、リスティング広告の運用も担当し、費用対効果が改善。
広告費 | CV | CVR | CPA |
---|---|---|---|
¥99,677 | 4 | 1.54% | ¥24,919 |
会社選びに困ったら
株式会社デジタルトレンズには、 「ランディングページ(LP)を作りたいけど何から始めたらいいかわからない」 「あまり費用はかけられないけど、設計からお願いしたい」 そんなご相談を多数頂いております。
ランディングページ(LP)制作はもちろん、その後の広告配信のご相談や作ったランディングページ(LP)の改善提案などを 比較的安価に、親身に対応する企業として皆さまにご好評いただいております。 もし、会社選びにお困りであればまずはご相談ください。
まとめ
「ランディングページ(LP)制作」と一言で言っても、デザインだけではなく、そこには多くの要素が入っています。
あなたが(企業が)伝えたい事を伝えるページを作るには その「伝えたい事」を言語化し、明確にする必要がありますし「誰に」伝えたいのかということも重要です。
そのためには考えなければならない事が山ほどあり、さらにWebに最適化された状態に仕上げるにはスキルが必要になります。
そこをあなたの(企業の)変わりに構成してくれるのがディレクターです。 そしてディレクターが構成した要素をより伝わるように計算しながら装飾を加えていくのがデザイナーです。
構成がないままデザイナーに「こんなものを作りたい」と伝えたからと言って 思い通りのものが仕上がるわけではありませんし、 デザインされたものはコーダーやエンジニアがHTMLやjsという言語に置き換えなければランディングページとしてブラウザで表示する事は出来ません。
多くの人の知識とスキルを活用するわけですから、より良いものを作ろうとした際に安くない費用がかかるのはこういった理由からです。
あなたの(企業の)商品・サービスの魅力を最大限に伝えるランディングページ(LP)です。 せっかく作るなら、最適な費用で、伝えたい事をしっかりとユーザーに届けてくれる、改善しながらも長く使っていけるランディングページ(LP)を作りましょう。
デジタルトレンズへお気軽にご相談下さい。
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