Facebook広告とは?特徴や料金形態、事例、やり方について解説

投稿日:2023.11.07

Facebook広告とは?特徴や料金形態、事例、やり方について解説

Facebook広告を出稿したい方で、以下のようなお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

・Facebook広告の種類は?
・料金形態を知りたい
・Facebook広告の出稿方法がわからない

本記事では、Facebook広告に興味のある方向けに、Facebook広告の特徴や料金形態、事例、やり方について詳しく解説します。

Facebook広告とは

引用:Meta広告

Facebook広告とは、Facebookのフィードやストーリーズなどに広告を掲載できるSNSに特化した広告です。

Facebookは。

世界で月間29億人のアクティブユーザーを持ち
、日本でも月間2600万人のユーザーが利用しているSNSプラットフォームの一つで、膨大な会員データを保持しています。

Facebookは実名登録を基本としており、年齢や住んでいる地域、勤務先の情報の登録が求められます。

そのため、登録されたユーザーの詳細なプロフィール情報に基づいて最適な広告を配信できるため、新規顧客の獲得や商品の売上向上の手段として用いられるのが特徴です。

Facebook広告の特徴

Facebook広告の特徴は、以下の3つです。

細かくターゲティングが可能

Facebookは、匿名で登録する他のSNSと異なり、実名登録を求められるため、ユーザーの年齢や居住地といったプロフィール情報はもちろん、興味や関心といった情報がFacebook内に蓄積されます。

その膨大なデータをもとに、より詳細にターゲット層を絞り込めるため、効果的に広告を配信できる点がFacebook広告の大きな特徴です。

具体的にターゲティングできる項目は以下の通りです。

豊富なフォーマットが用意されている

Facebook広告には画像や動画、スライドショーといった広告のフォーマットが数多く用意されています。

広告で宣伝したい商材やサービスの特徴に沿ってフォーマットを選択することで、届けたいターゲット層に、より効果的に広告配信できます。

現在Facebook広告で選択可能なフォーマットは以下の10種類です。

認知や購買まで様々な目的にあった広告を出稿できる

Facebook広告は、大きく分けて以下3つの目的に沿って広告を出稿できます。

広告を通じて実際に商品を購入してもらいたいのか、興味関心を持っているユーザーを将来の見込み客として獲得したいのかなど、さまざまな目的にあった広告を出稿できる点も大きな特徴の一つです。

Facebook広告はおもに4種類

Facebook広告には、おもに以下の4種類あります。

それぞれ得意とするターゲット層や目的が異なるため、参考にしてください。

Facebook内の広告

Facebook内の広告は、ニュースフィード(タイムライン)やストーリーズなどに掲載されます。

Facebookはビジネスで利用されることが比較的多いため、セミナーや情報商材など、ビジネスに関する購買に強いことが特徴です。

また、FacebookはほかのSNSと比べて利用年齢層が高い傾向にあるため、40代以上のビジネス層をターゲットとする場合は特におすすめです。

Instagram内の広告

Instagramは、写真や動画を投稿できる若者中心に人気なSNSです。

Instagramの投稿画面やストーリーズ、タイムラインへ広告を配信できます。

Facebookと比べ10〜20代が多く利用しているため、若年層をターゲットとした商品やサービスとの親和性が高いことが特徴です。

また、Instagramは女性の利用者が多いため、ファッションや美容関係の広告と相性がよいでしょう。

Messenger内の広告

Messengerは、Facebookを利用している人と連絡を取る際に利用するメッセージアプリです。

全世界で9億人を超えるユーザーが利用しており、ビジネスを目的として利用されることが多いため、経営者や外国人をターゲットにする際におすすめです。

広告はチャット内に表示され、自社サイトやアプリのインストール画面に誘導する際に効果的です。

また、チャットボットと組み合わせれば、ユーザー問い合わせ対応やランディングページへの誘導も可能になります。

Audience Network内の広告

Audience Networkとは、Facebookと提携しているさまざまなアプリやWebサイトに広告を配信できるネットワークのことです。

Facebook広告の高精度なターゲット機能や広告フォーマットを利用でき、Facebookの枠を超えて広告配信できます。

日本では、C CHANNELやグノシーに配信可能です。

Facebook広告の料金形態

Facebook広告を配信する際の料金形態は、大きく分けて以下の2種類あります。

それぞれの課金方法に特徴があるため、詳しく解説していきます。

クリック課金

クリック課金は、広告がクリックされるごとに課金が発生する方式です。

この方式はコストパフォーマンスに優れており、クリック数を増やしたい目的の場合に最適です。

たとえば、1クリック100円とすると、5クリックで500円の広告費となります。

ユーザーが広告を閲覧するだけでは料金が発生しないため、費用対効果が高いです。

また、クリック課金はオークションによる入札制を採用しており、競合が多い場合にクリック単価が変動する可能性があります。

インプレッション課金

インプレッション課金は、広告が表示されるごとに課金が発生する方式です。

広告が1000回表示されると課金される仕組みなため、ユーザーの目に触れる回数を増やしたいときに最適な方法です。

たとえば、新商品のプロモーションやブランド認知度の向上といった目的で利用されることが多い傾向にあります。

ただし、広告配信で申し込みや購入につながったかどうかを具体的に測定しづらい点はネックです。

こちらの課金方法もクリック課金と同様に、オークション形式で常に価格が変動します。

Facebook広告の事例

株式会社デジタルトレンズがFacebook広告の導入をサポートした事例について紹介していきます。

Facebook広告導入の事例を知ることで、成功のポイントが見えるため、ぜひご覧ください。

CPAを抑制し、費用対効果の向上に成功した事例

建築業の会社向けにプロジェクト管理ツールを販売する企業の事例です。

この会社は、当初Google広告を中心に運用していましたが、目標CPAであった3万円より5000円程オーバーしてしまい、費用対効果が悪い状況でした。

そこでFacebook広告を導入し、以下を実施しました。

その結果、CPAは約2万円まで抑制でき、費用対効果の向上に成功できたという事例です。

広告配信対象のターゲット層を絞り込み、新規顧客獲得に繋がった事例

Facebook広告でターゲット層を絞り込むことにより、新規顧客の獲得につながった結婚相談所の事例です。

この会社では、大手広告代理店に広告の運用を依頼していましたが、顧客獲得の単価が高く、広告による効果もあまり実感できていないという課題がありました。

そこで、Facebook広告の導入サポートを行ない、以下を実施しました。

その結果、今まで運用していたリスティング広告の一般キーワードよりも新規顧客の獲得に繋がり、日々広告の検証を実施することで、顧客獲得数を改善できたという事例です。

Facebook広告のやり方

Facebook広告の概要や料金について解説してきました。

ここからはFacebook広告を始めるために必要なステップを、以下の3つに分けて解説します。

概要や費用の設定

Facebook広告を始める際は、概要や費用の設定を行っていきます。

ここではおもに、広告の目的や広告名、広告に利用する予算などを決定していきます。

広告の目的は、ブランドの認知力アップやアプリインストールの促進などから選択可能なため、どのような効果を得たいか検討する必要があります。

また、広告を配信する際の費用についても、1日どれくらい予算を使うか設定が必要です。

ターゲットの選定

広告を配信するターゲットを具体的に決めます。

年齢や住んでいる地域、性別といった基本的な情報をもとに、広告配信するターゲットを絞り込んでいきます。

また、特定のページへいいねした人や、Webサイトに何度もアクセスしている人など趣味や興味関心についても選定することで、より具体的なターゲット層の絞り込みが可能です。

Facebook広告を効率よく運用していくには、このターゲットの選定が最重要なため、しっかりと検討する必要があります。

広告を作成する

最後に実際に配信する広告の具体的なレイアウトや文章を作成します。

設定する項目はおもに以下の通りです。

作成途中の広告は常にプレビュー表示されるため、設定内容をリアルタイムで確認できます。

また、フィードやストーリーズなどユーザー環境毎にプレビュー表示できるため、配信イメージを細かく調整できます。

Facebook広告の注意点

最後に、Facebook広告を出稿する際の注意点を解説します。

具体的には、以下の3点に気をつけてください。

Facebook広告のアップデートは日々行われています。

そのため、仕様や広告の作成手順などが変わることもあり、アップデートの内容を常に把握する必要があります。

また、SNSはトレンドの移り変わりが激しいため、成果を出しても長くは続かない傾向にあります。

成果を継続するためには、出稿した広告の改善や検証が不可欠です。

Facebook広告は、おもにFacebookユーザーを対象に配信する広告となっています。

他の広告媒体と比べると、配信できるターゲット層は限定的なものとなっているため注意が必要です。

まとめ:Facebook広告を使用することで購買率を上げる

本記事では、Facebook広告について解説しました。

Facebook広告は、ターゲティングの精度が非常に高く、自社サービスや商材の情報を届けたいターゲット層に効果的な広告を配信できるため、購買率を上げられるでしょう。

しかし、Facebook広告のスキルや知見がない場合、社内で運用するには少しハードルが高いです。

そのような企業は、代理店への外注がおすすめです。

株式会社デジタルトレンズでは、Facebook広告の制作はもちろん、ターゲティングやデータ分析も請け負えます。

Facebook広告に限らず、Webからの集客でお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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記事監修者の紹介

株式会社デジタルトレンズ 代表

姫野 慎太郎

京都大学経済学部卒業後、東証グロース上場企業である株式会社イトクロに新卒入社。

イトクロではメディア事業に従事し、海外拠点の立ち上げにも貢献。
2012年に退職後、株式会社デジタルトレンズを創業。

Web広告代理店事業からSEO対策、
Webメディア事業まで、幅広くWebマーケティング事業を展開。

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