0から始めるリスティング広告の出稿方法と手順まとめ

更新日:

投稿日:2018.06.08

0から始めるリスティング広告の出稿方法と手順まとめ

リスティング広告を始めたいと思っている方やリスティング広告を始めようか迷っている方に、リスティング広告の出稿の仕方を解説します。

細かい設定まで教えるので、実際にご自身の広告でも実行してみましょう。

以下で、まずリスティング広告がどんなものかを改めて理解してもらい、そのうえで出稿について細かく解説していきます。

1.リスティング広告とは

リスティング広告とは、googleやyahooなどのおなじみの検索エンジンの検索結果上部に掲載できる「広告」です。

検索エンジンが独自に判断し順位付けする自然検索結果と違い、広告を表示するキーワードや掲載順位をコントロールできるため、即効性が高く・費用対効果が優れるのが特徴です。

1-1. キーワードの設定

検索エンジンでユーザーによって検索されるキーワードを設定することで、ユーザーのターゲティングができます。

集客したい検索キーワードを任意に設定して広告を打つため、他の広告に比べてピンポイントなターゲットにアプローチできます。

[blogcard url=”https://dgtrends.com/listing/keyword/”]

1-2. 広告文の作成

さらに広告文を自由に設定することができるので、ユーザーの購買意欲を高め、クリックを促すことができます。

自由度の高い広告文は、さまざまなニーズに合わせて、効率よくユーザーを取り込むことができます。

1-3. オークション制

リスティング広告の掲載位置を決定づける1つの要因が、クリック単価(1回あたりのクリックの値段)で、この単価はオークション制で決められます。

ですが、その他の要因も掲載位置に関係するので、注意が必要です。

1-4. クリック課金制

料金システムは、クリックされるごとに料金が発生するクリック課金制なので、広告が表示されるだけでは費用はかからず、表示させるだけで高コストなCMやチラシなどの広告と比べて、コストパフォーマンスはいいと言えます。

これは、費用・予算を計算するうえで、知っておくべき料金システムです。

クリック数に応じて、費用が生じることを把握しておきましょう。

[blogcard url=”https://dgtrends.com/listing/cost/”]

2.アカウント作成

リスティング広告を理解でき、出稿が決まったら、まずアカウントの作成をしましょう。

作成するうえで必要なことや、作成にかかる日数、大まかな作成フローを、Yahoo!とGoogleで分けて説明していきます。

2-1. Yahoo広告

まず、Yahoo!プロモーション広告の利用を申し込み、ビジネスIDを取得しましょう。

次に、Yahoo!プロモーション広告よりメールにてYahoo! JAPANビジネスIDの確認コードのお知らせが来ます。

表示されている画面でパスワードの設定と確認コードを入力しましょう。

最後に、「電話番号認証へ」を押すと、「アカウント開設完了、およびYahoo! JAPANビジネスIDのお知らせ」のメールが届きます。

画面の案内に従って電話番号認証を行えば完了です。

Yahoo! JAPANビジネスIDは画面に表示されているので、パスワードのみを入力し、Yahoo!プロモーション広告管理ツールへログインしてみましょう。

[blogcard url=”https://dgtrends.com/listing/yahoo_adpolicy/”]

2-2. Google広告

Googleのその他のサービスを利用している場合、Googleアドワーズ のホームページにアクセスします。

次に、パスワードと Google アカウントのメール アドレスまたは Gmail のユーザー名を入力して登録します。

そして、アカウントの国、タイムゾーン、通貨を選択します。

ここで選択したタイムゾーンに基づいて請求や統計情報が設定されるので、慎重に選びましょう。

これ以降、タイムゾーンを変更することはできないので気を付けましょう。

選択した通貨は、お支払いと掲載結果レポートで使用される通貨となります。

これ以降、通貨を変更することはできません。

[次へ] をクリックすると、アドワーズ アカウントの作成時に使用されたメール アドレスに Google から確認メールが送られてくるので、確認しましょう。

このメール内の確認リンクをクリックすると、アカウントが開設されます。

一方で、Googleのその他のサービスを利用していない場合、有効なメール アドレスさえあれば、すぐにアカウントを作成できます。

まず、Googleアドワーズにアクセスして、[アカウントを追加] をクリックします。

次に、[Google アカウントの作成] ページで、[他のサービスを利用していません] の横にあるボタンをオンにします。

そして、有効なメール アドレスとパスワードを入力します。

アカウントのセキュリティを高め、不正使用を防止できる可能性を高めるために、安全性の高いパスワードを指定するといいでしょう。

パスワードの入力欄の下にあるボックスに、ゆがんで表示されている文字を入力します。

あとは、先述のアカウント作成方法と同じです。

[アカウントを作成] をクリックします。

アカウントの国、タイムゾーン、通貨を選択します。

ここで選択したタイムゾーンに基づいて請求や統計情報が設定されるので、慎重に選びましょう。

1度設定したタイムゾーンを変更することはできないので気を付けましょう。

選択した通貨は、お支払いと掲載結果レポートで使用される通貨となります。

これ以降、通貨を変更することはできません。

[次へ] をクリックします。

アドワーズ アカウントの作成時に使用されたメール アドレスにGoogle から確認メールをお送りしますので、確認しましょう。

このメール内の確認リンクをクリックすると、アカウントが開設されます。

[blogcard url=”https://dgtrends.com/listing/google_adpolicy/”]

3.キャンペーン~キーワードまでの設定

次に、アカウントを構成する要素について説明します。

アカウントの下には、キャンペーン→広告グループ→広告、キーワードという階層があり、キャンペーンが一番大きい階層、広告・キーワードが一番小さい階層になります。

以下で、階層の大きい順に説明していきます。

3-1. キャンペーン

キャンペーンでは、キャンペーン予算、広告の配信地域、広告を配信するデバイス、広告の配信スケジュールなどを設定することができます。

キャンペーンは、類似している内容の複数の広告グループのまとまりと覚えると分かりやすいです。

そして、まずは、キャンペーンを考える際に、類似する広告グループをまとめて同じキャンペーンにまとめる、広告グループを考える際に類似する広告とキーワードを同じ広告グループにまとめるということを意識してみましょう。

例えば、商材別に区別したり、広告別に分けてみたりするといいでしょう。

3-2. 広告グループ

広告グループは、類似する広告とキーワードを同じ広告グループにまとめることを意識しながら、作成してみるといいでしょう。

この階層は、キーワードや広告に近いので、区別の仕方はキャンペーンに比べると簡単だと思います。

3-3. キーワード

キーワードは、ユーザーが検索した時に広告を表示したいキーワードのことです。

もちろん、商材に関するキーワードを設定します。

また、競合他社や競合商材などのキーワードに対しても、広告を表示させるのも、一つの戦略です。

キーワードの種類はいくつかあります。

「ビッグワード」は、多くのユーザーが検索し、検索ボリューム、クリック率数、競合が多いものです。

「スモールワード」は、検索回数が低いキーワードで、競合が少ないが、需要が低いわけではないので、CVが出ないということではありません。

この2つの中間に「ミドルワード」があります。

以上を踏まえて、キーワードを設定しましょう。

4.広告・広告文の設定

続いて、広告と広告文について説明します。

ユーザーにとって一番目につきやすく、集客するうえで、最も重要な要素となると言っても過言ではありません。

4-1. 広告

広告は実際にユーザーに対して表示される広告のことです。

広告で設定しなければいけないことは、最終的な飛び先のウェブサイトのURLです。

広告は、キーワードとともに、広告グループに紐づいています。

したがって、キーワードで集客できるようなユーザーのニーズに合わせた、飛び先のウェブサイトのURLを設定しなければなりません。

4-2. 広告文

広告文とは、その広告の最も強くアピールしたいことを文字であらわす「見出し」と、サービス内容やアピールポイントの補足説明をする「説明文」で構成されています。

広告文は、キーワードとともに、広告グループと紐づいているので、キーワードとして設定されているワードを広告文に含めると効果的です。

「見出し」は15文字、「説明文」は45文字という制限があるので、工夫して、ユーザーに伝えたいことをアピールしましょう。

その他の詳しい入稿方法に関しては、Yahoo、Googleの公式ホームページで確認すると、簡単に入稿ができるようになると思います。

細かい広告文に使えない記号などの規定もあるので、注意しましょう。

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5.予算の決定

5-1. 費用の概算

リスティング広告の予算は「目標成果獲得単価」×「目標成果獲得数」で求めることができます。

目標成果獲得単価とは、1つの成果を獲得するためにかかった費用のことです。

例えば、目標成果獲得単価が「2000円」で、目標成果獲得数が「月100件」とすると、ひと月の予算は20万円かかることがわかります。

目標成果獲得単価CPAの設定ができていないときは、Google AdWordsの「キーワードプランナー」を活用するといいでしょう。

そこで、キーワードと入札単価を入力すると、予想される費用や掲載順位が表示されます。

広告を打ち出す前に、こうしたシミュレーションをすることで、予算の使いすぎを避けることができます。

5-2. 予算を決める方法

予算の決め方は、簡単なものが2つあります。

1つ目は、売上目標をもとに予算を決定する方法です。

月10万円の売上を目標とする場合、商品単価が1000円だとすると100個売る必要があります。

目標成果獲得率が1%と仮定すると、100個販売するためには10,000クリックが必要です。

そして、平均クリック単価が100円だと仮定すると、用意するべき費用は100万円必要となります。

このように、売上から逆算していくと、予算を決めることができますが、実際の成果獲得率や平均クリック単価が異なる可能性もあるので、予算と費用はズレがあるかもしれません。

2つ目は、キーワード単価をもとに予算を決定する方法です。

Google AdWordsの「キーワードプランナー」などで、キーワード単価を検索してみて、例えば平均クリック単価が100円、クリック数が1000回見込めるとすると、予算は10万円になります。

仮に成果獲得率が2%だとすると、10万円の費用で20件の成約が見込めます。

まずは、少ない予算設定で失敗しても損失が少なくなるように、安全にリスティング広告を運用するといいでしょう。

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